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目的意識の積み重ね

毎年2月の上旬になると、出勤中の電車やバスの車内に普段とは異なる雰囲気が漂う。東京の近辺では中学受験と大学受験が2月の1週目から本格的にスタートとなり、受験に向かう親子、緊張した面持ちで単語帳を開く高校生応援にかけつける塾の先生だろうか、紙袋を持ちながらどこかソワソワとしているように見える。多くの子どもたちがこの特別な数日間に向けて努力の日々を積み重ねてきたのだろう。今は様々な受験スタイルがあるが、一般受験においては、中学受験は12年間、高校受験は15年間、大学受験は18年間、子供たちに与えられている時間は基本的にはほぼ同一であり、その時点まででの学びが周りと比べてどうであったか、というものが受験であり、それまでの時間の使い方が問われる日というのを学習塾を経営する友人から聞いたことがある。しかし、同じ時間を学習に充てたとしても、成果は異なり合否も変わる。どのような気持ち、心構えで学習にとりくむのか。いわゆる、モチベーションや目的意識の差が成果の差になるという。学習の成果を質×量で考えた際に、受験勉強を始めた時期によっての差はあるかもしれないが、究極的には生まれてから受験までの時間(=量...
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当たり前の日々に感謝を

今年の元旦は、輪島で震度7の地震が発生し、200人以上の方が犠牲となり、いまだに安否不明の方がいらっしゃるという事態。そして、翌日の2日には、被災地域へ救援物資を運ぶ予定だった、海上保安庁の輸送機と、日航機との衝突事故で、海上保安職員5名の尊い命が奪われてしまいました。ここに、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。そのような痛ましい災害・事故が続いた中で、世界中から奇跡だと称賛される出来事がありました。それは、1月2日に起きた、飛行機衝突事故で、日航機の乗客乗員379人全員無事に、脱出できた事です。報道などでご存知の通り、衝突した瞬間に機体から炎があがり、あっという間に機体を包み込んでいました。しかし、なぜ1人の犠牲者も出さずにすんだのでしょうか。それは、客室乗務員の方々の日頃のたゆみない訓練、そして勇敢な行動力や的確な指示のおかげだと言われています。美しい佇まいで、空の旅を案内してくださる、客室乗務員の方々が、この様な事故に見舞われた際には、一転して保安員となり、乗客の命と安全を守るために、活躍をしてくださったからです。突然の衝撃と炎で、パニック状態となった乗客から、「...
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2024年、自ら変わり行動する年に

年末、息子が塾を代えたいと言ってきた。とりあえず冬季講習を他塾に代えて様子を見ることにしたが結局「前の塾に戻したい」と言ってきたので、元さやに納まる事に。寄り道だったが、本人が塾の方針や先生に原因があるのではなく、自分自身の姿勢を変える必要があると考えるようになったことは良かったと思う。例年の事だが、年末年始は転職活動を考えられる方が増える傾向にあり、活動中の方は方向性の見直しや書類のブラッシュアップ、これからという方は人材紹介会社への登録を考えたりする。振り返ると、2023年はコロナから本格的に開放され、ようやく「日常を取り戻した」一年だったように思う。しかし、コロナ下で定着した新しいルールはそのまま残り、AIなどの普及も相まって似て非なる日常を過ごすようになった。単純に全てをコロナ前後で分けられないが、今までと同じ努力をしていても現状維持が難しかったり顧客へのアプローチの仕方に変化が求められる場面が多く、「なぜか、うまく回らないな…」と感じた人もいただろう。実際、転職のご相談を受けると、ご自身でも不調の原因がわからず、何をどうすれば良いかという整理に時間がかかる事も増えている。20...
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おひとりさま

今年も「あっという間だったな」と感じる季節がやってきた。お正月も含めた年末年始のお休みが待ち遠しくとも、クリスマスも忘れるわけにはいかない。12月になると、街は華やかなイルミネーションで彩られ、ジョンレノンのハッピー・クリスマスが流れる。街はどこかしら、おしゃれな男女が行き交い聖夜の訪れを感じさせる。これらはムードを高める素晴らしい演出で胸も高鳴る。しかし近年、クリスマスというイベントは誰かと楽しむものではなくなっているのかもしれない。統計によると、クリスマスを家族・パートナーと過ごす人は年々減少しており、一人で過ごすための「おひとりさま」用ケーキ等も人気があるとのこと。「おひとりさま」という言葉は、2000年前後から耳にするようになった。もともとは女性が一人で趣味や旅行を楽しむ意味で使われていたようだが、次第に男女問わず、「一人で行動するライフスタイル」を指す言葉として使われるようになった。様々な場面・場所で「おひとりさま」に心地よい価値を提供するサービス、施設が増えている。「ひとり焼肉」や「ひとりカラオケ専門店」など、元々2人以上で楽しむことが当たり前だった「焼肉」や「カラオケ」が...
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想像力を育むこと

先日ネットニュースで見た記事だが、遠足で動物園を訪れた児童(恐らく小学生)がアフリカタテガミヤマアラシに石を数個投げつけるという出来事があったそうだ。アフリカタテガミヤマアラシというのは、齧歯目の動物で、鋭く堅いトゲがあるのが特徴であり、普段はハリネズミのようにトゲは寝た状態だが、捕獲者に対しての威嚇や求愛行動の際に、約3万本の鋭いトゲが立つとのこと。トゲが立つところを見たかったのかもしれないが、動物に石を投げてはいけない、ガラスをどんどん叩いて脅かしてはいけない等、「してはいけないこと」という認識はあったと思う。「石が当たったら痛いだろうな」と想像することができない子がいることに危機感を覚える。このニュースを見た方々から動物園側に、同様のことが起きないように施設の改修を求めたり、禁止看板の掲示を呼びかける声が多数寄せられたそうだが、園側は、動物の生態を知ってもらえるように、あえて柵がない展示方法にしてあること、さらに「○○禁止!」という看板が至る所にある動物園ってどうなんだろう、という想いがありそれらの対応はせずに、注意を呼びかけるにとどめているそうだ。確かに、当たり前のことができな...
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自主性と自由の間には

先日、大学に通う娘からパニック状態で電話が入った、どうやら朝の通学時間帯に最寄り駅で人身事故の為、電車が止まり、復旧の見込みがたたず、駅が大混雑になっているとのことだった。どうしても単位を落とせない授業であり、間に合わないと大変なことになると大慌て。バスは大行列、タクシー乗り場は1台も来ないのに大行列、そしてみんな考える事は同じらしく、いつもは、所定のステーションに置ききれないほどあるはずの、赤色のシェアサイクルも一台もなかったそうだ。娘の、日頃からSNSを駆使した情報収集活動が役に立ったのか、前日に家の近くに出来た緑色の「アレ」の、ステーションができたのを思い出し、無事に緑色の「アレ」をゲットして隣駅まで行くことができたと報告がきた。隣駅から電車は動いていたので、当初より30分ほどの遅れで、電車に乗ることができ、授業にも間に合ったとの事だった。緑色のアレとは、最近街を席巻している「LUUP」だ。2020年頃から、試験的に導入後、試行錯誤の上、安全性を検証し、免許必要→免許不要、ヘルメット着用は努力義務、運転免許不要など、今年の7月1日から、大きく道路交通法上の改正がされた。これは、国...
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プロ意識が向かう先

先日、簡単な手術のため大学病院に入院し、4日間の病院生活を過ごしてきた。色々と非日常の体験があったのだが、特に若い看護師の皆さんの「プロ意識」が印象に残った。大学病院で短期入院の患者が多い病室だったこともあるが、とにかく勤務中はずっと忙しそうに動き回っている。時間ごとに担当病室の全ての患者の状態を確認しつつシステムに入力、その間も患者から色々な訴えがあり即時対応が必要か、先生の許可が必要かなどを判断。一つの作業が終了するとすぐに次の作業の準備を始めるわけだが、そんな中でも、一人一人の患者への配慮や気遣いを疎かにはしない。注射針を刺す、あるいは他愛のないコミュニケーションをとる中にもこちらが聞き取りやすい言葉を選んだり、タイミングを考えてくれており、それだけでも不安感やストレスが解消されるのを実感した。あれだけ忙しいと、その辺りはドライになってもおかしくないが、どんなにしんどそうでも配慮や心配りが崩れないのに強く感心した。看護師の皆さんにとってのホスピタリティというのは後付けのお飾りの要素ではなく、そもそもこの仕事を志す時点でその気持ちが無いならやっていない「太い幹」の部分であり、その幹...
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思考を短くして時間を創り出す習慣

働き方改革関連法の施行によって、日本のサラリーマンは以前よりもタスクに追われた日常を送ることになったのではないだろうか。目指すべきカタチとして「残業時間の削減」や「業務の効率化」が会社から推奨されるものの、働く個人の実体は混沌としている。転職支援をしていても、日々変化していく状況に対応しきれず困惑している人がとても多くなっている様に感じるからだ。一般的に馴染みのある効率を高めるための手法として「PDCAサイクル」が古くから活用されてきた。しかし、業務時間の圧縮が求められたり、業務が多様化する中で、この手法だけでは対応できないことが認識されつつあり、結果としてアップデートされた新たな手法へのシフトが始まっている。数多くある手法の中で、気になったものがあった。それは、「OODAサイクル」と呼ばれるものだ。ご存知の方も多いかもしれないが、元々はアメリカ空軍の戦闘機による勝率を高めるためのフレームワークであり、効果と汎用性の高さから既に多くの企業や団体で採用されている。そもそも「PDCAサイクル」とは品質管理や生産管理用のフレームワークであり、状況や前提が変わらない中での最適解を見つけるのに適...
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四季

春夏秋冬、日本には4つの季節がある世界でもはっきりとした四季があるのは、日本、カナダ、フランスだけだともいわれています。春は、爽やかな風と緑のいい匂い、太陽の日差しが暖かく、新しい自分のスタートを切る為の季節。夏は、ギラギラと照らす太陽と、入道雲、そうめんを食べ、蚊取り線香の匂いを感じながら、うちわで涼を取る季節秋は、春とは違う空気感、さらっと乾燥した風と色づいた葉が街の景観を変え、肌寒さを心地よく感じ、扇風機をしまう季節。冬は、低くどんよりした雲と、冷たい空気、ほてった体と心そして、アスファルトをクールダウンさせてくれる。人々が着こなしを楽しみ枯葉色をバックに鮮やかな色が踊りだす季節そんな中でも私は秋が好きなのですが、最近その期間(季間)が短く感じて仕方がありません。そんな素晴らしい四季が日本でも崩れようとしています。桜の開花は、この数十年間で1週間近く早まり、暖冬が続き、桜が勘違いし真冬に開花してしまったり、GWは、真夏の様な暑さとなり、熱中症で倒れる人が続出。お彼岸すぎても、真夏日が続き、10月の半ばにまだ半袖で出歩くことが出来るのですから。冬場にはコートを着る期間が短くなったり...
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AIの世界になっても

AIの世界。先日、米系ITアドバイザリー企業であるガートナージャパン株式会社が公表した、「今後5年以内に営業業務の60%が生成AI技術によって置き換えられる」と予測した記事を目にした。ガートナーの予測では、これまでは売り手が自ら様々なデータソースを分析・検証して、戦術・戦略を考えていた。しかし今後は、生成AIにより、社内外のデータソースを組み合わせ、複雑なプロセスを自動化することができるようになるため、営業組織のリーダーは、より深いインサイトに基づく新しい意思決定が可能になるということだった。つまり、極端に言ってしまうと、様々な分析によるターゲットリストの作成やアプローチのタイミング、各顧客の課題抽出、その課題解決のためのソリューション提案内容も全てAIが考えてくれるようになる日も近いということだ。しかし、AIに指示されたことを指示通り実行するだけ、言い換えれば、「理屈だけ」で売れるものなのだろうか?営業として非常に重要な「伝える力」の価値をどう位置付けるのか。当然、“顎が立つ”だけの営業が通用しないというのは、もはや定説。「誰に」、「何を」、「どのように」伝えるか、それぞれに関わる多...
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24時間走れますか

夏の恒例、某局の24時間テレビを今年も視聴させてもらいました。今年のマラソンランナーは、お笑い界で一世を風靡した後人気タレントとなり、「永遠の16歳」であるアイドルと結婚したHさんでした。年齢は私より少し上、多彩な才能を持つ方で芸能界を10年ほど離れておられましたが、2014年にバラエティー番組中心に復帰。今回の24時間マラソンを見事走り切り、感動のゴールテープを切りました、知り合いでもない私の涙腺も、見事に崩壊してしまいました。チャリティーマラソン、その始まりは30年ほど前に遡ります。「お尻がかゆい」ギャグを持つ芸人さんに、TV局が深夜に10分だけどうでしょうかと依頼したところ、「24時間走りましょうか?」と言って見事に走りきり、日本中を感動に包み込んだのが始まりでした。それ以来、毎年様々なタレントがマラソンに挑戦する姿を中継をしながら、スタジオでは、障害者への支援や、お年寄りへの支援、貧しい国への訪問、寄付などのドキュメンタリーを放送するという流れが定着しました。番組への温かい励ましや感動のコメントが増えるとともに、一方で、批判、誹謗、中傷などがSNSでも繰り広げられるようになりま...
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学び直しとキャリア構築

大手企業を中心に、社員の能力開発に力を入れている事例が増えている。特に情報技術の分野は、人工知能の発展や巧妙化するサイバー犯罪に対応できるセキュリティ等、時代の流れに適応するべく、会社全体で、座学によるインプットと実践研修を通じて専門人材の育成に注力している。ウイルスソフトを提供するトレンドマイクロ株式会社のように、業界・職種未経者でセキュリティ分野に関心のある意欲の高い人材を採用し、1年間かけて育成し2年目以降に各現場へ本配属させるような実例もある。ちなみに、こちらは今年4月から開始された取組みとして、先日の日本経済新聞にも取り上げられていたが、倍率は100倍とのこと。これは極端な倍率だが、学び直しに力を入れるのは企業だけでなく、働く側の関心も強くなっていると感じる。コロナ禍という緊急事態により、目に見えない不安が強まったこと、また、1人で過ごす時間が増えて様々な情報に触れる機会が多くなったことで、現在の職務の延長上には無い新しい知識や体験を求める動きが、一昔前より顕著になっている。どんなきっかけにせよ、学びをキャリア構築につなげていけるかは、ゴールが明確かどうかに尽きる。あるべき姿...
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こなし作業の罪

子供の塾の勉強の仕方が気になり、本人と話をした。一応、さぼらずに通っていて宿題もやれている。見ためでは悪い事はしていないのだが、何と言うか「出来るようになりたい」という意思が全く感じられない。「ただ、こなす事」の何がいけないのかを、うまく説明する事の難しさを知った。子供の勉強については「やる気スイッチ」という表現で、自ら動く状態にする大切さが説かれる事が多い。大人で言えば「目的意識」とか「自走」というところだろうか。何かを手に入れ、成し遂げるためにはいつもの自分ではダメ、負荷をかけないとたどり着けないとわかっていても、「つらい事をいかに避けるか」という逆算から始まると完全に本末転倒な状態となる。目的の無いアクションは成長を阻害するので自分も、周囲(会社)も不幸にする可能性が高い。仕事の種類や置かれた立場でも違うとは思うが、日常の通常業務には注意を払えるものの、対人の絡む業務、非日常な対応を必要とする業務に対しては一気にパフォーマンスの低下が起こることがある。経験を積んで熟練度が高まる事と、慣れによって緩む事は対極なのに見かけは同じなのが厄介で、自分でも気づかぬ間に、キャリア価値と寿命を...
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こだわり

最近、長野県の山の上にあるパン屋『わざわざ』という店についての記事を読んだ。年商3億円という驚きの売上を誇る店で、その成功の理由が興味深いものだった。記事によると、そのお店のオーナーは、「調理パン」ではなく「食事パン」に特化しており、食事パン二種類(食パンとカンパーニュ)を全身全霊込めて、品質向上に努めて提供しているそうだ。食パンに関しては近隣の牧場から新鮮な牛乳を仕入れ、僅かなイーストを使い、24時間かけて発酵させ、ガスオーブンで丁寧に焼き上げる手法を採用。カンパーニュは自家製の小麦酵母を活用し、同じく24時間かけて発酵させ、薪窯でじっくりと焼き上げる手法を採用している。こうした異なるこだわりのアプローチを通じて、この店は『わざわざ』という名の通り、全国から多くの人々がわざわざお越し頂ける繁盛店となった。この事例からも、仕事や商品の価値を高めるためには「こだわり」が不可欠と思われるが、二種類の食事パンの成功は、「顧客満足へのこだわり」が軸となっていると思われる。「こだわり」は時間のかかるものだが、このパン屋の店主のように商品においては「相手を満足させるためのこだわり」と店舗の立地に関...
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自分を知るためのツール

最近、若い人たちの中で流行っている事の一つに、MBTIという性格診断がある。先日、娘から「若い人の中で今流行ってる」と教えられて、私も面白そうだと思い診断をしてみた。このMBTI、心理学者ユングの分析心理学を元に、とある親子が作成した性格診断らしく、2021年頃にはお隣の韓国で既に流行っていたが、当時日韓関係があまり良くなかったため、日本ではなかなか浸透していなかったらしい。韓国では国民全員と言っていいほど浸透しており、タレントのプロフィールにも、この性格診断結果のタイプを記すというのが一般的だそうだ。もともと、第二次世界大戦時に男性が戦力として徴兵された影響もあり、女性が働きに出る際に自分に適した職業を見つけるために作られたといわれている。現在は、世界で多くの企業がMBTIを取り入れており、人事採用などに役立てている。「自身の性格傾向を知りたい!」という人や、占い・心理テストが好きな人など、世界的に多くの一般の方は、MBTI診断をカジュアルに楽しんでいるようだ。ちなみに、結果として出てくる職業は全部で16種類あり、【分析家】建築家、倫理学者、指揮官、討論者、【外交官】提案者、仲介者、...
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魔王の顔をした天使

月曜日の22:00から「転職の魔王様」という、人材紹介会社の仕事を題材にしたドラマが放送されている。漫画が原作なので実態と異なる部分も多いが、転職エージェントへの世間からのイメージを敢えて極端に描いていると感じるシーンもあり、自分達の見られ方を客観的に知る良い機会となっている。そして、業界の実態とは別の視点で、人を想うということについて印象に残ったシーンがある。(※以降ネタバレ含みます)小芝風花さん演じる主人公はキャリアアドバイザー見習いとして働き始め、成田凌さん演じる「魔王様」が教育係となる。彼女の初仕事として、大学卒業以降派遣社員として働いていた正社員勤務を希望する女性登録者を担当することになった。限られた選択肢の中から何とか希望を叶える為に、寝る時間を惜しんで求人を探し出し「魔王様」に提出した。ところが、求人案件を見るなり『やり直し。』と冷たく言い放たれてしまう。今持っている限りの知識で考えたのを分かったうえである。そこには、働くこと、生きていく事において主人公に何が不足しているのかを自分で気づいてもらう事が最も本人の為になるという信念が存在しており、「魔王様」なりの優しさと相手...
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チームメイトにも好かれる人

中古車販売会社の保険金不正請求が明るみになっている。記者会見も含めて、色々と突っ込みどころがある企業と感じたが仮に「経営体制が180度変わりました、膿を出し切りました!」と言われてもこの会社で車を買うのは、超逆張り発想の人か相当な猛者に限られるだろう。短期の数字にこだわり、信頼を裏切った代償はあまりに大きい。日常において信頼関係をベースに成立している事はとても多い。例えば、毎日保育園に子供を預けるのだってそうだし、顔の見える野菜の方が美味しそうに感じるのも同じ様な理由だろう。職場を例に出せば、リモート勤務の是非が問われたり、心理的安全性がことさらクローズアップされたりするのは、業務スキル以外の「人としての信頼」の存在感が大きいからだろう。組織に属している以上、仕事の実行は人間関係に紐づく事となり、ただ期日通りに終わればよい、ミスが無ければOKという単純な話ではなく、「誰とやるか?」という部分で仕事や会社の価値を大きく変化させる。きっと、大谷翔平にはスキルに加え「人として」も備わっているからこそ、チームメイトに「出て行かないで!」とまで言われているのだろう。この「誰とやるか?」軸で高い評...
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星野君の二塁打に捧ぐ

小学校の道徳の教科書から、「星野君の二塁打」という教材がなくなるという記事を読んだ。今年はWBCが開催されたことでこの話が注目されたのかもしれない。記憶にない方も多いと思うが、下記のようなあらすじだ。野球の試合で、星野君は監督からのバントの指示に逆らい、自身の直感を優先し、バットを振った。結果、彼は二塁打を打ち、チームを勝利に導いた。しかし、星野君の行動は監督からの指示を無視した行為であり、次の試合以降、出場機会を暫くもらえなくなったというストーリーだ。この日の星野君は第一打席からずっと不振で、最終回の打席を迎えた。彼は監督に「打たせて下さい。今度は打てそうな気がするんです」と訴えた。監督は「打てそうな気がする」という言葉で、作戦を変える訳にはいかない。ノーアウトなのでここは正攻法でバントでいくべきだという話があった上での二塁打だった。監督は星野くんがすぐれた選手であることを認めつつも、チームの統制をみだしたことを理由に当面の試合出場禁止を命じる。その事で、チームの戦力が落ちることは承知の上だった。更にはそれで大会で負けたとしても仕方がないとまで伝えていた。星野くんには監督の言葉ひとつ...
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主体的なキャリアの構築

中小企業の倒産が増えているらしい。東京商工リサーチの調べによると、2023年上半期の倒産件数は前年同期に比べ3割増え、4000件を超えるそうだ。コロナウィルス禍による手厚い資金繰り支援で延命してきた企業が、その返済時期を迎え、さらに物価高・人手不足により非常に苦しい状況に陥っている会社が多いとのこと。産業別で見ると、建築業を始め製造業、小売業などが多いとのことだった。一方で、大手企業では、昨年は過去最高益でも大規模な早期退職を募っている会社もある。上記のニュースと同時期に、塩野義製薬株式会社が約200人の早期退職者を募集すると発表していた。塩野義製薬といえば、国産初のコロナの飲み薬がよく知られているが、業績好調の今だからこそ、さらなるグローバル化の加速や、新規事業の確立などを目指し、人材のポートフォリオを見直し、人事制度も新しく導入する予定とのことだった。共通して言えることは、終身雇用が崩壊しつつある今、規模の大小関係なく、組織に頼るのではなく、社員一人一人が自立して自らのキャリアを考える必要がある、ということ。どこでも通用するスキルや能力の習得を、自らが積極的に身につけなければ、今後...
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7の魅力と思考の魅力

今日は7月7日、「七夕」ですね。彦星と織姫が1年で一度だけ会うことができる日が、七夕だということを皆様もご存知かと思います。七夕とは「七」の日の「夕」と書きますが、これは7月7日の夜のこと。十五夜(=15日の夜/満月)になる手前の「上弦の月」を意味します。上弦の月の頃は「あの世」と「この世」が半分ずつになる日と言われており、両世界の境目が曖昧になる日が7日です。つまり、上弦の月から始まって十五夜まではご先祖様達がこの世に存在する日。十五夜、すなわち満月になればまたあの世に帰っていきます。このことからもわかる通り、七夕とは本来ご先祖様を供養する盆行事だったとも言われています。さて、7月7日ということもあり、このブログをご覧の皆様は「7」という数字を聞いて何を思い浮かべ、何を想像する事が出来ますか?今日はこの「7」という数字について少し深掘りをしてみようと思います。日本での「7」というと・「七つ道具」「親の七光り」「七変化」「七福神」(ここだけの話、七福神のうち恵比寿様だけが日本の純国産の神様だそうです)・「七転び八起き」は、本当に7回転んだ人のことを表現しているわけでないですが、7が使わ...
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思考の蓄積はAIに勝る

Chat GPTがリリースされてから、AIの活用事例や、賛否を問うようなニュースを目にする機会が増えている。6月28日(木曜日)の日本経済新聞に、「AIを搭載した初の政府顧問」として、ルーマニアで行政に活用された取組みが紹介されていた。SNSなどに投稿されている国民からの要望を自動で拾い上げ、政府に報告することで民意を可視化するものだ。AIの利点の一つに、人が介すると途方もない時間を要するデータ解析を瞬時に行い、膨大な情報の中から、問題点や最適解を示唆できることがあり、ビジネスシーンでの生産性や正確性の向上に寄与している。しかし、膨大な情報を解析して導き出したもの=公平で最も正確性があるということにはならない。作られた文章が意図的に情報操作された可能性もあれば、システムの不具合等で誤った情報が発信されることもあり、生成AIの不具合の事例も報告された事例もある。仕事をする以上、AIの活用に関わらず、情報に振り回されず、活用する側になりたいと思うところだが、それは日々のインプット・アウトプットの思考習慣で決まるだろう。例えば、朝のニュースを誰かにアウトプットする場合、信頼できる情報源であろ...
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修造チャレンジ

同僚の机の上に松岡修造氏監修の日めくりカレンダーが置いてある。かなり昔のものだが、書かれているメッセージは想像通りで「目指せ自分チャンピオン!」など熱さ溢れる仕上がりになっている。ファンじゃないのについつい眺めてしまう不思議な魅力がある。先日新聞にアメリカの会社がまとめた「職場環境調査」の記事があり、それによると日本は対象国145か国で最下位、仕事への熱意や職場への愛着がある社員は全体の「5%」との事だった。鵜呑みにするわけではないが、20人に1人しか「この仕事が好き」だと思っている人がいないならば、何とも寂しい結果だと率直に思う。仕事柄、様々な業界、年齢、職種の方とお話をする機会が多いのだが、その中で必ずお聞きするのが転職理由だ。これもまた理由は様々だが、多いのは人間関係や会社の評価、経営の方向性等になるだろう。妥当性がある様に感じられるのだが、少し掘り下げて話をお聞きすると「うーん、言うほど悪い会社ではないな…」という見方に変わるケースも多い。そういう場合、ご本人の「不満」に対しての向き合い方や取り組み方にあまり主体性が無かったり、自分本位である点が共通していると思う。耳が痛い話だ...
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オーバーワーク

近年、日本の職場は「ホワイト化!?」が進んでいる。「働き方改革関連法案」「パワハラ防止法」などの法律が施行された。さらには、コロナ禍でテレワークが拡大したことによって、数十年前にくらべるとビジネスマンにとっての就業環境はずいぶんと改善されたと言われている。しかし、多くの方のホワイト化の半面、その反動で負荷が多くなっている人がいるとも聞く。というのは、経営サイドは働きやすさという環境を与える代わりに、見合った成果を求めるからだ。その結果、会社が知り得ない「隠れオーバーワーク」に悩む人も多い。オーバーワークに悩んでいる人の多くは、能力の差はあったとしても会社からの期待に応えたいという想いは強いように思われる。そして、がむしゃらに成果を追い求めた結果、勤務時間内に終える自身のキャパシティを越えて、深夜や休日に仕事をし続けるというループから抜け出すことができなくなっている。会社の期待に応えるのは当然のことだが、自身への過度な負担は自滅の一途をたどる。一方で、マイペースで仕事に取り組む人もいる。一定のペースで仕事をこなすので、突発的な対応等が増えるとその分の時間がどんどん加算されていく。自身の作...
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英語を話すために必要なこと

最近ではリスキリングが注目されていることもあって、英語力を身につけることを目標にされている方も多いだろう。Googleで「英語を話すために必要なこと」と検索にかけると、英会話教室のホームページがずらずらっと並び、相手に伝わる英語を話すために正確に発音すること、目標を持ち継続することなど英語を勉強するために効率が良い方法について記載されているものが多かった。これは私自身の経験なので、異なる意見もおありだと思うが、英語を話すために必要なのは、「度胸」「教養(基本の知識)」そして、「自ら考え自らの意見を持つこと」だと思う。私は、高校を卒業してすぐに留学させてもらったため、あまりにも世の中のことについて知らなすぎたように思う。最初に通った語学学校では、世界中の人たちが集まっていたが、どこの国とどの国は歴史的背景から仲が良くないようなことは全く分かっていなかったし、物事の道理すらよくわからず、「そんなものなんだ」で済ませてきた。何も知らなかったからこそ、柔軟に吸収できた面もあったと思うが、いざ授業で討論したり、世界の異なる文化圏の人たちとある出来事についてディスカッションしたときも、何を話したら...
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ダジャレ

「布団が吹っ飛んだ」「いくらはいくら?」「帽子が飛ばされハットする」などなど、昭和生まれの人達はよく耳にしていた「ダジャレ」。当時は、お笑い芸人がテレビでネタとして使っていたり、学校では友達同士で言い合っていたり、子供から大人まで幅広く浸透していた「ダジャレ」ですが、いつしか「オヤジギャグ」と呼ばれて、若者は使わなくなり、年配者も「オヤジギャク」と言われると恥ずかしいという思いが先行し、今では絶滅危惧種のような扱いになってしまいました。そもそも、「ダジャレ」の語源は、日本の貴族や華族のたしなみである「洒落」の中でも、その程度の低いもの。ということで、駄目な洒落→「駄洒落」と言われるようになったという説があります。「洒落」は、貴族や華族の嗜みとして必須の教養のようなもので、その昔は、和歌を詠む時に多用される掛詞(かけことば)に似たものでした。同音異義語を、瞬時に組み合わせ、元々意味のない2語で面白い短文を作り上げる(少なくとも本人は)。まさに「かけことば」の世界観と同じです。きっとこれがヘタであると、当時の恋は実らなかったのかもしれません。今このブログを読んでいただいている皆様の中で、最...