未分類 過ぎたるはなお及ばざるが如し
もう20年も前の事になりますが、大学生として東京に出てきた際、夜になっても電気が消えない街に少なからず感動したことを覚えています。コンビニ、ファストフード・・・様々な場所が1日中営業している。今では私の地元でもありふれた光景になってしまいましたが、当時は「そこに人がいる」という事実だけで、地方から出てきた若干の心細さに安堵感の様なものを感じた記憶があります。慢性的な人手不足や費用対効果などを考慮し、24時間営業や年中無休をとりやめる企業が外食産業や小売業界中心に続々と出てきました。働き方改革というお題目も後押ししていると思いますが、いわゆる「過剰サービス」に見直しが図られています。一抹の寂しさも覚えますが、当然の判断だと思います。信じられない事が当たり前のサービスとなり、その利便性を享受して心地よさを覚える一方であらゆるものがごく短いサイクルで変化するがゆえに、即時対応することを同時に受け入れなければならない世の中です。何が必要か、何が大切かをじっくりと考える時間が減り、日々の仕事や転職についてですら、しっかりと考える時間を持たずになんとなく、表面的かつ反射的に行う方も多いような気もし...