2024-08

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ポジションを取る意味

「ポジションをとる」という表現がある。色々な使われ方があるが、シンプルに言えば「自分の立ち位置を明確にする」という意味合いである。どうでもいい例で恐縮だが、子供に「ごはん、どこに行きたい?」と聞いた時に「どこでもいいよ」と反応されると、「こらこら、ポジション取れよ!」と思うことがある。しかし、この場合は親が結論ありきのコミュニケーションをしてしまっている可能性も高いので(親が行きたい場所に誘導する)、身勝手な「ポジショントーク」を反省した方がよかったりする。話を元に戻すと、例えば、マーケティングの基本にも「ポジショニング」いう考え方が出てくると思うが、突き詰めれば「差別化の大切さ」ということになるのだろう。まず、買ってもらうには知ってもらうこと、興味を持ってもらわないと始まらない。また、スポーツではポジション取りが勝敗を左右する。先日のオリンピックの男子サッカー準々決勝では日本のゴールがオフサイドで取り消され、敗退の遠因となった。これは、ルールに則って自分たちのポジションをどう取るか?という戦術の中でギリギリを攻めたからこそ発生したシーンである。しかし、ポジショニングの失敗は彼らの胸に...
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活力

最近は、暑さもあるが休んでも疲れが取れないと感じている人が多いのではないだろうか。働き方改革により、休むための制度は整ってきたものの、「疲れている」と感じている日本人の割合が他国と比較すると多いという調査結果もある。日本人は仕事に没頭しすぎている事の表れだろうか。私自身、自宅に持ち帰って仕事をすることもあり、仕事に追われている感覚が抜けない時もある。メリハリのある仕事が出来ているとは言えないのかも知れない。日本人は以前から他国のビジネスマンと比べても、仕事をしすぎる傾向がある。しかし、最近では働きすぎるということ以上に、「正しい休み方」を知らないことが、慢性的な疲労に繋がっているという指摘も出ている。近年、「休養学」という考え方が注目されているようだ。一般的に認知されている「活動⇒疲労⇒休養」のサイクルでは十分な“活力”が回復しないと言われている。本来、理想的なサイクルは「活動⇒疲労⇒休養⇒活力」であり、このサイクルを意識しないと、いくら睡眠時間をとっても疲れが取れず、結果的にパフォーマンスの低下を招くそうだ。長年、休養に一番必要なことは睡眠だと信じられていた。しかし、長時間睡眠を取っ...