2024-12

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バトンをつなぐ

今年も残すところ一週間ほどとなった。そんな師走の忙しい最中、数年ぶりにインフルエンザになってしまい、会社に迷惑をかけてしまった。幸いにもメンバーのフォローもあり、お客様にご迷惑をかけずに済んでほっと胸を撫でおろしている。自分がインフルエンザに感染して生じたメンバーの負荷というのは、突発的なものなので、質を落とさずにフォローするのは難しいはず。そう考えると、自社のことながら素晴らしいメンバーだなと感心する。コンパクトな組織なので全員が私をよく分かっているのと業界に専門特化しているので皆がそのカテゴリに精通しているというのも、大きな要因だと思われるが、日ごろから「バトンをつなぐ」という意識が皆の中に強く存在しているのも大きいのではないかと感じた。病気やケガ、あるいは一生懸命やっていても起こるミス(ヒューマンエラー)はどんな業界・組織においても避けられないものだろう。思うに、ミスをゼロにすること以上に、二つ重要なことがあると私は感じている。一つは「周囲が大枠として『ぶれない』フォローができる状態にある」こと。当然、担当者以上に各案件の詳細を知る事は出来ていないと思うが、この組織やチームにおけ...
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自分を突き動かすもの

年末になると人と会う機会も増え、同級生や昔の友人と集まることが多くなる。先日会った友人は、年末に柔術の大会に出場するために練習漬けの日々だと話していた。「30代後半になってから、泣くほどハードなトレーニングをすることになるとは思わなかったよ」とはにかんだ笑顔で話す表情は、言葉とは裏腹に、とても充実した良い顔をしていた。彼は、普段は別の仕事をしており、柔術は半年くらい前に始めたらしい。最初は「日常生活に何か彩りが欲しい」と思って始めたそうだ。柔術を始めてからの彼は、明らかに変わった。フィジカルな面だけではなく、普段の仕事もより充実しているように見えた。生き生きと仕事も練習もこなす彼の話は、嬉しさとともに、うらやましくも思えた。何となく流れる日々の中、「このままじゃダメだ。変わらなくちゃ。」と思ったことがある人は、少なくないと思う。そのときに、実際に行動に移せるかどうかが、その後の大きな差となる。彼の場合は、変えたいと思ったときに体験レッスンを受けるという行動を起こしたから、今の充実がある。頭では解っていても、実際に行動に移すことは簡単なことではない。そんな自分を動かしてくれるものは何なの...
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筋トレと意識

短い秋が終わり、年末に向けて少し浮ついた雰囲気の街中。年末年始にしてしまうであろう、暴飲暴食への危機感からか24時間フィットネスジムの看板がやけに目につく。調べてみると、コロナ禍で落ち込んだフィットネス需要が急回復しておりこの2.3年で1000店舗以上に増えているとのこと。このようなフィットネスジムを使い、体を鍛える人が増えてきているがどこに負荷をかけているかを意識しながら、正しい方法で実施する事が重要らしい。何も考えず、闇雲に体を動かし、重りを増やすだけでは効果が半減するだけでなく、怪我につながり逆効果とも言われている。自らに負荷をかけ、鍛えるという意味では、学業や仕事のスキルアップも筋力トレーニングと、重要となるポイントは共通するように思う。昨今、上司や同僚からの「指摘」を素直に受け取ることの出来ない人が増えているという。𠮟られ方研修というのもあるらしく、その問題が珍しくないことを物語っている。内容を見てみると、叱られた内容をポジティブにかつ建設的に受け止める力を養うために、何故指摘されたのか、指摘された内容を改善すると、どのようなスキルアップにつながるかといった思考をケーススタデ...