2024-11

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誕生日のサプライズ

先日、娘がハタチの誕生日をむかえました。妻が自然分娩で産みたいという想いもあり、お産の家と呼ばれる「明日香医院」での出産。分娩台に乗らずに、自然に寝ている姿勢で出産をするという20年前の貴重な経験。当時、助産師さん達が、なかなか産まれてこないお腹の中の娘に向かって、「あなたはまだ出てきたくないんだね、出てきたいときに出ておいで」と話しかけてくださったことに驚いたのを昨日のように覚えています。のんびり屋の娘は、予定日から5日遅れで産まれてきました。あれから20年、笑顔が多かった気がしますが、友人との別れやけんか、進路に悩んで大泣きしたことなど、色々な事がありました。それでも健やかに育ってくれたことに感謝しています。我が家の誕生日はバースデーを歌い、ケーキのろうそくを消すセレモニーくらいですが、今回の誕生パーティーは、ハタチのお祝いという事もありレストランの個室で開催。最後に両親からのサプライズも仕掛けておきました。娘がトイレに立った隙に、プレゼントのネックレスを息子に持たせ、戻ってきたら驚かせようと、準備をしていました。扉があき、弟が立ち上がろうとしたところ、彼女の手には大きな紙袋そして...
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安全性の入り口

人と話すことを生業としているのに恥ずかしい話だが、プライベートで初対面の方と二人きりになると何を話そうか迷う事がある(例えばパパ友とか)。顔は知っているけどその人の背景を知らない、でも話さないとダメな時。ぎこちない会話で何とかその場を凌ぐわけだが、やはり少なからず「相手に響く」やり取りをしたいと思うと、相互に「取っ掛かり」みたいなものがないと非常に難しいと感じるのだ。仮に、同じ職場で働いていても「響く」かどうかはわからない。先日、友人が顧客対応について後輩にアドバイスをしたところ、置物に話をしているかのような虚しさを感じたらしい。後から聞いて理解できたのだが、その会社は良くも悪くも顧客とサービス内容が昔から固まっており(安定ゆえの現状維持)、売上は年々減少してはいるがそのスピードは極めて緩やかで、皆の危機感が薄い職場だということだ。経営の方々も「うちはこのままで大丈夫」という思考になっているので、組織としての最低限のメンテナンスすら怠ってしまう事に罪悪感もない。注意された後輩からすれば、私の友人の方が奇異に映るわけで、会社は潰れない、やってもやらなくても評価は同じ、大きなクレームになっ...