ルール化 単純なルールで大きな差
何気ない日常の中でも、段取り力の違いを感じる事があります。例えば、旅行の計画や年末の大掃除、あるいは接待の場面など。気の利いたことを当たり前のように実行する人がいます。その行動に関心や感謝をしつつも、よくよく考えると「どうして自分は気づけなかったんだろう?」と思うくらい、小さな配慮の差だったりします。しかし、その場で気づける事、あるいは実行できる事、これ自体に大きな価値があり、差がつくのであって、その内容が高度かどうかはあまり重要ではありません。段取り力というのは「仕事がデキる、デキない」に非常に強く相関している能力の一つだと思います。この能力の差には様々な要因があると思いますが、個人的に最近思うのは「とりあえず唾をつけてみる」という感覚がとても重要だという事です。物事には期限や相手が存在するという前提は、ほとんどのケースであてはまると思います。そんな中で、与えられた課題を大事に箱に収めたままにしておく時間が長ければ長いほど、結局は触れたり考えたりする回数や時間が少なくなるため、その仕上がりも期待値を超えられなかったり、自分も納得できなかったりする事が多くなってしまいます(非常に単純な...