2012-05

キャリアについて

“人生死ぬまでのひまつぶし”

何か物事を考える上で、常に決断を迫られる瞬間、瞬間というものが連続しているように思う。モノの考え方として、どんな出来事でも仕事でも、本道たる道に沿って考えるようにしている。そのために、外してはならない筋は何かをまず考える習慣を持つようにしている。その実践で結論を出すことが少し早くなったような気がする。何かに取り組むとき、最初に“今回の筋って?”と思いを巡らせるようにしている。単純な私は、ひとつだけを考えるようにしています。『関わる全ての人にとって幸せなことなのか!?』を俯瞰から見ることである。その最優先事項を明確にした上で、進めることにしている。その筋に沿って判断する。ダメはダメ良いは良いシンプルにそれだけを考えるようにしている。自分自身をも俯瞰から見て判断し、第三者目線で現実を見据えて判断するのである。その決断を誰かに伝えるときの表現には工夫をし、時間もかけるのだが、問題が起こったり、何かにぶつかった時、時間をかけて難しく考えるほど外れていくもので、時間が勿体ないと感じる。それならば、その時間で気の合う仲間達と色んなことを話したり、何かをしたりして楽しむ方が、限りある時間を有効に使え...
ルール化

本当のサービス

顧客のことを真に考えたサービスとは、何だろう?最近、自分の営業スタイルを見直す出来事があった。私は2010年7月から、某社のスマートフォンを利用している。契約しているキャリアでは初めて製造されたスマートフォンだ。当時2年契約を前提の下に購入したのだが、5月に前倒しで機種変更ができ、さらにキャッシュバックもあるというお得なクーポン券が送られてきた。どうやら初代スマートフォン購入者限定のサービスらしい。利用中のスマートフォンはOSが古く、新しいアプリには対応していなかったり、動作が重いなど、不便さを感じていた。そろそろ変え時だと思い、クーポン片手に某社のショップへ行った。番号札を手に取り、順番を待つ。発売中の機種を眺めながら、変えるならこれだなぁなどとぼんやり考えていると、自分の番号が呼ばれた。カウンターへ行き、クーポン券を見せながら事情を説明した。また、この夏に新機種が出る情報もキャッチしていたので、念のため現在発売中の機種との違いも聞いた。すると、店員のお兄さんは「もし新機種が気になるなら、夏モデルが出るまで待ったほうが良い」と言い切った。ITに疎い私にはよく分からなかったが、最新OS...
ルール化

即決即断

弊社は外資系企業様の案件が多く、私は社内翻訳を担当している。英語を日本語に翻訳するにあたって、時に、適切な表現が何なのか頭を抱えることがある。取引先で、驚くべきスピードで翻訳をこなされることで有名な方がおられるので、秘訣を尋ねてみた。「私も、以前は職人気質というか、考えこんでしまう方だったんです。下手の横好きで将棋を指すんですが、名人の言葉に出会ったのは、そんなときでした。『長考というのは、多くの場合、考えているのではなく悩んでるだけだ』。それ以来、自分の身の丈を知るというか、長く考えても同じだな、ということは、スパッ、スパッと決めるようにしてきました。『下手の考え休むに似たり』だったんですね。長く考えることもまれにありますが、それは、『考えると良い成果に結びつく』と判断したときだけです。求められる質を時間内に満たすことを心がけ、こりすぎないようにしています。時間をかけようと思えばいくらでもかけられる作業なので、作業部分を細切れにして、ストップウォッチを使い、各部分が決めた時間内に終わるよう心掛けています。エンジニアだったこともあって、各プロセスを圧縮というか最小化するのが楽しいんです...