2020-10

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感謝

最近、私の中で感謝の気持ちを持つことが増えている。感謝の気持ちを表す「ありがとう」という言葉。そこで最近「ありがとう」と感じた時や言った場面を思い出してみた。・友人と外食している瞬間(少し前までは自粛であった)。・家族とくだらない話で笑っている時。・仕事で上司にご指摘いただいた時。・先輩に時間を割いていただき、アドバイスをいただいた時。・先輩から夕食をお誘いいただいた時。・メガネを新調した際に、とても丁寧に接客された時。・欲しい商品の在庫が無く、店員が「他の店ならありますよ」と親切に教えて下さった時。そこで、何故感謝することが増えたのかについて理由を考えてみた。理由は二つある。一つ目は、ただただ年をとって感慨深くなったのかもしれない。二つ目はコロナウイルスの影響である。今までの「当たりだと思っていたことが、当たり前じゃなくなった」ことで、普段当たり前に思っていたことが、実に大切なことで、ありがたいと感じるようになった。理由はどうであれ感謝の気持ちを持つと、実に気持ちが良いものだ。次にメリットを考えてみた。①ポジティブになれる感謝の気持ちを示すことで、ネガティブな感情を消してくれるので、...
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与えられる人から与える人へ

このブログで何度か話題に取り上げたことがあるが、弊社では毎週、社内勉強会を開催している。毎回、持ち回りで各自が講師を務めているが、先日は、特別ゲストに講師を担当していただいた。この方は、以前、弊社のご紹介で転職が決まった方だ。転職決定後はご登録者様の個人情報を削除するため、通常、弊社から転職が決まられた方にコンタクトすることはないのだが、この方は入社した企業で実力を認められて、人事にも関わる幹部になられたため、弊社からの組織・人事コンサルティングを通して、お付き合いが続いている。勉強会は、チーム形式で対戦するというワークショップを交え、白熱した雰囲気で進んだ。残念ながら詳細はここには書けないが、内容・伝え方も含め、ものすごく勉強になった、気付きがあった、日々の業務に活かしていこうと、参加した全員が、終了後に次々に口にしていた。今回の勉強会は、講師ご本人のお申し出により実現したものだった。転職決定前からお世話になっているから、何か役に立てることがないかということで、お話をいただいたのだが、私どもとしては感謝しかなく、その人間性の素晴らしさに頭が下がってしまう。弊社はコンサルティング会社で...
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人は、変化を受け入れたくないという気持ちが無意識のうちに働き、ついつい安易な行為を選択してしまう傾向がある。誰もが生活する中で(仕事でもプライベートでも)そのような経験があるのではないだろうか。楽をすること自体に罪はなく、寧ろ誰もが楽なことをしていたいものである。しかし、同時に自分自身を衰退させているということを忘れてはならない。楽をすることと、効率化を図ることは違う。楽とは惰性であり退化する。しかし、効率化には進化がある。ビジネスマンの多くが勘違いを起こしているのではないだろうか。楽には良くて現状維持、もしくは後退しかない。ビジネスシーンにおいては今までの経験という貯金で一時的にその場に留まることはできるが、後続の追随や世の中の発展に対応しなければ取り残されてしまう。効率化を図る行動には、現状維持もしくは前進する可能性がある。ビジネスシーンにおいて最も重要視されるのは効率化を図る為になされた過程である。そこには知恵の結晶と努力の痕跡があり、経営者や評価者(reviewer)が見ているポイントでもある。例えすぐに結果が出なくても、次回への成長が期待できる。この意識の差が大きな違いを生み...
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求められる変化のカタチ

ふと気づくと、なんとなく受け入れていた有料レジ袋。違和感はまだあるものの、まあこんなものか、と思って適応している自分がいる。コロナの影響によって、自分の感覚が「変化モード」になっているのかもしれない。その変化の筆頭格であるテレワーク。最近はその是非について語られることも多いが、そもそも、一年前にこんな状況は想像すらできなかった。実際にクライアント様の状況をお聞きすると、もはや定着している企業様もとても多い。直行直帰の営業やフリーランスでもない限りありえなかったことが、日常へと変化しつつある。選択肢が増える事は良いことだし、ハンコの例も含めて凝り固まった慣例が見直されたのはコロナショックの副産物としてポジティブなものだと思う。しかし、単に変化を受容するだけではコロナに奪われたものを取り返すことはできず、負け越したままだ。この状況で新しい正解にたどり着いて初めて、適応したことになる。強制的に起こる外的変化に対して、合わせていくのは比較的たやすい。同調圧力含め、和を貴ぶ感覚が日本人は強いからだ。しかし、自らの意思で定めた目標のために、何かを変えていく事、継続していく事はとても難しい。特にルー...
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律する

最近、薬物事件や不倫騒動が相次いでいる。騒動を起こした本人が「世間を騒がせた」といってマスコミから叩かれるのは、よく理解できない部分がある。「世間」とはどこまでを指すのだろうか?現にタレントの不倫は私に何の影響もなく、誰かの薬物使用も縁の無い話だ。しかし、仕事上の所属事務所やテレビ局、CMのスポンサーには多大なる迷惑をかけている。そもそも、なぜこういう騒動を引き起こすことになってしまったのか。それは、自分のわがままな欲求に勝てなかった。自分を律することができなかったからだ。律することが出来ないのは、自らの行動によって、ステイクホルダーの方々に迷惑をかけてしまうという想いに至れず、それを上回る歯止めの効かない欲望に支配されてしまったのかも知れない。このような話しは決して他人事ではない。誰しも何かしら、人に迷惑をかけてしまいながら過ごしている。仕事でもそれは同じことが言える。「やるべきことをやりきらなかったから」というものもその一つ。自分がやらないことで同僚や会社に迷惑をかけてしまうというものだ。やりきれなかった理由もいろいろあるかもしれないが、例えば、目標に対して現状が追い付いていないの...