2014-03

感動したこと

女性の皆様(妻含む)から学ぶこと

もうすぐ1歳半になる我が家の息子について、先日私と妻との間でちょっとした意見の食い違いが生じました。簡単に言えば、「教育について親が何かアクションを起こすタイミングはいつぐらいからが妥当なのか?」というテーマでした。わりとのんびり構えている私はしばらく先でいいのではないかと話したのですが、妻は今からでも何かできることがないか、そう考えていた様です。この4月から保育園に預けることがようやく決定して妻も職場復帰することもあり、今のうちに話し合えること、考えられることについて整理しておきたいという気持ちがそうさせているように思えました。妊娠してから実際の出産、そしてこれまで1年半の子育てに集中してきた子供中心の生活から仕事に復帰することの不安と期待感、さらに子育てとの両立などを現実的に考えると、少し焦りにも似た感覚があるのだと思います。特に私は生活が不規則であり、平日はほとんど子育てらしい子育てに参加していないのが現状としてあるため、事実上戦力外としての扱いを受けております。そんな状況で自分が仕事に復帰したら子供のことはどうなってしまうのか、妻としては当然の不安感だと思います。やはり、仕事と...
出来事

神田川

「あなたはもう忘れたかしら……」の歌詞で有名な、神田川。東京在住の方にはおなじみだと思うが、その神田川沿いの土手の上に、御茶ノ水という駅がある。ふと、幼い日のことを思い出した。朝早く、父と二人で郊外の自宅から出てきて、東京西部の奥多摩までハイキングに行ったことがあった。そのときに、乗り換えたのがこの駅だった。その日も、あたりに霧が立ち込めていた。今回、同じようなシチュエーションを経験したことで、ふと昔を思い出したのだろう。最近他界した父は、物静かな人だった。寡黙な昭和のお父さんというイメージの人だった。今だから言えるが、私の幼いときは、非常に近よりがたく、昔は、父に怒られるのが恐くて仕方がなかった。しかし、振り返ってみると、仕事で疲れていて、休みたいはずの土日に、何度も私を遠くに連れていってくれたこと自体、家族に対する父の思いの現れだと思うようになった。自分自身、一歳半の息子を持つ身になり、休みの日はどこに連れていこうかと、最近あれこれ考えるようになった。そんな中、より一層父のことに思いをめぐらすようになった。昔を振り返ると、父が厳格な人だったということもあり、父と共に過ごした時間が、...
ルール化

ガラパゴス携帯!?いやガラパゴス経済です!

リストラと聞くとネガティブなイメージがつくかもしれません。実際、人員整理・解雇ということが真っ先に頭に浮かびますし、そのようにすることを「リストラ」という代名詞にしてきた国です。そもそも、リストラというのは「リストラクチャリング」の略語であり、人員削減・解雇だけを指すのではないということは一般的な解釈でしょう。ただ、今までは終身雇用という名目上、余程のことがない限りリストラクチャリングは行いませんでしたし、時代の成長力も相まって何とか切り抜けてきた為、事業整理なども必要なかったのかもしれません。外資系企業や国内系大手企業が事業整理の名のもとに、人員整理を始めることが必然になってきたため、企業側も終身雇用の義務から解き放たれ、まともな成長曲線を描くようになってきたように感じます。さらにこの頃は経済も良い循環になってきたと吹聴されれば、そこまで業績向上していない企業は更に焦りを感じ、足早に構造改革を半ば強制的に行おうとする擬似的な自浄作用が働くのではないかと思います。このあたりが昨今の景気が良いと言われているのに企業がリストラする理由の一つとしてあるのだと感じます。日本企業は少し経済の良い...
ルール化

四季と幹

関東でも2週にわたって大雪が降り、珍しい積雪が2週の週末で見ることができました。普段、雪かきなど行う必要がないエリアなので雪に対する対応が不慣れであり、珍しい物を見たという感動と実際に生活する上での面倒さが一緒になった週末でした。2013年は夏が盛況をきわめ、10月に入っても猛暑日が続き、すぐに冬へ入りました。秋を感じる間もなく、冬に入りました。2014年は2月の終盤で大雪の連続、さすがに春を通り越して夏が来ることはないと思いますがが、それでも大幅な気候変化が続いているように感じます。特にここ数年は気候変化が激しく、子供の時に感じた四季が乱れていると感じるようになりました。これだけ温暖化などの環境変化が叫ばれているのですから、四季が狂うのも必然な気がします。元来、四季は季節の移ろいをあらわし、それに伴い生活環境の変化が来ることを予測して生活基盤の指針となるようなものとして日本は活用していました。春が来れば、入学式や新入社員の時期、お花見などの宴も日本ならでは。夏が来れば、学校の夏季休暇に始まり、夏イベントの目白押し。秋が来れば、気温の低下を徐々に感じ、草木や花の変わりに目や鼻が敏感に反...