未分類 応援者の作法
少し前の新聞の記事で、「子供の就活に干渉しすぎる親」について書かれたものがありました。「有名な会社がいい」、「地元にしろ」、「営業はきついからやめとけ」等、一方的な価値観を押し付けたり、もっと度を越してしまうと、面接に親が同行したり、人事に親が電話して福利厚生を確認したりなど、「本気ですか?」と突っ込みを入れたくなる様な過干渉の例があるようです。親が子供を思う気持ち、というのはいつの時代も貴いものだと思いますが、ここまでくるとさすがに逆効果になるのは、冷静になれば誰でもわかるはずです。それでも、我が子の事となると止められない。最初は良かれと思っているのに、最後は自分の思い込みやエゴで子供を操るという結果になってしまう。「あなたのためにやっている」と思うから、自分ではとても気づきにくい。人材のコンサルタントにも同じ様な事が言えます。数々の転職者様の悲喜こもごもを、幾度となく目の当たりにすることでその疑似体験をしている様な面があります。そのため、職種や業界、年齢や転職回数という属性を見ただけで、何でも分かっている様な錯覚を起こしがちです。結果、本人の気持ちを無視したお仕事の提案をしてみたり...