未分類 東京オリンピック
アスリートたちがインタビューで真っ先に口を揃えて言っていたのが、「開催していただきありがとうございます」と感謝の気持ちだった。オリンピック開催を反対する声も大きく、実際、日々増えていく感染者数により手放しで喜べる状態ではないが、東京オリンピックで感動を与えてくれるアスリートたちに励まされ、勇気をもらっている人は少なくないはず。テレビの画面越しからでも気迫を感じさせる真剣な眼差し、ようやくメダルを獲得して見せる喜びの笑顔、嬉し涙、悔し涙、その奥に、どんなストーリーがあるのだろうかと想像する。そして、いろんな背景から溢れてくる想い・言葉に感動する。そこには、信念のもとに何かと戦う姿があり、自分自身と闘い続けた姿がある。アスリートだけではなく、どんな人にもストーリーが存在する。それは成功や実績に限らない、その人がどのように道を歩んできたのかを示すものである。アスリートとの違いがあるとすれば、それは「意識の差」「決意の差」なのだろう。人は弱い生き物で、自分に甘い。目の前のケーキを食べてからダイエットしたいし、休みが多ければ多いほど嬉しい。やらなくても良い理由を探したい、自分に都合の良い言い訳を...