2014-01

ルール化

生き様がにじみ出る「趣味」

突然ですが、皆さんは履歴書の趣味欄はどのように記入されていますか?エージェント経由の場合、空欄のまま提出される方も多いかと思いますが、「読書」とか「音楽鑑賞」あたりを無難に記載される方も多いのではないでしょうか。私自身もこれといったものがないため、「趣味はなんですか?」と聞かれ回答に窮することがこれまでも多々あり、何か体裁の良い趣味の一つでも持ちたいなと思う事もありました。しかしながら、趣味のある自分になりたいために趣味を探すというのもなんだか本末転倒ですし、子育てとか健康管理とか一般的な趣味としては定義しづらいものに集中されている方も多いはずですので、趣味と括ってしまうと非常に限られた方だけの話になってしまうかもしれません。ただ、最近趣味と仕事の仕方には少なからず相関関係があると思う事があります。当然、趣味を持つことで単純にプライベートの時間が充実するというのもメリットかもしれませんし、そこから広がる人脈や新しい出会いそのものに価値があるとも思いますが、そもそも趣味の世界で何かに強い関心を持ち続けてそれと関わっていく行為というのは、結局、やるも辞めるもクオリティも自分次第という世界で...
キャリアについて

先読み力

弊社では、キャリアコンサルティングの際、思考して行動することを求職者様にご提案している。現在、ビジネスパーソンは、言われたことをするだけでは不十分で、自ら自律的に組織のために何が必要か考え、実行に移す人が求められている。また、自分の業界・業種についても、経済・政治の動向や他社の動きをふまえ、次を先読みし、必要な行動を自ら取ることが必要となってくる。自分自身、上記のようなことをどこまでできているかわからないが、弊社にお越しくださる方のキャリアアップに少しでもつながればと思い、働き方のご提案をさせていただいている。ところで、以前、異業種交流会で、日経TEST千点満点という人に会った。ご存じの方もおられると思うが、ビジネスパーソンや就職を控えた学生のビジネス能力を判定するテストだ。満点の方と話すと、さすがに経済や政治の情勢について詳しく、またそれぞれの話題について、独自の意見をお持ちだった。上記のようなことを、久々にお会いした元求職者様(転職が決まって卒業された方)に話すと、ご自身も日経TESTを最近受けたとのこと。私は受験したことがないのだが、このテストには、知識(「基本知識」「実践知識」...
ルール化

おもてなし

年末年始に帰省した際、サービス業とは何かを考える機会が何度かありました。「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、良い勉強になりました。年末に親戚の結婚式があり、会場は最近できたばかりというゲストハウス風の式場でした。県内で有名なホテルチェーンが経営していることもあり、演出は素敵でしたし、お料理も、大変、美味しくいただきました。しかし、残念だったのは、実際のサービスの質でした。スタッフの方々の服装や髪形がピシッとしていなかったり、お茶がぬるかったり、写真撮影の為に、氷点下の寒空の下で何十分も待たせられたのですが、寒いことへの配慮がなかったり等、些細なことの積み重ねです。マニュアル、もしくは予め決められたことは出来ていても、もう少し、従業員の意識が高ければと残念に思いました。結局のところ、「今日というお客様にとって大切な晴れの日を最高な想いで過ごして欲しい」という決意とその想いから自ずと顧客目線での言動や行動となり、最高のサービスが成り立つのだと改めて感じさせられました。サービス業とは難しいもので、一人ひとりの意識が全てです。また、その意識を持って行動するように指導することは非常に難し...
出来事

サクラサク

大学の通知に使われている(使われていた?!)、いわゆる「合格」の代わり言葉です。その反対が「サクラチル」のようであり、「不合格」よりも少しくだけた表現になっているようです。今回は暦の並びが珍しく9日間の連休となったので、過ごし方の選択肢は例年よりも多かったのではないでしょうか。Uターン、海外旅行含めて行動的になったご家庭は多かったようです。少し元気のない日本でしたので、アベノミクス後の大型連休で経済が回るような契機が来て、法人・個人・自治体も賑やかな連休だったようです。経済的にもサクラサク現象が起きたことは非常に喜ばしいことです。年の瀬にアベノミクスという追い風が出てきたことで年末年始は大盤振る舞いをされた方も多かったようです。皆さん大いにリラックスした分、今度は仕事に精進できそうです。と言いたいところですが、良く耳にするのは仕事始めが億劫であるという内容です。仕事は楽しいことばかりではありませんが、総じて楽しまなければ億劫になるだけです。仕事が億劫というのは、ひとえに仕事がサクラチル状態になっているからではないかと感じ得ます。個々人の苦手分野を徹底的に見つめて、自らを立て直し・奮い立...