未分類 「試行錯誤と思考錯誤」
「試行錯誤と思考錯誤」コアに入社して以来、この言葉についてよく考えることがある。試行錯誤とは正反応と誤反応を繰り返し、これにより学習が成立するというものである。試行錯誤と対照的なものとして洞察学習がある。 洞察学習とは問題解決という目的に沿って過去経験などをもとにその場の状況を再編成しそこから、ひらめきによって一気に解決の見通しを立てる。 このひらめきや気づきが洞察である。 思考錯誤とは造語であり、「錯誤」とは「間違い」という意味である。文字通り解説するとすれば「誤って思考」である。「頭が混乱してよくわからなくなっている」雰囲気も漂う。 物事に対する考え方として「思考による試行錯誤」であればより深い意味になるだろう。 コアではこの思考という言葉から最近、「コアストラクチャー」という新しい思考ツールが誕生した。「コアストラクチャー」とは一つの「事象」に対して様々な因果関係を持つものを列挙していく作業である。単なる連想ゲームではなく意味のある相関図を作り上げていくものであり、日々の思考の整理や目的の明確化につながる。 皆さまも是非、身近な周りのものの相関図を棚卸ししてみてはいかがでしょうか...