2011-10

ルール化

差別化

弊社は、元々異なるエージェント出身のコンサルタントの集合体である。多種多様な文化をうまく融合させて、一つのエージェントという体を成している。エージェントと一言でいっても、会社の数だけ特徴や訴求ポイントが異なってくる。弊社が各エージェントからコンサルタントを集めたのも、色々な特徴を「欲張り」に集結させたいという想いがあることも事実である。さすが、各社さん特徴が異なる。一つと言って同じようなエージェントはないようである。ただ、そんな議論の中で行きついた一つの結論がある。それは「人の、人による、人のための」ということである。原点回帰のようなテーマになってしまうが、時代は正に原点回帰を迫られているような傾向にある。道徳なき商業も、人間性なき科学も、原則なき政治も、やはりうまくいかないのである。ビジネスマンなら誰しも営利を追求すると思うが、先行するのが営利であれば、それは道徳なき商業といっても過言ではない。転職バブルから景気悪化を経て、転職氷河期に突入しているこの市場ではあるが、弊社の考えは一つ、「人のための」転職サポート事業を「継続」すること。当たり前のことを言っているようだが、どうにも難しい...
ルール化

投票率は上がるかどうか~そうだ選挙に行こう~【後半】

解決策はそんなすぐには出来ないでしょうが、小さいマニフェストを掲げる小さい政党が複数いることが良いのではないでしょうか。今の政治派閥を見ていると、正に「寄らば大樹の陰」状態。(最近は少し異なりつつありそうですけど、大樹が異なるだけで本質は同じですね。)なんでもやります、できます、じゃなく、それぞれの争点が明確に異なることで関心も引き立つのではないでしょうか。相反する要望も多いでしょうから、全てを網羅することは出来ないでしょう。無料サービスを増やせと言いながら、税金を下げろという人も多いのですから。だからこそ「確実に特定の人々のニーズを満たせる政治家(政党)が複数現れる」ことも良いのでは思います。集約することが出来るものは、その後纏めれば良いと思いませんか?特に今は若い世代のニーズをくみ取る政治家が少ないように思えます。政治家も老人ですからね。若い世代の考え方が到底理解できないのでしょう。もちろん、若い世代の政治家もいるのですが、政治の世界しか知らない頭でっかちばかりのようです。ニートやフリーターという単語も頭で解釈しているだけであり、事実を見つめていないでしょう。また、経済低理由で結婚...
ルール化

投票率は上がるかどうか ~そうだ、選挙に行こう~【前半】

総理がコロコロ変わりますね。諸外国には、この異様な様変わりはどの様に映っているのでしょうか?あまり声を聞きたくない気がしますけど。国の代表は一体どうやって決まっているのか?変な話ですが、国会の中だけでほとんど決まっています。アメリカとは大きく違いますね。これも文化かと考える事を止めてしまいますが。しかし、日本国の選挙における投票率の低さは何でしょうか。こんな投票率であれば、国会の方々も代表選投票権を国民まで下ろしたくないでしょうね。選挙が近くなると、決まって啓蒙活動のように「選挙へ行こう」「選挙は国民の声を大事にする」など、選挙に行かせようとしますよね。だけど、本当に選挙の大切さを訴えているものがないので「とにかく大事だから行け」とか「他人事ではないですよ」などと半ば押し付けのように感じます。本質である選挙の大切さを教えられない世の中なのでしょうか。一方で、選挙の投票率も実は上がってほしくないという裏の声も聞こえます。投票率が低いのであれば、固定票を確保する戦略で良いのです。選挙に行くことが習慣となっているいわば老人ターゲットと言っても過言ではないでしょう。そのぐらい、選挙時に話すマニ...
ルール化

「青黒い人こそが今求められている人材像」

先日ダイヤモンドオンラインに『事業創造人材が持つ11の特性』という記事が掲載されていた。事業開発に携わる人に限らず、今企業が求めている人材の根本素養であり、今の世の中にそれほど多くはない人種だと、毎日雇用の現場に携わる一人として思う。大義や理想をかかげ、よりよい社会を作りたい、世の中をどう変えるか等信念を持つ「青臭い」部分と、冷静に世の中に提供するためには、どうやってその製品やサービスを作り、ユーザーに届け、そこから利益を得るのか方法論としてのBusiness Storyを語る「腹黒い」部分。一見矛盾するものをあわせ持つ、いわば「青黒い」人こそが、21世紀型に新しい事業を生み出すことのできるイノベーターなのである、とのこと。(参照→  )「腹黒い」部分とも言える「手段に長けた人」にはよく出会うことがある。素晴らしいスキルを持った能力者であり、人材価値としても高い。しかし話を聞いているうちにモヤモヤっとした思いが巡ることがある。消費財に携わっているにも関わらず、その商品を介して消費者に何を伝えたいのか、何を与えたいのか、そもそも消費者への思いがないように感じる時が稀にあるからだ。一見「キ...