感動したこと

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サービスのあり方

息子が、かつて長期入院時にお世話になっていた病院に、一日だけ検査入院した。通常の病室に空きがなかったため、一時的に、病棟の最上階にある特別室に通された。初めて立ち入るその空間は、目にするもの全てが新鮮で、こんな場所があるのかと驚いた。時が止まっているのではないかと思うほど落ち着いた雰囲気で、まるで都心の高級ホテルのようだった。だが最も印象的だったのは、スタッフの方々の対応だった。細部に至るまで気を配ってくれるが、サービスを受ける側に気を遣わせることなく、加減を心得ていて、まるでコンシェルジュのようだった。退院の際、以前お世話になった通常の病棟に、ご挨拶に立ち寄った。そこは、入退院する患者さんが毎日のようにいて、特別室とは対照的に、忙しい時間が流れていた。先生や看護師さんが果たして覚えてくれているだろうか? と思いながらその空間に入ると、懐かしい看護師さんたちが、お忙しい中、手を止めて、弾けるような笑顔で迎えてくださった。そこで息子は、その入院時に初めて見せるような、柔和な顔をして笑ったのだった。以上のことがあって、サービスのあり方について考えさせられた。特別室と通常病棟、どちらのスタッ...
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女性の皆様(妻含む)から学ぶこと

もうすぐ1歳半になる我が家の息子について、先日私と妻との間でちょっとした意見の食い違いが生じました。簡単に言えば、「教育について親が何かアクションを起こすタイミングはいつぐらいからが妥当なのか?」というテーマでした。わりとのんびり構えている私はしばらく先でいいのではないかと話したのですが、妻は今からでも何かできることがないか、そう考えていた様です。この4月から保育園に預けることがようやく決定して妻も職場復帰することもあり、今のうちに話し合えること、考えられることについて整理しておきたいという気持ちがそうさせているように思えました。妊娠してから実際の出産、そしてこれまで1年半の子育てに集中してきた子供中心の生活から仕事に復帰することの不安と期待感、さらに子育てとの両立などを現実的に考えると、少し焦りにも似た感覚があるのだと思います。特に私は生活が不規則であり、平日はほとんど子育てらしい子育てに参加していないのが現状としてあるため、事実上戦力外としての扱いを受けております。そんな状況で自分が仕事に復帰したら子供のことはどうなってしまうのか、妻としては当然の不安感だと思います。やはり、仕事と...
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「映画 舟を編む」を見て

『舟を編む』という映画を観に行った。芥川賞作家の同名小説を映画化したもので、あらすじは、下記のようなものだ。文系院卒、読書が趣味で、非常に内向的な男性が、出版社で営業として働いていた。いわゆる対人適性に難があり、ろくに仕事にならず、上司に叱られる毎日だったところ、同社で鳴かず飛ばずの部署である辞書編集部から声をかけられた。主人公は、周りの助けもあり、そこでずば抜けた適性を発揮し、辞書編さんに執念を燃やす。そんなとき、彼は人生で初めての恋心を抱く。気になる人にぎこちなくしか接することができず、どうなることかと思われるが、恋の行方は……、という話だ。私も、人付き合いが決して得意というわけではなかった。しかし、「おもてなしの精神」が肝心要で、人と接するサービス業である今の仕事と出会って、だいぶ変わった。だから、映画を観て、主人公をかつての自分と重ね合わせて、共感する思いだった。映画の中で、主人公は不器用ながら成長し、仕事に情熱を燃やす。朴とつでも、自然に人と接し、自分の思いを人に伝えることができるようになっていく。心を打たれた部分の一つだ。私の恩師の言葉で、今でも心に残っていることの一つに、...
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刃を研ぐ

先日、遅ればせながら初詣に行ってきた。正確に言うと、メンバーの中で厄年の者がいたので、厄払いと、会社の新年の御祈祷を兼ねて行ってきた。昨年2月のブログ「パラレルキャリア」で、弊社ご登録者主催の勉強会を紹介しているが、この一環に近いというか、もともと、ご登録者の方が「神社とその周辺の自然を愛する会」(無論同好会である)を個人的に展開なさっており、弊社メンバーが便乗させてもらったという格好だ。今回行き先は、箱根神社。なんでそちらに、と思われるかもしれないが、これには理由がある。神社の評判がすこぶる良いのと、主催者が、学生時代に東海道を自転車で横断された際、夜で参拝時間が終わっていて、参詣できなかった無念を果たされたいとの思いである。主催者も、日本中の名神社を巡っておられる中、遠くもなく、近くもない距離感であるこの神社に訪問することがなかったとのことだ。道中、自家用車の中で、主催者がお参りの心がけを教えてくれた。お願いをするのではなく、お礼を申し上げに行くのだそうだ。非常に良いことをおっしゃると感じ入り、心が洗われる思いがした。マザー・テレサの言葉で「祈りは願い事ではありません」というのがあ...
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2011 MVA(Most Valuable Agent)

弊社も皆様のご支援ありまして、2期目の年度末決算を迎えられることが出来ました。色々なご指導やご協力ありがとうございました。3月は色々なニュースがありました。一つは、弊社に新たな同志が出来た事。(新入社員が入りました。)もう一つは、弊社が某大手のポータルサイト年間ランキングにて表彰されたことです。設立して、一年と3カ月が過ぎようとしていますが、昨年一年間の結果を表彰されたことです。つまり稼働日の8割が結果として評価されたということです。表彰されたものは下記の内容です。●2011年度 カウンセリング対応満足度 第1位(350社中)●2012年度1月~3月期 カウンセリング対応満足度 第1位(350社中)●年間最優秀コンサルタント受賞(MVA)三番目は個人表彰でありますが、個人と企業をとても良い形で結びつけた事例を持つコンサルタントとして、弊社の秋元が受賞させて頂きました。皆様ありがとうございます。立ち上げて早々、皆様のご指導があり、このような光栄な表彰を頂けました事この場をお借りして御礼申し上げます。新年度もそろそろ始まろうとしています。弊社全員が今一度気を引き締めて、立ち上げ当初に志して...
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設立1周年を迎えて

我々の会社が1周年を迎えた、何もないところからみんなで始めた会社だ。最近では、とある会社様主催のエージェントランキングで400社近いエージェントの中から各種上位に名が上がる等、コアのコアである「必要とされる会社・必要とされる人になる」ことに一歩近づけたことを嬉しく思う。コアのメンバー、それぞれが色々な想いを持った1年だったように思う。個人的なことで言えば、ハイレベルな顧客満足(企業様や求職者様に対して)を要求される環境下でやっていく中で、多くの自分という壁にぶつかり、悩み、落ち込んだり、這い上がったりと喜怒哀楽の多い、また仲間や周囲の応援してくださった方々の温かさに支えられた、あっという間の1年だった。自分自身が、サラリーマン感覚では通用しない世界でやってみたことで、世の中がどういう人材を求めているのかを肌で感じることが出来た。災害や円高などの不安定な経済状況の中で人は「安定」を求める。全員がそうだとは言えないが、なるべく右にも左にもぶれない天秤の「真ん中」にいれるように、失敗もせず、挑戦もしない。しかし、こういう状況だからこそ会社や世の中は戦う人材を求めている。そういう人材が圧倒的に...