2018-12

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ホスピタリティ

ついこの間ですが、大手食品メーカーへ弊社候補者様がご入社する事が決まり、プロジェクト成功の祝杯も兼ねて、上司とメンバーで食事に行きました。落ち着いた雰囲気のイタリアンのお店で、美味しい料理をいただきながら、ご内定に至るまでの過程における振り返りをしていました。隣のグループがお会計だったようで、一番年配の方が、店員さんを呼び、「お会計お願いします、カードで」と伝え、カードを手渡しました。店員さんは会釈をしたあと、カードを受け取って奥へと去っていきました。そして数分後、戻って来た店員さんは年配の方へカードと領収書をお渡ししました。その年配の方は「ありがとう、さすがだね」と仰っていました。私は、ごちそうさまの意味の「ありがとう」なのかな?と思いましたが、店員さんが笑顔で一礼をし、その場を去っていきました。お連れの方も口には出しませんでしたが、「ありがとう、さすがだね」の言葉に疑問に思われた表情をしておられ、それを察した年配の方はこう仰いました。「前に一度しか来ていないのに、領収書に社名を書いてくれていたんだよ」と。お連れの方は笑顔でその店員の後ろ姿を見ていました。そしてそのまま席を立ったあと...
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食わず嫌いの処方箋

自己成長の為であったり、会社からの評価であったり、様々なキャリアの方向性に悩み、相談に来られる方が多い。人によって「処方箋」は異なる。一旦、何かをとことん掘り下げて、深さを追求した方が良い人もいれば、幅を広げた方が良い人もいる。他にも色々とアドバイスをさせて頂いているが、今回は、幅を広げるということにフォーカスして話を進めたい。よくおられるのが「食わず嫌い」タイプ。実際にやってみると苦手ではないかも知れないが、これまで抵抗感があったり、何となく手をつけてこなかったという方だ。この抵抗感というのは、意外に、何の根拠も無いことが多々ある。人は誰にも自分の興味の範囲というものがあるので、よほど意識的にしないとその幅は広げられない。好奇心旺盛で、とにかく色々な事をやってみるという人もいるが、そこは性格なので、安易に模倣することは出来ない。そんな中で、最近、自分が意識しているのは、「今までよく知らなかったが、試しに興味を持って見よう…」という観点で、自分自身に情報を与えてみることだ。自分の元々持っている情報とリンクしながら、自然な形で、新しい分野への興味関心につながる場合がある。そこで少しの興味...
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成長するということ

株式会社コアでは毎週1回「勉強会」を実施しており、メンバーの一人があるテーマについて他のメンバーに教え・伝えるという研修を行っています。ブログを読んでくださっている方々にもお伝えしたいと思い、今週の勉強会で学んだことの1つを共有させていただきたいと思います。転職をお考えの方に転職理由を伺いますと、「成長したいから」と答える方は少なくありません。『成長』というと、より幅広い経験を積む・より責任のある立場で仕事をする・より専門的に知識を得る等が想像されると思いますが、どれも正しい「成長」だと思います。ただ、成長とはどちらか一方向に伸ばしていくものではなく、自分を「広げる・高める・深める」の3方向で考えるべきことだと今週の勉強会で学びました。そもそも成長の種はそこかしこにあるもので、成長のチャンスを見落としていることが多いようです。3方向の成長とは、具体的にどういうことかというと、例えば、●自分を「広げる」ための行動とは・・・ ・自分の趣味嗜好に合った本だけではなく、いろいろな読書をすること ・仕事以外の活動も積極的に参加すること ・様々な人と繋がること●自分を「高める」ための行動とは・・・...
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分析力と構築力

先日、社内勉強会で、課題解決の技法に改めて触れる機会があった。課題解決力とは分析力と構築力からなる。1.分析力とは、物事を構成要素に正しく分解する力。2.構築力とは、ストーリーを展開して人をその気にさせる力。なんだか、一昔前に流行った、IQとEQを思い出させる。考えてみれば、転職活動の書類選考や面接は、分析力と構築力を総動員して自己アピールすることなのかもしれない。先ほどの順序だと、下記のように言える。1.自分が、企業で求められる経験やスキルをどれだけ備えているかを伝える。2.企業に採用したいと思われるように働きかける。一番目は、職務経歴書を見れば解る場合が多い。だから二番目に当たる面接があるわけで、面接で見られる重要ポイントは人物像だ。社風とのフィット感や、「一緒に働きたい」と思えるかどうか。「なぜ自分を採用するメリットがあるのか」をアピールする場でもある。問われるのは、これまでどのように考え働いてきたのかという本質。だから表面的につくろう必要は全くないが、人に伝わる言い方と伝わりにくい言い方があるのも、また事実だ。弊社では、それぞれの人の良さが最大限発揮できるように、そういった部分...