未分類 「自己の中心で、アウトプットを嘆く」
「〇〇が9割」的なビジネス本が引き続き売れている。先日、似た感じで「要約力」について書かれている本を読み、社内メンバーにも展開しようとアウトプットしたら、全く要約できていなかった…という笑えない状況になってしまった。筋の良くない読書、というのはまさしくこういう事なのだろうが、そうなったのは、下記が原因だったと反省している。① 勝手知ったる仲だからという甘え(相手任せ)② 良い本だから内容をできる限り伝えたい(自己満足)③ インプット時に実務へ具体的に落とし込めていない(目的意識)基本的に何かを「話す」あるいは「記す」場合、「全く聞き手を考えなくてもOK」というシチュエーションはまず考えられない(日記ですら未来の自分が読んでわかる必要がある)。しかし、この「聞き手を考えて」というのが極めて難しく、だいたいの場合上記①~③の様に「話し手」である自分を成立させる事だけに必死になってしまう。ちなみに同じ「伝わらない」にも二つあると思う。ラーメンで例えると、一つは食傷気味の「全部のせ」ともう一つはあまりに簡素な「味気なさ」のいずれかだ。私は前者の「全部のせ」の傾向が強く、あれもこれもと用意した内...