私の一日は、洗濯物を干すことから始まります。
妻の出勤時間が早いので、洗濯機のスタートボタンを押す係。
私はその洗濯機が終わった時に流れる音楽で目を覚まします。
大学生、高校生の子供2人を含めた4人分の洗濯物の量は、
タオル・Tシャツ・靴下・バイトの制服・体操着・ジャージ等々
洗濯槽も山盛り状態です。
十数年これらの洗濯物干しを続けています。
「こんな量を干すのは面倒くさいな」と思える量ですが、
意外と苦ではなく、朝のルーティンワークとして楽しんでいます。
最近は寒くなってきたので、いきなりベランダに出て干すのではなく、
一度室内で洗濯物を区分けしてから外に出て干します。
タオルはタオルで、パンパンとしわをのばしてイスの背もたれに重ね、
靴下・下着・ズボン類もそれぞれ区分けしておきます。
Tシャツ類は、しわを伸ばしてハンガーに掛け、部屋で仮干しをします。
靴下は靴下専用ハンガーに、穴が空いている方を上に揃えて留めます。
ズボンはズボン用のハンガーに、タオルはタオル専用ラックへと
事前に区分けしてあるので、そこからベランダに出て一気に干します。
気が付けば、山盛りだった洗濯物がきれいにベランダに整列し、
芸術品のようにみえてとても気持ちがいいです。
何度か子供たちに委託を試みましたが、要領が悪く、時間がかかる。
バラバラに干された状態の洗濯物を見ると、気持ちが悪くなり、
やはり僕の仕事だなっと自分でやってしまいます。
これは、物事の記憶も同じです。
情報をまとめずにインプットすると、内容が区分けされていないので、
後から取り出そうとしたときに、整理されない情報が出てくる事になり
自分自身も相手にも伝わりづらいアウトプットとなってしまいます。
カテゴリー別に区分けしインプットすることで、
分かりやすくスムーズに情報を呼び出せるようになると思います。
洗濯物を干しながら、もう一ついいと思うことがあります。
それは、振り返りやこれからすべきことを確認する時間ができる事です。
単純作業のため、手を動かしながら脳を使う事ができ、
昨日、思考したことを整理してみたり、本日の行動スケジュールを
効率よくこなす方法を考える時間が確保できるのです。
朝の洗濯干時間は私にとって、色々な意味で最高の時間となっています。
なかなか続ける事が難しいことや困難なことはたくさんあります。
そこに他のメリットや楽しさを見つけることで継続が可能となります。

コメント