2025-02

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たとえ、井の中の蛙であっても

子供が通っている小学校は極めて小規模な学校である。だからこその良さも認めてはいるのだが、親として少し「ぬるい」印象があるのは否めない。人数が少ないので、それぞれの存在価値が確保されている分、知った仲同士の居心地の良さがあるからだと思う。「中学校に行ったら、色々大変かもな…」と親は思うが、子供がそれを実感するのは、入学後しばらくしてからになるのだろう。転職活動においても環境変化に伴うギャップはつきものだ。例えば、ドメスティックな日系企業から外資系企業へ転職するケースでは「私…外資で通用しますかね?」という不安が漂う事もしばしば。大手からベンチャーというパターンの場合であれば、据え膳上げ膳から「え!これも自分でやるんですか???」という「自炊系」の世界に突入し、自由と不自由の両方を噛みしめる事となる。逆に大企業から中小企業へ転職をする流れは(少数派ではあるが)、高いスキルや経験を請われて転職するパターンが多いからか、都会から田舎に来た転校生の様な優越感と緊張感が同居している様に見える。やはり、転職の成功と失敗を分けるのは「意識の差」なのだとつくづく思う。会社はよく「村」に例えられるが、そこ...
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「~してください」は「下さい」か「ください」か

メールで文章を作成する際に、「~してください」を漢字で書くべきか、平仮名にすべきか迷ったことはないだろうか?どちらを使うのが適切なのかという、漢字能力検定協会の方の記事が目に止まった。私たちは採用企業と転職希望者の間に立つ仕事であるため、コミュニケーションが重要な仕事である。メールや求人票など文字に起こして表現することも多いため、相手に伝わる印象を考え、表題のような、漢字表記か平仮名表記かという迷いは常に生じる。記事では、日本語には漢字と平仮名表記の使い分けのルールがあり、大原則として、「意味の強い部分に漢字を使い、意味の弱い部分に平仮名を使う」ということらしい。ただし、この原則も絶対ではなく、個人や状況によって異なるということだった。平仮名は、柔らかな印象を与えることができる。一方で、多くなりすぎると読みにくく、また柔らかな印象になってしまうからこそ厳密さに欠けるという点もある。例えば、こんな感じだ。/ばらの/はなびらに/あめの/しずくが/のっている⇒全てが平仮名になってしまうと非常に読みにくい。/薔薇の/花弁に/雨の/雫が/乗っている⇒たしかに、漢字を拾って読むだけでも意味が通じる...