2018-01

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人でなければ駄目な事

1年前に引っ越し祝いに頂いたルンバは、すでに我が家に無くてはならない存在となった。子供の世話に集中できるので、完全に吸い取りきれてなくても、掃除機としての満足度はすこぶる高い。身の回りの事はさらに自動化されていくのかもしれないが、ルンバに関してはあくまでも従来の掃除機のちょっとした進化であり、ビデオに予約録画機能が付きました、という様な意味合いで捉えている。だから、我が家でもすんなりと受け入れる事が出来たのかもしれない。もし、ドラえもん的な世界が実現できる世の中になったとしても、それを受け入れる人間側にはそれなりの抵抗感が生まれそうな気がする。そうなると「やっぱりこれは人じゃないと嫌だ」というものが、逆に浮き彫りになってくるのかもしれない。技術的には機械化できたとしても、感覚的にNOなもの。例えば、視覚化・数値化できない「気持ち」を汲むコミュニケ―ションを必要とするもの。あるいは、気持ちを動かす「感動」を与えられるようなものだろうか。この辺りのスキルを必要とするのがAIに代替できない「なくならない仕事」のはずで、将来、この仕事の賃金が上昇して、世間の憧れの職業になっていくとしたら、面白...
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厳しい言葉の裏側

私は野球を本格的に取り組んだことはないのですが、野球人と言われる方々をメディアを通して知る中で、非常に魅力的な方が多いと感じています。その尊敬する1人でもありました、星野仙一さんが先日、亡くなられた事は本当に残念でなりませんでした。そんな星野さんは以前、社会人が選ぶ上司にしたいNo1有名人として、選ばれたことがあります。次のようなお人柄が受け入れられたようです。・野球に情熱を燃やしている。・芯が強い。・間違った時には選手を思いっきり叱り飛ばす。・いい仕事をした時には思いっきり褒める。・選手の奥様の誕生日にはプレゼントをさりげなく送る。上記の事に加え、星野さんは非常に気配りの出来る方であったそうです。そんなお人柄だからこそ、選手やファンのみならず日本に多くの星野仙一ファンを作る結果となりました。常に『周囲の人の気持ち』を考えておられ、またそれは、人の喜びや成長に繋がることが前提となっているため、優しさだけではなく、自ら鬼となる事も厭わなかったのだと思います。私共のお仕事は求職者様の転職の成功がひとつのゴールとなっております。そのゴールに辿り着くためには、星野さんのように優しい言葉をかける...
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嫁ブロック

「嫁ブロック」という言葉が定着してきたように感じる。ご存知の方も多いと思うが、嫁ブロックとは、夫が転職や独立を妻に反対され、内定や選考を辞退したり、独立を断念することだ。元々、企業の採用担当者やヘッドハンターの方々が使っていた言葉だったが、転職市場が拡大する中、一般にも知られるようになってきた。たしかに自分が担当する転職希望者から相談される事もあるし、弊社の他のスタッフもよく相談を受けるようだ。最近では親ブロックや妻の実家ブロックまであるらしい。転職という行為においては家族の理解が必要なのは分かるが、実際に働くのは誰なのだろうと問いたくなる。しかし、なぜこういう現象が増えてきたのだろうか。理由はいくつか考えられると思う。① 女性の発言力が、社会進出により増した。② 大手企業に勤務している人の転職活動が増え、条件面のかい離が大きくなった(業務の幅は拡がるが、内定先の条件が現職より下がる。)③ 大企業に勤務している人だと、家族も固い職業に就いていることが多く、一社にやり遂げるものという固定観念から反対に遭いやすい。しかしながら、そもそもは、妻に転職活動の理由、今後のキャリアビジョン、また家...
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ゆく年くる年

明けましておめでとうございます。本年も何卒、よろしくお願い致します。2017年は皆さんにとってどのような年になりましたでしょうか。あっという間に感じる1年でしたが、昨年も色々なことがありました。アメリカでトランプ政権が誕生し、北朝鮮の核問題、プレミアムフライデーなんてのが始まったのも2017年2月のことです。記憶に新しいところでは、神戸製鋼所などの不正行為によって日本のものづくりへの信頼が揺るぐという事態になってしまいました。転職市場では、これは肌感覚も含みますが、転職を希望・検討される方は増えていますが、「今よりもいいところがあれば」とファジーな意思で活動されている方が多いように感じます。一方、採用企業側では以前にも増して、厳選した採用をされていらっしゃいます。この厳しくなる選考を通過できる方は、ある特徴を持った限られた人たちに集中していると、最近の面接傾向から感じます。そのある特徴とは、「自らの目標を持っている人」です。昨年に限った話ではありませんが、特に、ここ数年で厳選採用がより顕著になっているからこそだと言えます。転職では必ず問われることになる、「何故、転職を考えているのか」「...