2026-04

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変化への向き合い方

最近、ある大手企業で働き方の方針転換が発表されました。これまでのフルリモートを前提としていた制度を見直し、出社頻度を高める方向へ舵を切る。というものです。企業としては組織の成長やコミュニケーションの質を高めるための決定とのことですが、社員側からは「聞いていた話と違う」という声も上がっており、転職相談に見える方も増えました。これは、単なる制度の変更というよりも、「前提が変わること」に対して人がどう向き合うかということを考えさせる内容だと思いました。人は転職を含む求職活動において、「この会社ならこういう働き方ができるはず」といった前提も含めて意思決定をしていると思います。年収や身に着けられるスキルも重要ですが、最終的な判断は働き方に大きく左右されます。しかしながら、その前提は未来永劫変わらないという保証はどこにもありません。市場環境や経営状況、組織のフェーズによって、働き方や役割、求められることは変わっていきます。今回のように制度として変わるケースもあれば、経験と共に期待値が変わっていくこともあります。そしてその変化は必ずしもネガティブなものではありませんが、「想定していた前提」とのズレが...
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違和感をもつということ

「井の中の蛙、大海を知らず」このことわざは、多くの方が耳にしたことがあると思います。限られた環境下で満足してしまい、外の世界の広さや可能性を知らない状態です。どこか少し厳しく、自分の視野の狭さを気づかされる言葉です。このことわざには創作ではありますが、後付けされた続きがあります。「されど、空の青さを知る」現代的に解釈すると、一つの分野に長く向き合ってきた人は、その“井戸の中のから見える空”を誰よりも理解している。“深く突き詰められた知識”ということ。広さを知らない代わりに、深さを知っている。これはこれで、ひとつの価値だと思いますでは、「井の中の蛙」と評価する側はどうでしょうか。もし井戸の中を覗いたとき、蛙だけを見てしまえば、ただ狭い世界にいる存在に見えるかもしれません。しかし、井戸全体を俯瞰して見たとき、その構造や深さに気づくことができるはずです。井戸の中から外を見る視点と、外から井戸の中を見る視点。見えている景色は異なりますが、捉えている本質は同じなのかもしれません。では、その本質に気づくためには何が必要なのか。それは、視点を固定しないことではないでしょうか。知らなかった価値観に触れ...