未分類 おひとりさま
今年も「あっという間だったな」と感じる季節がやってきた。お正月も含めた年末年始のお休みが待ち遠しくとも、クリスマスも忘れるわけにはいかない。12月になると、街は華やかなイルミネーションで彩られ、ジョンレノンのハッピー・クリスマスが流れる。街はどこかしら、おしゃれな男女が行き交い聖夜の訪れを感じさせる。これらはムードを高める素晴らしい演出で胸も高鳴る。しかし近年、クリスマスというイベントは誰かと楽しむものではなくなっているのかもしれない。統計によると、クリスマスを家族・パートナーと過ごす人は年々減少しており、一人で過ごすための「おひとりさま」用ケーキ等も人気があるとのこと。「おひとりさま」という言葉は、2000年前後から耳にするようになった。もともとは女性が一人で趣味や旅行を楽しむ意味で使われていたようだが、次第に男女問わず、「一人で行動するライフスタイル」を指す言葉として使われるようになった。様々な場面・場所で「おひとりさま」に心地よい価値を提供するサービス、施設が増えている。「ひとり焼肉」や「ひとりカラオケ専門店」など、元々2人以上で楽しむことが当たり前だった「焼肉」や「カラオケ」が...