未分類 エセ顧客思考
高級店でもB級グルメでも、とにかく外食するのが好きな私だが、二度と行くことのないお店の特徴として、基本姿勢がなっていない所である。たとえ料理がおいしくても、見ていて不快に思う行為や状態を平気で許している(と思われる)所には二度いくことがない。「ごゆっくりどうぞ」と言ったのに無言で荒く食器を下げる。素材にこだわっていると言いながら中身の説明ができない、など。エセ顧客思考とでも言うのか、とても胡散臭さを感じる部分だ。できる事なのにしていない、そこに店側の本心が透けて見える。私自身も若い時は、たとえ身だしなみがダメでも顧客の気持ちを握れる営業マンならOKとか、大事なのはオンタイムでありオフの時は関係ない、そんな風に思っていた。しかし、実際には人間はそこまで器用ではない。超アナログな生き物だ。昨日の夜の暴飲暴食が今日の仕事の効率を下げる事もあるし、昔見た映画のワンシーンから突然新しい企画のアイデアが出てくるかもしれない。過去から現在、積み重ねてきたもので頭からつま先まで全部つながっている。要するに、良くも悪くも隠し通すことはできないという事だ。最終的に何がどうつながるかは完全にコントロールでき...