未分類 不易流行(ふえきりゅうこう)
不易流行とは、松尾芭蕉が提唱した俳諧の理念で、いつまでも変化しない本質的なものを忘れないなかにも、新しい変化を取り入れていくことを意味しています。様々な状況において、古くからあるものを大切にしつつ、変化することも恐れない姿勢が私たちの時代にも求められていると、最近、感じさせられることがよくあります。そもそも人は変化を恐れる生き物だと言われています。特に日本人は、何かを変えることによって、それまで維持されてきた状況が崩れてしまうことを恐れる傾向にあるそうです。旧態依然とした組織の中ではよくみられる光景だと思いますが、「前例がないから」「今まではそうやってきたから」「波風立てられたら困る」という理由で、提案した内容が通らなかったことがありませんか。また、自分自身も気づかないうちに、現状を良しとしている自分がいることに気が付くときがあります。例えば、やろうやろうと思っていても、始められないダイエット。仕事や気の置けない仲間達との時間を優先して、変えられない生活の一つかもしれません。一方で、今は、AIやIoTなどのテクノロジーをはじめ、常に変化し続けており、その変化のスピードも、昔と比べたら驚...