2013-08

ルール化

誰が為に生きるのかということ

昨年、弊社で転職をなさった30代前半の男性の営業マンのお客様から、興味深い話をお聞きした。前職では『誰よりも一生懸命仕事をしているが結果に結びつかない』というお悩みがあったが、現職で転職後、大活躍できるようになった。そのきっかけとなったのが、現職の社長様で入社時のオリエンテーションでその社長様のお話をお聞きになり、意識を変えることで『仕事観』『人生観』が変わったとのことだった。そのお話は非常にシンプルなものだった。たった一つの質問である。『君は何のために仕事をしているんだい?』++++++++++++その彼は、その質問に『会社の売上向上とその中で自身の立場を上げて行くこと』と答えたそうです。また、その為に朝早く来て、昼休みも妻の作った弁当を10分で食べて、深夜遅くまで働き、土日も顧客先に出向いて必死に働いてきた旨を話したそうです。すると、その社長様が『そうなのか?それは凄いね。でも弊社に入ったからには、少しだけ考えを変えてほしい。これからは、会社のためをお客様のため、自身のためを家族のために考えて仕事をしてください。会社のことはそれが出来るようになれば、解るはずだから・・・』その営業マ...
キャリアについて

人生行路

帰省や静養など、先週のお盆期間の休みを利用して旅行に出かけられた方も多いと思う。観光旅行や、綺麗なビーチリゾートや避暑地などそれぞれのスタイルで、旅行を楽しまれているかと思うが、転職活動と旅の共通点がいくつかあることに気づいた。転職活動で、我々のような人材紹介会社をご利用頂く、これは旅行代理店に例えられる。最近ではネット上だけでオプションや日程を選んで完結することも増えてきたが、行き先の希望や予算、プライオリティを伺った上で最適なプランをコーディネートする。転職においては、ご希望の業界・業種・職種などを伺い、給与やワークライフバランス、企業の成長ステージ、勤務地など、いくつかの要素の中で重視されるものをお伺いする。企業においての採用面接、これはある意味、旅行そのものであろう。普段の勤め先を離れ、新しい企業に夢や期待を持ち、面接に臨む。もちろん自分に相応しい会社かどうかを見極めるという部分もあるだろうが、新鮮さを持ってその企業を見ると良い部分のほうがより多く目に付く。観光地において現地に住んでいる方は、珍しくないものやありふれた日常として捉えているものを、旅行者は写真を撮ったり、感動した...