未分類 一年を振り返って
今年ももうすぐ終わろうとしている。いろいろなことがあったが、大きな出来事といえば何だろうか。イチローの引退、消費税10%の導入、ラグビーのワールドカップ……。人それぞれだろうが、今年日本で起こった大きな出来事を挙げるとしたら、令和が始まったことも重要な出来事の一つではないだろうか。平成と令和で、一秒や一日の速さが違うわけではないが、それでもたしかに違う時代を私たちは生きている。自然から見たらいつも変わらない時の流れを区切り、意味を持たせる。人に固有の営みと言っていいだろう。時を表す言葉の一つに「刻」があるが、元々、この漢字は、刀で印を付けることを表しているという。物事に区切りをつけ、そこに意味を持たせていると言ってもいいだろう。転職も人生において大きな区切りだ。仕事が変わる前と後では、同じ一日、同じ一年でも、違う意味を持つ。これも人に固有の営みといえる。平成を振り返ると、バブル崩壊に始まり、金融恐慌、リーマンショックを経て、採用する側の視線がどんどん厳しくなっていった。仕事で結果を出しさえすれば評価されたのは昔の話。今は、実積を作るだけでなく、その結果をどう出したのかという業務プロセス...