2018-09

未分類

自己主張より先に来るもの

テニスプレイヤーの大坂なおみ選手が、日本人選手として初めて、四大大会のシングルスで優勝した。二重国籍という点に異論を持つ人もいるようだが、快挙であることに間違いないだろう。プレーも素晴らしいが、彼女が注目を集めたのが、優勝後のスピーチだった。試合は、大坂選手の対戦相手、セリーナのお膝元である米国で行われた。表彰式が始まると、結果に満足しない観客から、大ブーイングが巻き起こった。その後、表彰台のインタビューで、司会者の質問に対し、目に涙を浮かべながら、「質問の趣旨とは違うのですが、ごめんなさい。皆さん、彼女(セリーナ)を応援していたと思うのですが、こんな結果になってしまってごめんなさい。試合を見てくれて、ありがとう」と言い、小さく頭を下げた。同じ状況で、同じように振る舞える人が、どれだけいるだろう。実際は、大坂選手は申し訳ないことをしたわけではない。だが、自分が頭を下げることで、事態が良くなった。しかも、このエピソードが素晴らしいのは、大坂選手が効果を狙ってやったものでなく、自然な思いからやったと言われている点だ。ビジネスパーソンや企業様から仕事・業務に関する悩みを聞くと、人間関係や、部...
未分類

備えあれば憂いなし

「まさか」は、台風や地震などの天災だけではなく、日々の生活の中で突然やってきます。先日も友人と食事をしていると、彼女の携帯電話にクレジットカード会社から電話がありました。「お客様のクレジットカードが不正に使用されている可能性がある」と一見怪しげな内容だったようですが、詳しく聞いてみると、まったく身に覚えのない支払いばかりで、なかには、アメリカやカナダなどの海外から請求されているものもあったそうです。直ぐにクレジットカードの再発行手続きを行い、大事には至らなかったのですが、公共料金や家賃の引き落としなど多くのものをクレジットカード払いにしていたため、カード番号の変更手続きをあらゆる機関に向けてしなくてはならないと友人は憤慨。友人は海外旅行に行ったわけでもなく、どこでスキミングされたのか全く分からないと話しており、自分にも起こることだと思うと、急に怖くなり、防止グッズを購入しました。備えあれば憂いなし。天災や事件・事故など自分自身で未然に防ぐことが難しいこともありますが、万が一に備えておくことが重要だと思います。それは、仕事においても同じなのではないかと思います。現状は、有効求人倍率も1....
未分類

やり抜く力

近年、ビジネスやスポーツ分野において、「やり抜く力」が重視されている。「やり抜く力」とは、目標に対して情熱を持って、ひたむきに取り組み、困難や挫折を味わっても諦めずに努力し続ける粘り強さのことを指すようです。人がそれぞれの分野で成功し、偉業を達成するには、才能やIQよりも「やり抜く力」が重要であるということは科学的に証明されています。「やり抜く力」を伸ばすには何をすればいいのか?自ら「やり抜く力」を伸ばすには、3つのステップが重要です。これらは、成功者である「やり抜く力の達人」たちに共通する特徴だといいます。1「興味」自分のやっていることを心から楽しんでこそ「情熱」が生まれる。成功している方は目標に向かって努力することに喜びや意義を感じている。だからこそ尽きぬ興味と子どものような好奇心を持って「この仕事が大好きだ」と思うことが大事。まだ「これだ」と思うものが見つかっていない人は、次の質問を自分自身に問いかけることで、取り組むべきことを「発見」できる可能性がある。「どんなことを考えるのが好きだろう?」「いつの間にか考えているのはどんなこと?」「本当に大切に思っているのはどんなこと?」「自...