未分類 案ずるより
卒業して十数年になる学校の同級生から、電話があった。家庭を持ち、働きながら一児の母をしているその同級生は、忙しいはず。彼女から連絡をもらうのは久しぶりだった。話を聞くと、以下のような相談だった。彼女には、在学中、同じクラスで近くの席だったが、親しくなれなかった男の子がいたとのこと。その男の子は、私と彼女の共通の知人なのだが、仲良くなりたいので、会う場を作ってくれないかとのことだった。それで、彼と接点の比較的ある私に電話してきたらしい。彼女は、以前から個性豊かな人だったが、相変わらず面白い人だなあと私は思った。彼女が仲良くなりたいという男性の性格を考えると、場合によっては難しいかもしれないと思ったが、彼に連絡を取ると、意外にも、快く引き受けてくれた。今度、三人で久々に会うことになっている。以上のようなことが最近あったが、公私共に学ぶべきことが多いと思った。仕事でも、私生活でも、人との距離を縮めないといけないことはある。それがなかなか出来ずに悩んでいる人は、私に限らず、少なからずいるのではないだろうか。案ずるより産むが易しというが、相手の懐に思い切って飛び込んでみると、今回のように、道が拓...