2023-08

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自分を知るためのツール

最近、若い人たちの中で流行っている事の一つに、MBTIという性格診断がある。先日、娘から「若い人の中で今流行ってる」と教えられて、私も面白そうだと思い診断をしてみた。このMBTI、心理学者ユングの分析心理学を元に、とある親子が作成した性格診断らしく、2021年頃にはお隣の韓国で既に流行っていたが、当時日韓関係があまり良くなかったため、日本ではなかなか浸透していなかったらしい。韓国では国民全員と言っていいほど浸透しており、タレントのプロフィールにも、この性格診断結果のタイプを記すというのが一般的だそうだ。もともと、第二次世界大戦時に男性が戦力として徴兵された影響もあり、女性が働きに出る際に自分に適した職業を見つけるために作られたといわれている。現在は、世界で多くの企業がMBTIを取り入れており、人事採用などに役立てている。「自身の性格傾向を知りたい!」という人や、占い・心理テストが好きな人など、世界的に多くの一般の方は、MBTI診断をカジュアルに楽しんでいるようだ。ちなみに、結果として出てくる職業は全部で16種類あり、【分析家】建築家、倫理学者、指揮官、討論者、【外交官】提案者、仲介者、...
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魔王の顔をした天使

月曜日の22:00から「転職の魔王様」という、人材紹介会社の仕事を題材にしたドラマが放送されている。漫画が原作なので実態と異なる部分も多いが、転職エージェントへの世間からのイメージを敢えて極端に描いていると感じるシーンもあり、自分達の見られ方を客観的に知る良い機会となっている。そして、業界の実態とは別の視点で、人を想うということについて印象に残ったシーンがある。(※以降ネタバレ含みます)小芝風花さん演じる主人公はキャリアアドバイザー見習いとして働き始め、成田凌さん演じる「魔王様」が教育係となる。彼女の初仕事として、大学卒業以降派遣社員として働いていた正社員勤務を希望する女性登録者を担当することになった。限られた選択肢の中から何とか希望を叶える為に、寝る時間を惜しんで求人を探し出し「魔王様」に提出した。ところが、求人案件を見るなり『やり直し。』と冷たく言い放たれてしまう。今持っている限りの知識で考えたのを分かったうえである。そこには、働くこと、生きていく事において主人公に何が不足しているのかを自分で気づいてもらう事が最も本人の為になるという信念が存在しており、「魔王様」なりの優しさと相手...