2016-12

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2016年内に考える

今年も残すところ、3日となりました。皆さまにとっての2016年はどのような年でしたでしょうか。毎年発表されております。日本漢字能力検定主催の「今年の世相を表す一文字」では「金」が選出されました。応募者が「金」を選んだ理由には、リオオリンピックにおける日本人選手の「金」メダルラッシュ、前東京都知事の政治資金問題、築地市場の豊洲移転問題、東京オリンピックの巨額経費問題など、政治と「金」(カネ)に絡む問題が次々と浮上したことなどが挙がりました。イチロー選手のメジャー通算3,000本安打達成やレスリング・伊調馨選手の五輪4連覇などスポーツ界の「金」字塔、マイナス「金」利の初導入、米大統領選を制したドナルド・トランプ氏から連想される「金」髪、「金」色の衣装を身に着けたピコ太郎さんの『PPAP』も理由に挙がりました。「金」が選ばれたのは、2000年(シドニーオリンピックでの金メダル、南北朝鮮統一に向けた"金・金"首脳会談の実現、新500円硬貨と二千円札の登場など)、2012年(「金」に関する天文現象の当たり年、数多くの「金」字塔が打ち立てられた1年、「金(かね)」をめぐる問題が表面化)に続いて3回...
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苦悩からの変革~サンローランについて考える~

2011年,2014年,そして2015年とイヴ・サンローランを題材にした映画が製作された。2008年に没後、3本も映画化されたのは、いかに魅力的な人物で、現在のファッション界に多大な影響を与えたかの証明だと思う。1957年ディオール急逝後21歳の若さで後継者に抜擢され、1962年自身のブランドを設立し、引退(2002年)まで最前線を駆け抜けた。一方で、苦悩とプレッシャーにより、アルコールとドラッグに依存していく。また同性愛者でもあった。そんな苦悩の中から生まれた衣服が、現在のファッション界を作ったという事実に焦点を当ててみる。彼は高級デザイナーズブランドに置いて、初めて既製服の店舗をオープンし、富裕層以外の一般庶民のファッションに革命を起こした。女性のスタイルの選択肢としてパンツスタイルを確立し、有色人種をモデルに起用した。デザインにおける功績だけではなく、苦しみながらも、立場の弱い人間に対して救いとなった、革命家と言えるだろう。我々コアが変化の速い社会状況の中で、求職者様の人生に革命を起こすヒントがそこにある。今までの常識的思考をリセットし、求職者様の人生を徹底的に考える。「職場」を...
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情報は磨く事で血が通う

「幽霊のせいで肩こりになる」そんな信じがたい記事を掲載していたとしてまとめサイトのあり方が世間を騒がせています。サイト側の責任は当然だと思います。書き手、作り手には広告収入をベースに気持ちを煽る仕組みを作っているわけですし、そこに倫理観や責任感が強くない書き手が参入し、質の低い記事が大量生産されるのは必然だと思います。しかし、情報の受け手であるユーザー側としてもネットに対しての一定の距離感を取ることがまだまだ必要なのだとも感じます。20年くらい前にインターネットに触れていた時と比べれば、現在の情報量や信用度は桁違いですし、もはやネットこそリアルであるかのような感覚の方も存在します。しかし、インスタントに、その場ですぐ結果が出るものだったり、労せず誰もが手軽に得られる情報にはそれなりの値打ちしかない、という割り切った感覚も同時に持っていないと思わぬ落とし穴にはまってしまうという事だと思います。私たち、コアが携わらせていただいている人材ビジネスにおいても、情報が大きな役割を担っており、それが企業様の価値を決めたりともすれば人の一生を左右する非常に重みのある判断材料になっています。もちろん我...
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努力とは自分のためか、ひとのためか

やや小太りで日焼けをし、笑顔がとても素敵な60歳を過ぎたその男性は、カメラ目線でこう言った。「ひとを喜ばせることは誰にも負けないと思っちょる」・・カッコよすぎる!まさに私がこの仕事をするうえでの終着点である。この方は、九州の小さな魚屋の店主だ。しかし、魚の目利きのチカラは日本最高峰と言われている。魚を届けているのは、町の居酒屋からはじまり、ミシュランの星を獲得している名店、有名ホテルまで幅広い。料理人の作る料理や包丁さばきのクセまで把握して、魚をオロしているというから驚きだ。更には魚の持ち味を活かした料理の腕は有名ホテルの料理長が教えをこうほどである。では彼が天才なのかと言ったら、決してそうではない。とあることがきっかけで35歳の時に、とてつもなく努力をしたそうだ。それは当時、事業が軌道に乗ってきて、周囲に一目置かれる魚屋になった彼は友人の紹介で一流ホテルと取り引き出来るチャンスを得た。その際、彼が一流ホテルの料理長にプレゼンした後にこう言われたらしい。「君の魚の知識は物差しに例えると、10センチしかない。私は1メートルを求めているんだ。1メートルになったら、その時仕事をしよう」と。そ...
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言葉遣い

我が家の二歳になる娘が随分と色々な話しをするようになってきた。夫婦間の会話にカットインし、彼女なりのコメントをしてくることも多くなってきた。完全に会話を理解しているかどうかは兎も角として、それなりに状況に合った会話が成り立つようになっているように思える。私自身が最も大事にしている言葉は「ありがとう」と「ごめんなさい」だ。幼少期から両親に徹底されてきたが、今になって考えてみると、その挨拶を徹底していることで随分と多くの仲間に支えられたりと人に恵まれた人生となっていると思う。今、親となった自分は当たり前ではあるが、娘に挨拶の教育をしている。「お早うございます」、「こんにちは」等の挨拶に関しては、笑顔で言えるように。特に「ありがとう」、「ごめんなさい」等に関しては、子供の年齢を考えると早すぎるかもしれないが、何が有難いのか?もしくは何故ごめんないのか理由を聞くようにしている。言葉というものは非常に便利なもので、日常を振り返ると、「有難う御座います」と言えば何となくその場は成立しているように見える場合が多い。「ごめんなさい=申し訳ない」という言葉も同様である。しかし、その言葉が「何に対する」お...