2021-06

未分類

世界最高のアウトプットを生む勉強法

先日PRESIDENTに同タイトルの佐藤可士和さんの記事があった。佐藤可士和さんと言えば、ユニクロや楽天、今治タオルのブランドロゴなどで有名で、TVでもよく特集を組まれており、今や彼自身が強いブランド力を持つクリエイターと言える。クリエイティブデザインに限らず、ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、時代を読み、一流の経営者からの信頼を得てきた彼のアウトプット。その彼がしているインプット法と言われたら、気になるのではないか。記事の中で、勉強法という観点ではなかったが、私自身が会社で学んできたことや実践していることとリンクしたことで共感し、特に印象に残ったのは以下の点。・インプットやスキルの習得ではなく、「過去から現在に至るまでの文脈を読み解いて、自分なりの解釈を持つこと」が勉強法である。・現在がどのような文脈の上に成り立っているのかを理解した上で、新しい文脈を適切に創っていく。・より深く文脈の解釈をするために必要なのが、答えのない問題にひとまず答えを出す力。 自分なりの仮説を持ち、それをアップデートしていくこと。 ・結局、仕事が出来る人と出来ない人の違いは、想像力の差である。勉強=...
未分類

習慣化

公私問わず、何かをやると決めてルーティン化させること、さらに言えば、成果が出るまでやり続ける事は、取り掛かる前に想像しているより遥かに難しい。恥ずかしながら、幼少期~20代の私は、先延ばしの達人であった。しかし、反対に、約4年間欠かさずに続けていたことがある。大学時代のことで、大好きだったサッカーに関することだが、チーム練習が無い日は、必ず1日2時間弱の自主トレーニングを欠かさなかった。部活動ではなく、地元の社会人チームに所属していたので、活動は基本的に毎週土曜・日曜のいずれか、もしくは2日間のみである。つまり、平日5日間は、自発的に練習をしていた。何故やれたのか。当時は時間が有り余っていたなど、外的要因はあるが、本質はもっとシンプルだった。学校から帰宅したら、何も考えず、着替えてボールを持ち、外に出てリフティングを開始する。これを3ヶ月間続けることで、いつの間にか、ルーティンのトレーニングをしなければ、身体が気持ち悪くて落ち着かなくなり、やる意義を見出す必要がないくらいだった。確かに、好きなサッカーを後悔なくやり切りたい。試合に出たい。そういう上昇志向もあった。だだ、それ以上に、取り...
未分類

ドリームキラー

最近初めて知ったのだが、ドリームキラーという言葉があるそうだ。直訳すると、「夢を殺す人」だが、どういうものなのだろうか。具体的には、新しい挑戦や試みをしようとしているときに、止める人のことだ。家族や恋人など、身近な人ほどこうなる傾向が強い。転職でいうと、「嫁ブロック」(転職を考えた既婚男性が、妻の反対に遭うことを指す)という言葉がここ数年で定着した感がある。嫁ブロックが一概に悪いわけではないが(現職に残ったほうが良い場合もある)、ドリームキラーは、違う形で世の中にあふれている。例えば、「日常的に指導ばかりされている。辛い。自分は頑張っているが、求められるように変われない。」そんなふうに友人にこぼすと、十人中何人かは、「そうか、頑張ってるよね、無理しなくていいんじゃないか」という反応をするだろう。しかし、本当にひどい環境なのだろうか?本当にブラックな職場だということも稀にあるが、こういう場合、実際は上司や先輩、周りの人が本当にその人のことを思って、成長してほしい、改善してほしいという想いで、アドバイスしてくれていることもかなり多い。それでも上記のように「自分は悪くない」というニュアンスで...
未分類

我が身の探求

自らの言葉や行動は自分を映し出す鏡の如く、お客様の反応となって返ってくるものだ。同時に、自らの業務に対する熱量とお客様の熱量は比例するということも「CORE」の業務で学んできた。「人×人が織り成す化学式の答えは私たちの想像を遥かに超え、時としてとんでもない化学反応(ビジネス)を生み出す」率直に、この職業の醍醐味だと感じている。これは「人×機械」、「機械×機械」では得難い成果(価値)である。様々な企業様の採用課題や求職者様の方々と向き合う中で、世の中のほとんどのビジネスマンが「目的意識」を持てていないと痛感する。「そんなの持っていて当然だろう」と思われるかもしれないが、「これが私の目的だ」と自信をもって語れる人は驚くほど少ないはずだ。ここで言う「目的意識」は、内側の自分(心の底、腹の底までの理解)と直結(連動)しているかどうかが重要であり、表層的にただ流行を追い求めるような、ぼんやりとした「意識高い系」の目的意識とは異なる。むしろ、借り物の言葉や着飾った言葉を操る事に一生懸命になってしまい、本質を見失う原因を自ら作っているケースすらある。つくづく、本当に大事な部分はもっと基本にあるのだと...