2022-02

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マネジメントに必要なもの

転職における35歳限界説は昔話-。そんな記事を読んだ。「35歳限界説」とは、35歳を境目に転職成功率が下がるという、転職市場で定説とされるもの。敢えてこの記事に反対の立場を取ると、採用の需要を喚起したい関係者のタイアップ記事という見方もできるが、実際にミドル層以上の求人比率は増えているので、この記事の内容は実態を反映していると言っていいだろう。ただし、未経験の職種や業種の場合、管理系職種の人が異業種に転職する場合を除いて、30代前半までの方が、転職成功率が高いのは事実だ。その意味で、35歳限界説的なものは残っている。これは、世の中に相当大きな変動が起こらない限り、変わることはないだろう。話は戻るが、ミドル層の転職では、ほとんどの場合、マネジメントの経験や素養が求められる。マネジメントについては、世界中で数えきれない種類の本が出されており、とてもこのブログの中で語り尽くすことはできないが、大事な部分としては、人に教え、模範を示せる。ついていきたいと人に思わせることができる。このあたりは、構成要素として含まれるだろう。人に教えるにあたっては、業務プロセスを、感覚でなく言葉で、わかりやすく表...
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寄り添い方

先日、少し奮発して高めのレストランに行った。コロナ対策も万全、個室完備でネットの評価も上々、久しぶりにテンションも上がったのだが店員さんの対応や料理の出し方で水を差されてしまった。表現し難いが、不愛想なわけでも不慣れなわけでもなく、とにかく自分の感覚にはマッチしなかった。人材紹介の仕事をしていると色んな職種や年齢の方とお話をさせてもらうのでよくわかるが、個人が持つコミュニケーションの「感度」はそれぞれだ。友達と話しているように距離を近く感じる方もいればペースが合わず距離ができてしまう方もいる。そんな時は回転速度を上げて情報の密度を高めようと頑張ってしまいがちだが、量やスピードに頼ってもたいていの場合は上滑りして結局うまく行かない。やはり、感度を無視したアウトプットは不快という事だ。転職した直後も同じ様なことが言える。「自分のスキルを発揮してやるぞ!」と意気込む前に、まずは新しい隣人の情報感度を知らなければならない。実際、その関係構築が苦手な方も多いだろう。どんなに前職でエース級の活躍をしていた人でも、仲間のサポートが無ければ良い仕事はできないし、下手をすれば身内に敵を作ることだってある...
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寄り添い方

先日、少し奮発して高めのレストランに行った。コロナ対策も万全、個室完備でネットの評価も上々、久しぶりにテンションも上がったのだが店員さんの対応や料理の出し方で水を差されてしまった。表現し難いが、不愛想なわけでも不慣れなわけでもなく、とにかく自分の感覚にはマッチしなかった。人材紹介の仕事をしていると色んな職種や年齢の方とお話をさせてもらうのでよくわかるが、個人が持つコミュニケーションの「感度」はそれぞれだ。友達と話しているように距離を近く感じる方もいればペースが合わず距離ができてしまう方もいる。そんな時は回転速度を上げて情報の密度を高めようと頑張ってしまいがちだが、量やスピードに頼ってもたいていの場合は上滑りして結局うまく行かない。やはり、感度を無視したアウトプットは不快という事だ。転職した直後も同じ様なことが言える。「自分のスキルを発揮してやるぞ!」と意気込む前に、まずは新しい隣人の情報感度を知らなければならない。実際、その関係構築が苦手な方も多いだろう。どんなに前職でエース級の活躍をしていた人でも、仲間のサポートが無ければ良い仕事はできないし、下手をすれば身内に敵を作ることだってある...
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不運の受け止め方

北京五輪スキージャンプ男女混合団体で、高梨選手の1本目のジャンプが、スーツ規定違反により失格となった。この事態を受けて、高梨選手は、自身のインスタグラムに謝罪文を投稿した。「今回、私の男女混合団体戦での失格で日本チーム皆のメダルのチャンスを奪ってしまったこと、そして、今までチームを応援してくださった皆様、そこに携わり支えて下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした。私の失格のせいで皆の人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です。謝ってもメダルは返ってくることはなく、責任が取れるとも思っておりませんが、今後の私の競技に関しては考える必要があります。それ程大変なことをしてしまった事深く反省しております」人により見方は違うかもしれないが、個人的な意見としては、本人の責任とは言えないのではと思った。不運としか言いようがない。4年という年月をかけてこの日のために努力してきた選手にとってはあまりにも残酷である。日本と海外を単純に分けるのは正しくないかもしれないが、このような事態が起こった場合、海外の選手だと、不満をあらわにする人が多いような気がする。高梨...
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頑張り屋さんと前向き思考

先日面談させていただいた30歳前後の営業職の転職希望者の方から、「この間後輩から“やってもやらなくても変わらないのに、何で頑張らないといけないんですか?”と聞かれて返答に困った」という話をされていました。状況や前後の会話が分からないので判断しにくいですが、恐らく現職が年功序列の組織なので、その後輩の方は、やらなくても同じ給料なのに、やったら損だと思っているのかもしれません。「頑張らなくても良い」という言葉が少し前に流行り、今ではそういう価値観もあると、肯定化された価値観のようになっているように思います。自分らしくあることは人生において大事なことだと思います。しかし、「頑張らない」=怠けても良い、努力しなくても良い、楽して生きれれば良いということではなく、さらに言えば、計画しなければ失敗しない、期待しなければ傷つかない等、自分を下げて肯定感を得ることは、本当の「自分らしさ」とは違うはずです。誰でも、楽な方を選びたいし、嫌なことからは本能的に逃げたくなるものだと思います。私もできれば失敗したくないし、仕事で悩むよりも1日中ゴロゴロしていたい。好きなだけ食べて飲んで、嫌なことは一時忘れて問題...