2015-11

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 「選ばれてあることの恍惚と不安と二つ我にあり」

これは、詩人ヴェルレーヌの言葉である。太宰治の「葉」でも有名である。太宰治記念碑には、金色の鳳凰の下にこの言葉が記されている。「選ばれし者の恍惚と不安と二つ我にあり」これは前田日明氏がUWF旗揚げの時に、語った言葉だ。もちろんヴェルレーヌの言葉から借りたもの。「プロレス界に選んでいただいた自負と本当にやっていけるかという不安がある。」「不安があるからこそ、必死で毎日練習し、努力をする。」この言葉を皮切りに旗揚げ興行はわずか六人での始まり、たった三試合で始まった。未知なる格闘技としてのプロレス。まさに総合格闘技時代の幕開け。。。日本格闘技市場ではK-1,PRIDEと90年代の格闘技勃興期時代の幕開けのきっかけとなったのではないだろうか。「選ばれたことの恍惚と不安と二つ我にあり」これは私の今の心境だ。11月よりコアの新メンバーとして転職のコンサルタントになった。コアに選んでいただいたことの自負と本当にこの仕事をし皆様のお役に立てるのだろうか?という不安がある。この言葉は我々転職支援をさせていただいている側からの心情とこれから転職をしようとされる皆様にも置き換えることができるだろう。コアとし...
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ディオールから学ぶ「永遠なるブランド力」

人間は飽きる生き物であり、世の中の変化はどんどんスピードアップしている。更にSNSの普及によりマスの情報が形骸化しつつある。こんな時代だからこそ、ピンチをチャンスと捉え、ブランド力を磨き上げるすべを知り、他社との差別化を図れば、マイノリティーの勝ち組枠は約束されるであろう。ブランド力を維持し続ける=常に価値を提供し続けることである。有名ブランドが長い間存在している老舗である事例が多いのは、そのブランドが常に価値を伝えつづけることをし続けているからに他ならない。ヴィトン、シャネル、エルメス、ディオール、サンローラン、グッチ、バレンシアガ、プラダ、クロエ等時代が変われど、常に世界中の最先端の風景と一体化している。ファッション界では「春夏、秋冬のコレクションで2サイクル連続で顧客の満足を得られなかった場合、つまり顧客の気に入らないデザインを発表してしまうと大きな売上損失に繋がるとのことである。しかしながら新作で新しいデザインを出さない保守的行為は「マンネリ化・風化」をのイメージを定着させてしまう危険性がある。お客様の心の中に「●●らしさ」や「常に新しいが、変わらないブランド力」を焼き付けるの...
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ロングとショート

皆さんは、ロングとショートどちらが得意でしょうか?髪型・・・ではなく、人間関係についてのお話です。一般的に、知り合いの人との距離感を考える場合には、時間的に長く接触してきたかどうかが一つのポイントであり、「あの人と自分は馴染みだ」という感覚は大抵の場合ここから来ている事が多いのではないでしょうか。つまり、ロングの関係性、時間軸に基づいた人間関係の評価です。人が人を信用するという過程において、時間というのは偉大です。瞬間的にはいい顔ができても、回数を重ねると本心が出てしまうのが人の常ですので、時間をかけながら人柄を判断するというのは非常に理にかなっていると思います。では、ショートの関係性では強い関係性は構築できないのかというと、そういうわけではありません。むしろ接触の時間は短くても、強い関係が作れることも少なくなく、個人的には若い時よりも最近は特にそういうパターンが多い気がします。「あ、この人はすごいな」と感じる瞬間的で感覚的な判断だったり、自分と異なる発想を持っている事に急速に興味を持つことになったりそのきっかけは様々です。面白いのは、昔だったら苦手で避けてきたタイプの人との方が最近は...
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想像力は創造力を生む

想像力は創造力を生む「想像力」は最強の力ではないだろうか。想像力があれば、人の喜びや悲しみや苦しみを理解することができる。想像力があれば、新しい未来や新しい技術にワクワクすることができる。想像力があれば、危険な場所や危険な行動を回避することができる。想像力があれば、本を読みながら色々な気持ちや体験を味わうことができる。しかし、最近は想像力が乏しい人が多いのかもしれない、と思うときがある。他人事ではなく、自分自身も無意識に相手を傷つける言葉を投げかけていたり、身勝手に自分のことばっかりを考え、得しようとすることが多々ある。少し想像したら、相手が傷つくことや嫌な気持ちになることは分かっているはずなのに。想像力だけでは何も起こらないかもしれないけれど、想像することで何かを生みだして行く力になると思う。想像することで何かにワクワクし、周囲の人が喜んでくれる為にはどうしたらいいんだろうと想像し、恋人や奥さんが喜ぶ顔を想像してお誕生日プレゼントを選ぶ。そいうことから、幸せが生まれていくんじゃないかな、と。仕事でも同じで、周りの人が気持ちよく一緒に仕事してくれるためには、どうしたらいいのだろう。これ...
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成長志向

チャレンジしなければ成功も失敗もない。逆に言えば、チャレンジには大なり小なりの失敗が必ずついて回ると表現できます。多くの人がチャレンジに躊躇するのは、この「失敗を恐れる気持ち」が背景にあるからだと思います。成功はしたい、でも失敗は怖い。リスクを過度に恐れる自己防衛本能が、チャレンジすることを妨げているという事です。「成功」すれば褒められ「失敗」すれば怒られるという原則は、ほぼ全ての大人が幼少期の体験に基づき「常識」として理解しています。その結果、成功しなければ意味がないという極端な考えに陥ってしまっている人が大半なのではないでしょうか。この行き過ぎた成功至上主義が挑戦する気持ちを消し去り、「成長」のための貴重な機会を人々から奪ってしまっています。これは本末転倒だと思います。本来、日々のチャレンジの積み重ねが自分の自信につながり、そしてその自信が成長の強力な糧となります。同様に、日々の失敗体験が自己反省をもたらし、結果としてさらに飛躍するための大きなステップになっているはずです。人は自己の「成長」を感じる時、純粋に楽しいと思うはずです。物事に対する成功も失敗も等価であり、それぞれは「成長...