「選ばれてあることの恍惚と不安と二つ我にあり」

これは、詩人ヴェルレーヌの言葉である。太宰治の「葉」でも有名である。
太宰治記念碑には、金色の鳳凰の下にこの言葉が記されている。

「選ばれし者の恍惚と不安と二つ我にあり」
これは前田日明氏がUWF旗揚げの時に、語った言葉だ。
もちろんヴェルレーヌの言葉から借りたもの。
「プロレス界に選んでいただいた自負と本当にやっていけるかという不安がある。」
「不安があるからこそ、必死で毎日練習し、努力をする。」
この言葉を皮切りに旗揚げ興行はわずか六人での始まり、たった三試合で始まった。

未知なる格闘技としてのプロレス。
まさに総合格闘技時代の幕開け。。。
日本格闘技市場ではK-1,PRIDEと90年代の格闘技勃興期時代の
幕開けのきっかけとなったのではないだろうか。

「選ばれたことの恍惚と不安と二つ我にあり」
これは私の今の心境だ。11月よりコアの新メンバーとして転職のコンサルタントになった。
コアに選んでいただいたことの自負と本当にこの仕事をし皆様のお役に立てるのだろうか?
という不安がある。

この言葉は我々転職支援をさせていただいている側からの心情とこれから転職を
しようとされる皆様にも置き換えることができるだろう。

コアとしても信頼をいただき、選んだいただいた自信と
本当に期待に応えられるのだろうかという不安がある。
新しいことを始めるには何事にも壮大なパワーが必要である。

誰かに必要とされること、誰かの為に頑張ることを常に考えさせられる。
転職をご検討される皆様におかれましても現職の会社様に選ばれ立場のある環境の中、
新しい生活を考える、生活環境を変え新しい自分の居場所を求め、活動をされること
きっとまだ見ぬ明るい未来に少しでも前に灯りをともせるよう尽力して参ります。

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