2025-07

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Z世代が作る新構文と日本語の美しさ

先日「Z世代が選ぶ2025年上半期トレンドランキング」がZ総研より発表され、バズった言葉などが明らかになりました。最近では、「構文」がヒットのネタになることが多いらしいです。受験の時にしか聞かなかったような言葉ですが、Z世代を中心にSNSでバズった文章を構文化して表現しているとのこと。例えば、バズった言葉1位となった「エッホエッホ、〜は〜だって伝えなきゃ!」という構文。フクロウのヒナがヨチヨチ歩きながら必死に伝えようとするネットミームが元ネタ。「エッホエッホ、明日は雨だって伝えなきゃ!」のように使うそう。嫌みのないかわいさや、頑張っている感をコミカルに伝えられる点がうけて、広がっているようです。こうした新構文や言葉が流行する一方で、少し危惧していることもあります。それは、これらの言葉が一時的な流行で終わるならまだしも、「間違った日本語」として定着してしまう可能性です。言葉は時代とともに変わるもの。だから流行語が出るのは自然ですし、使うことが悪いわけではありません。しかし、その言葉がどう生まれたかとか、もともとどんな意味だったのかを知ってから使うことは、とても大事なのではないかと思います...
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長所と短所の伝え方

先日娘から、「私のこと、どう思う?」と突然聞かれました。今さら「目の中に入れても痛くない存在だよ」という言葉を期待しているとも思えず、どういう意味なのか確認したところ「就活で使用する、エントリーシートに自己PRを書く為に、私のいいところも悪いところも教えて欲しい」との事でした。思わず、「そういう言葉が足りないところが短所だよ」と言いそうになりましたが、ここは感情的になってはいけないと思いとどまり、友達ではなく父親に聞いてきてくれたことにも、少し喜びを感じていました。生まれた時から一緒に暮らしていますし、正しい事をした時には褒めて、間違ったことをした時には注意をしてきましたので、彼女の癖も含めて良いところも悪いところもよく知っています。いざ、長所と短所を言葉にして伝えようとしてみると、言葉が出てこない。特に短所は、やってしまった行為を指摘するのではなく、そうなってしまう思考やこれまでの生き方を否定する事にもなりかねないからだ。また、このようないい方をしたら傷つくのではないか、「お父さん嫌い」と言われないだろうか、ということも脳裏に浮かびました。しかし、就職活動に必要であることそして何より...