未分類 Z世代が作る新構文と日本語の美しさ
先日「Z世代が選ぶ2025年上半期トレンドランキング」がZ総研より発表され、バズった言葉などが明らかになりました。最近では、「構文」がヒットのネタになることが多いらしいです。受験の時にしか聞かなかったような言葉ですが、Z世代を中心にSNSでバズった文章を構文化して表現しているとのこと。例えば、バズった言葉1位となった「エッホエッホ、〜は〜だって伝えなきゃ!」という構文。フクロウのヒナがヨチヨチ歩きながら必死に伝えようとするネットミームが元ネタ。「エッホエッホ、明日は雨だって伝えなきゃ!」のように使うそう。嫌みのないかわいさや、頑張っている感をコミカルに伝えられる点がうけて、広がっているようです。こうした新構文や言葉が流行する一方で、少し危惧していることもあります。それは、これらの言葉が一時的な流行で終わるならまだしも、「間違った日本語」として定着してしまう可能性です。言葉は時代とともに変わるもの。だから流行語が出るのは自然ですし、使うことが悪いわけではありません。しかし、その言葉がどう生まれたかとか、もともとどんな意味だったのかを知ってから使うことは、とても大事なのではないかと思います...