2017-09

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生きる偏差値

この言葉は私の先輩がいつも口にする言葉である。生きる偏差値とは人間社会を生きていく上で自分がいる環境下においてどのように立ち居振る舞うかを指す。言葉や行動にて人間の生きる偏差値を測定できるとするものであり、よくサクセスストーリーや著名な経営者が科学的な論点から話しているものとは少し方向性が違うものになる。同じことをしても怒られる人もいれば怒られない人もいる、良いことをしているのに褒められる人と褒められない人がいる。この差は一体何なんだろうか?行間を読む力、話し方、仕草、熱量人の心の僅かな隙間に入り込む能力や人間同士における心の距離を推し測れる能力。この力は学校での教育課程に組み込まれてはいないが、人間の成長過程においてのいつ頃に形成されるものなのだろう。推測するに、ある集団や個人の意思が集まる場所で自身の意思を通すためにどのように立ち向かうかに直面する事。こういった環境下でなければ生きていく力を養うことはできないのかもしれない。「どうすれば怒られないだろう?」「どうすれば喜んでもらえるだろう?」常にこんなことを考えていなければならない環境で過ごすと次第に五感を超えた第六感が鍛えられる。...
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意識の変化が求められるとき

人材紹介会社のコンサルタントをしていると、採用する企業様側、転職したい求職者様側双方の立場に触れるため、当然ながら、働くという事に関連した話題には敏感になります。最近では、政府が主導する「働き方改革」という言葉に関して、当初思っていたより、かなり世の中に浸透しつつある事を実感しています。少し話題は変わりますが、 「働き方の価値をご提案する―」。これは、弊社が企業理念として7年前の創業時から掲げる大切なメッセージです。弊社が立ち上がった2010年末という時期は、まだまだリーマンショックのインパクトが尾を引き、また、JALの破たんや老舗の百貨店の閉鎖が続くなど、世の中が、得体の知れない沼地に浸かっているイメージがありました。そして、その数か月後に東日本の大震災が起こります。スタートアップ直後であり、後ろ盾もない弊社からすれば、「さすがに難しいかもしれない」と感じたのも事実でした。しかし、我々の予想に反して「話を聞いてみたい」と言って下さる企業様が数多く存在し、お声がけを頂けました。そして、お会いする企業様ごとに、こんな状況だからこそ、スピードや単に頭数合わせの選考ではなく、時間をかけても中...
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自分を知り、相手を知ること。

我々にとって、人に伝えるという事はベーススキルであり、その為に常に情報に耳を傾け、アンテナを立ててインプットした情報を少しでもお客様のお役に立てるようアウトプットしています。時折、伝えるということの奥の深さに溜息が出る事もありますが、早く「上手いコミュニケーション」が出来るよう、実践、実践の繰り返しです。勉強も兼ねて「伝え方」についての動画サイトなども見ることがよくあります。とある動画サイトで、一世を風靡した元お笑い芸人の方がネタを作る時に絶対に気を付けていることをお話されていました。「人前で話す、考えを伝える」ということにおいては、共通している部分もあるため、勉強になるかもと思い見てみました。「お客様に響く作品を作る際に重要視している事とは、以下の二軸を大事にすることだ」と話していました。・自分の能力を分析し、自分自身を知り尽くすこと。→X軸・世の中の流れを抑えておくこと。→Y軸当然と思われるかもしれませんが、この二軸をしっかり分析し、理解した上でネタを作り、自らを時代に融合させたことで、人気が出たのだと思うと言っていました。一方で人気の出ない芸人の方はむしろ逆で「自分視点で面白いか...
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偶然を必然にする「興味力」

通勤中や街を歩いているとき、知り合いに偶然会うことが多い。「また知り合いに会ったの?」人からは驚かれるが、実際は、誰もが同じように、移動中、知り合いに偶然接近していて、それに気付くか気付かないかの違いだけなのではないかと私は感じている。その違いがどこから生まれるかというと、周囲への興味、観察ではないかと思う。街の様子が普段とどこか違っているかとか、何か変わったことがないかとか、外出している時は自分の視界に飛び込んでくるものをざっと見渡すクセがある。普段と違う様子に敏感に反応することはビジネスの世界においても重要な要素だと思う。更に付け加えると、人への好奇心もあると思う。人の様子は、それぞれ驚く程違っていて、たまたま見かけた人について、どんな仕事をしている人なのだろう、小さい声で言い争いをしているカップルに何があったのだろうとか、特に所作と表情が噛み合っていないような人達は面白かったりする。人を観察していると飽きることがない。例えば、求職者との面談時にもよく起こることであるが、話されている内容と表情が微妙に一致していないような場合がある。そこで掘り下げて、お話しを聞いていくと本人が無意識...