2024-03

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瞳を閉じれば

卒業のシーズンですね。硬く閉じた桜の蕾も冷たい雨と温かな日差しの合間で、ゆっくりと花開きピンク色の綺麗な色によって、卒業シーズンのキャンバスを彩ってくれています。卒業シーズンに流れる曲というのは不思議なもので、何年経って聞いても、あの時代にフラッシュバックすることができる。私達の世代だと、尾崎豊さん、斉藤由貴さんの「卒業」や松田聖子さんの、「制服」などのイントロを聴くだけで、あの頃に戻ることができる。歌詞の中に、「春、別れ、出会い、桜、卒業」という「ザ・卒業ワード」が散りばめられた曲が多くあった事を記憶しています。しかしどうやら近頃の卒業ソングは、少し様子が違うらしい。直接的な言葉ではなく、聴く側が情緒的な表現から卒業を連想して、その歌を卒業ソングとして位置付けしているらしい。例えば、リリースされてから20年経った今でも卒業ソングを代表する曲でレミオロメンの「3月9日」という曲があるのですが、この歌の中には、一切卒業という言葉は出て来ないのです。この歌の由来は、3月9日に結婚式を挙げるメンバー共通の友人に捧げるために作られた歌で、卒業の為に作られた歌ではありませんでした。「春の風、桜の...
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成長と赤ペン

今後のメンバーの増加にも対応できるように、「このタイミングでやってしまおう!」と今月末にオフィスの改装を行う事になった。大規模な改装なのでさながらプチ引越しだ。キャビネットを整理していたら、入社直後の若き私が提出した上司からのコメント入りレポートが複数出てきた。(弊社は週次のレポートに上司が赤ペンでアドバイスをくれている)パラパラみてみると「候補者様の本心が聞くのが難しい」とか「採用の背景が把握できないと魅力が伝えられない」等の記載が。正直「うわ、全然成長してないかも…」と感じたのだが。よくよく読んでみると、テーマ(なりたい自分の姿)は同じだが、それに対しての取り組み方はかなり稚拙だった。【恥ずかしいレポートの中身】・自分は頑張っています的な言い回しが多い・自分語りが結構多くて「で、何?」とツッコミたくなる・いつかそうなりたいという先送りの内容・選ぶ言葉の抽象度が高くゴールがぼんやりしている・結果までの道筋が理想論で「とにかく頑張ります」になっている我ながら、中々のダメっぷりだと思うが、当時の自分にとってはそれが見えている世界の全てだったし、本気の本気だった。「正しい努力をしなさい」と...
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うるう年

今年は2月が29日まである、4年に一度のうるう年。うるう年は、太陽年の長さと暦年の長さの差異を補正するために導入されたものだ。地球が太陽の周りを回る周期が約365. 242日であるのに対し、暦年は365日。この0.242日を累積して調整し、太陽年の長さに近い暦を維持しつつ、暦年と実際の季節がずれるのを防いでいる。因みに、西暦年が4で割り切れる年は原則としてうるう年。例外で西暦で100で割り切れるが400で割りきれない年はうるう年ではない。4年に一度と聞いて思い出されるのはスポーツの祭典であるオリンピックやサッカーのワールドカップではないだろうか。なぜ2年や3年に一度ではなく4年に一度なのかというと、いくつかの要因があるらしい。・大規模なスポーツイベントを開催するには多くの時間と労力が必要となり、競技施設の建設、参加国・選手の準備、放送権の交渉など、さまざまな準備が必要となる。・参加国や選手の調整のため。参加国において代表選手の選出や準備時間が必要で、選手が最高のパフォーマンスを発揮するのに適切な期間となる。・特別感の演出。4年に一度であることによって、アスリートだけではなく、観戦者にと...