2020-02

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用いられるその先、頼られる存在として

信用と信頼という言葉があります。信用・・・実績とか成果物、過去の実績に対して『客観的、あるいは物質的』に委ねる行為【事実、実績ベース】⇒信用取引・・・〇 信用関係・・・×信頼・・・上記の信用に基づき、『主観的、精神的』に委ねる行為【感情、想いベース】⇒信頼取引・・・× 信頼関係・・・〇英語で言うと信用=credit 信頼=trust⇒クレジットカード・・・〇 トラストカード・・・×私どもの人材紹介業というビジネスを通して、企業様と転職希望者様との間に立ち、双方の合意の下、成約(マッチング)し、ビジネスが生まれていく。そのような場に介在させて頂ける理由の一つは業界に専門性を持っているということ、過去実績からなる「信用」を頂けていると感じています。当社でも既存のお客様で長くお付き合いをさせて頂き、信頼頂いている会社様もございますが、初めてお会いさせていただく会社様も多くあられます。同業界の人材が多数登録している、業界情報に精通しているという信用はあるのかも知れないですが、二度三度の成約に至るまで、「信頼」は頂けていないと思います。この仕事はお客様(企業、転職希望者様)の未来を託していただく...
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今だからこそ、face to face

私の家の近所の大手DVDレンタル店が閉店した。徐々にレジが自動化されて店員さんが減り、ついにはお店ごと無くなってしまった。少し偏ったセレクトながら店員さんのおすすめ作品にはまっており、密かな楽しみになっていた。無くなってみるとやっぱり寂しさを感じる。人手不足の世の中。今後も否応なしに様々な場所からもっと人は消えていく。少し意味あいが異なるが、職場もまた同様だ。リモートワークや省人化が進めば、一日中誰とも顔を合わせずに仕事を終えるのが普通になる。ちなみに、人材紹介という仕事はもともと、リモートワークやオフィスに決まった席がない事も珍しくなく、その意味で昔からひとりでもやれる仕事ではあった。実際、ヒヤリングだけなら電話だけでも事足りるし、そういうスタイルを選択するエージェントも多い。しかし、この選択はお客様の利益を損なう可能性がある。現状、企業は人材採用に大きなコストがかけられないうえに、現場のニーズや要件はますます複雑化している。そのため、エージェントには候補者をより深く知っている事を期待し、より多くの情報を把握していることを求めている。対人接点が世の中から減れば減るほど、逆に強く求める...
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モノの見方と見せ方

最近、何人かで話していたときに、こんな話が出た。ここ数年で、電子たばこがかなり普及しているのにも関わらず、駅前の喫煙所を見ると、紙巻きたばこを吸う人が多く、電子たばこは一割ほど。なぜだろう?その場で話していた数人から、いくつか意見が出たが、最も納得感があったのは、次の見解だった。元々紙巻タバコから電子タバコに切り替えた人の方が、紙巻タバコのニオイに敏感で、臭く感じるから、喫煙所に立ち寄らないのでは・・・確かに思い当たる。また最近は禁煙の喫茶店が多くなり、喫煙できても電子たばこだけ、という店が多くなっている。普段の居場所がなくなった紙巻きたばこユーザーが、喫煙所に来ている…というわけだ。何事も、背景を把握することや、この話しの場合だと、目線をユーザー視点に切り替えることが必要だった。喫煙所だけを見るのでなく、世の中の変化を捉えることが必要になる。仕事ができる人ほど、目の前の事象だけを見るのでなく、背景を捉えて考え、相手の立場をイメージし行動しているのだろう。必然的に、周囲から見て納得が行く業務プロセスを踏んで行動している人は、結果を出すし、仕事でも評価されやすい。仕事では意識出来ている人...