モノの見方と見せ方

最近、何人かで話していたときに、こんな話が出た。
ここ数年で、電子たばこがかなり普及しているのにも関わらず、
駅前の喫煙所を見ると、紙巻きたばこを吸う人が多く、電子たばこは一割ほど。

なぜだろう?
その場で話していた数人から、いくつか意見が出たが、
最も納得感があったのは、次の見解だった。

元々紙巻タバコから電子タバコに切り替えた人の方が、紙巻タバコの
ニオイに敏感で、臭く感じるから、喫煙所に立ち寄らないのでは・・・
確かに思い当たる。
また最近は禁煙の喫茶店が多くなり、喫煙できても電子たばこだけ、
という店が多くなっている。
普段の居場所がなくなった紙巻きたばこユーザーが、喫煙所に来ている…
というわけだ。

何事も、背景を把握することや、この話しの場合だと、目線をユーザー視点に
切り替えることが必要だった。喫煙所だけを見るのでなく、世の中の変化を
捉えることが必要になる。

仕事ができる人ほど、目の前の事象だけを見るのでなく、
背景を捉えて考え、相手の立場をイメージし行動しているのだろう。
必然的に、周囲から見て納得が行く業務プロセスを踏んで
行動している人は、結果を出すし、仕事でも評価されやすい。

仕事では意識出来ている人も面接や職務経歴書で
効果的なアピールできるかどうかは別の話だ。
なかなか、それを実行、表現するのは難しい。

転職希望者の方とお会いすると、残念ながら
効果的なPRができていない人が少なくない。
ましてや、書類選考ではフォロートークも出来ない。

どうすれば、転職希望者の方の実力がしっかり評価されるような
効果的なアピールができるか?

そういうことについてこそ、きちんとお伝えするようにしております。
『キャリアには、魅せ方がある。』

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