努力をしたら必ず報われるのか。
向かうべき方向に努力を積み重ねていかなければ、努力は報われません。
今年、弊社ではメタ認知という言葉をテーマとして、
各社員が他人から見た自分を知り、長所伸展、短所克服に努めています。
(メタ認知とは・・・メタ認知の「メタ」とは「高次の」という意味です。
つまり、認知(知覚、記憶、学習、言語、思考など)することを、
多次元、他の視点から認知するということです。メタ認知は何かを実行している自分に頭の中で
働く「もう一人の自分」と言われていたり、認知についての認知といわれることがあります。)
日常生活をしているうちに、いつの日からか惰性となり、もともと設定した目標を見失います。
(皆様もご経験はないでしょうか。)惰性から戻すのには負荷がかかります。
人は好きなことだけを選び、楽な道を選びます。
好きなことだけを伸ばすのは良いことなのですが、全方位をカバーすることができません。
好きなことだけを伸ばすことにはリスクがあり、
好調の時は良いですが、成績に波がでます。(良い時も悪い時も運次第)
また好きたなことだけを伸ばす人の場合、
成績不振時からの立ち直りが遅いことも特徴にあります。
本当の強さとは特定の分野でのみ発揮される強さではなく、
どんな相手、環境、場面において全方位的な対応ができるかだと感じます。
自分の力量と業務における型を知ることが大事になります。
本来、自分のあるべき姿と型がわかっている人が職業上におけるプロなのではないでしょうか。
不調時にはできるだけ早い立ち直りと打開策として、本来あるべき型に戻すこと、
型を変えなければならない場合は弱点補強をすることを考えることが必要です。
世間のイメージと自身のイメージしている姿に
乖離が少ない人ほどご活躍をされている傾向にあります。
皆さまも世間のイメージと自身のイメージの乖離を少なくするために
令和元年の終わりに平成という時代と共に振り返りをしてみるのも良いかも知れません。

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