2026-03

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偶然の足跡

人生とは、ただ単に出来事が積み重なっていくだけではない気がしています。そう思えるのは、誰かがそっと仕掛けたような“偶然”が、あとから振り返ると“必然”に見えてくる瞬間があるからです。たとえば、私と妻の結婚式場を選んだときのことです。雰囲気が良くて、なんとなく「ここだな」と直感で決めたのですが、後になってそこが両親の結婚式場と同じ場所だったと知りました。もちろん何も知らずに選んだのに、気づいた瞬間、背中を押されたような、不思議な安心感が広がりました。二つ目の偶然は、私の息子と甥っ子(姉の息子)の誕生日が同じ日だということです。最初は「すごい偶然だな」くらいにしか思っていませんでしたが、もう一人の甥っ子(妻の弟の息子)の誕生日も同じ日でした。ここまで重なると、ただの偶然とは思えなくなってきます。そして極めつけは、私の両親が結婚したその日が、姉の旦那の生年月日と同じだったのです。両親が結婚したその日に生まれた男性が、それから4年後に生まれてくる娘の旦那になったのです。家族の歴史の中で、時間が静かに一本の線でつながっていくような不思議な巡り合わせです。こうした出来事は、「最初から決まっていたん...
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転職が当たり前の時代に、あらためて考えたい「目的」の話 ~ 職務経歴書作成のススメ ~

近年、転職は珍しいことではなくなりました。さらに、最近では「今よりも良いところがあれば」「機会があれば挑戦してみたい」そんな自然な選択肢の一つとして捉えられるようになっていると感じます。加えて、AIの進化により、職務経歴書は自動で作成でき、応募もワンクリックで完了する時代になりました。転職活動は、これまでにないほど手軽なものになっています。この変化が悪いことというつもりはありません。情報にアクセスしやすくなり、可能性を広げやすくなったという点では、歓迎すべき流れかもしれません。しかし、採用の現場に長く携わっていると、ひとつ強く感じることがあります。それは、動きやすくなった一方で、自分自身の思考が整理されないまま進んでしまうケースが増えているということです。現在の採用において、企業が見ているのは単なるスキルや経験だけではありません。もちろん、これまで何をしてきたかは重要です。しかしそれ以上に問われているのは、「なぜ転職を考えているのか」「何を実現したいのか」「将来どうなりたいのか」という目的の明確さです。「今より条件が良ければ」「とりあえず話を聞いてみたい」この状態のままでは、企業側に軸...