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誰かの一歩を見送る季節に思うこと。

年末に向けて、部署の異動や挑戦する仲間の話題が増える時期です。長く一緒に働いてきた仲間が、新しいステージへ踏み出す姿を見ると、胸が少しざわつきます。でもそのざわつきの中には、少し不思議な温かさも混ざっているように思います。一緒に過ごした時間の中で、助け合ったこと、共有した経験、学び合ったこと、それらは決してその人だけのものではなく、職場でともに働く私たちにも残っています。そして、その経験や知識は、次へと自然と引き継がれていきます。過去の学びや思いがリセットされるのではなく、新たな挑戦の中で活かされ、次の物語へとつながっていくのです。送り出す側として特に感じるのは、その一歩を見守れることのあたたかさです。私たちはキャリアアドバイザーとして、多くの人が新しい挑戦に踏み出す背中を見てきました。挑戦には迷いや葛藤もありますが、それでも歩み出す人を応援できることは、送り出す側にしか味わえない特別な経験です。だからこそ、送り出す時にはただ別れを惜しむのではなく、「ここで培ったものを次につなげてほしい」「その挑戦をそっと支えたい」という思いが自然に湧いてきます。年末という節目は、別れが少し切なくもあ...
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ベクトル(意識)を自分に向ける

一年はあっという間で、気付けばもう11月の最終週となりました。この時期になると、「一年の振り返り」という言葉を耳にする機会が増えてきます。歌でいえば紅白歌合戦の出場者決定、言葉でいえば流行語大賞、スポーツでいえば各スポーツのMVPなど。様々なテーマでこの一年の総括が行われます。皆さんの一年の総括はいかがでしたでしょうか?年始に「今年こそこれをやる」「こんな成長をしたい」と目標を立てる人は多いと思います。しかし、約一年後の年末にゆっくり一年を振り返り、「何ができて、何ができなかったのか」を見つめ直す人は案外少ないのではないでしょうか?就労している方であれば、決算が12月末ではなく3月末の企業だと、振り返るタイミングも曖昧となり、先送りしてしまうこともあるかもしれません。それでも、年の瀬に「自分自身の一年」を振り返ることは有意義なことだと思います。ちなみに、2024年の紅白大トリ、流行語大賞、今年の漢字一文字を覚えていますか?どれも大きな話題となっており、耳にしたこともあるはずなのに、いざ聞かれると思い出せません。理由は、自分事としてその情報に向き合っていないためです。聞き流していて、その...
キャリアについて

変わらずに咲く桜の価値

見てくれは微妙な我が家だが、一点だけ誇れるものがある。それは、窓から見える桜だ。この家で暮らすようになって6年、毎年この時期になると「今年も変わらず咲いてくれた」と気持ちがなごみ、何とも表現しがたい安堵感に浸ることができる。一方で、「去年この桜を見た時と今の自分に変化はあるだろうか?」と少し不安な気持ちになることもある。変わらなくても良いもの、変わることが求められるもの、状況によってその価値や良し悪しは異なるだろう。私はどちらかと言えば安定志向のものの考え方をするので、本来は変化を嫌う傾向だと自覚している。そんな私もこの人材コンサルタントの仕事に就いてからは変化することを求められてきた。転職活動の場合、仮に安定志向の方だったとしても仕事を変えるという意味では必ず変化を伴うわけで、私たちはお客様に対して常に何らかの「変化」を提供し続けていることになる。お客様に変化を提供し、働き方をご提案する立場でありながら、自分自身に去年と全く変化がないのであれば、その説得力はゼロに等しい…というものだ。そんな意識で、どうにか自分を変えてこられたと思っている。安定も変化もバランスよく融合されている仕事は...
ルール化

温故知新

東大で、サンスクリット語の初回講義に300人を超える学生が押し寄せ、大騒ぎになったそうだ。「Web R25」から下記引用する。「4月10日の午後1時から2時ごろ、東京大学教養学部で1、2年生を対象としたサンスクリット語の講義が行われ、その出席者が多かったという理由で、「サンスクリット」というワードが、ツイッターの東京エリアでトレンドに表示される珍事が起きた。」ヒンドゥー教や仏教で用いられる古典インド語なので、例年参加者数は一ケタ。今回の騒動は、単位が取りやすいという噂が理由のようだ。しかし、本当にそれだけで300人も集まるものなのか。新入生の求める「優」評価と単位取得には、極度に複雑な文法の暗記と、半年間の全出席が必要だが、東大生といえど、よほどの精神力がないと勤まらないそうだ。不確かな時代に、いつの時代も通用する考え方、日本人の源流をなす考え方を東大生は求めたのではないだろうか。上村勝彦・風間喜代三著『サンスクリット語・その形と心』(三省堂)のまえがきより、下記引用する。「仏教が日本人のものの考え方に大きな影響を与えたということは否定できないことである。そして,日本仏教の理解には,じ...
感動したこと

2011 MVA(Most Valuable Agent)

弊社も皆様のご支援ありまして、2期目の年度末決算を迎えられることが出来ました。色々なご指導やご協力ありがとうございました。3月は色々なニュースがありました。一つは、弊社に新たな同志が出来た事。(新入社員が入りました。)もう一つは、弊社が某大手のポータルサイト年間ランキングにて表彰されたことです。設立して、一年と3カ月が過ぎようとしていますが、昨年一年間の結果を表彰されたことです。つまり稼働日の8割が結果として評価されたということです。表彰されたものは下記の内容です。●2011年度 カウンセリング対応満足度 第1位(350社中)●2012年度1月~3月期 カウンセリング対応満足度 第1位(350社中)●年間最優秀コンサルタント受賞(MVA)三番目は個人表彰でありますが、個人と企業をとても良い形で結びつけた事例を持つコンサルタントとして、弊社の秋元が受賞させて頂きました。皆様ありがとうございます。立ち上げて早々、皆様のご指導があり、このような光栄な表彰を頂けました事この場をお借りして御礼申し上げます。新年度もそろそろ始まろうとしています。弊社全員が今一度気を引き締めて、立ち上げ当初に志して...