ルール化

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「疑問」に対する「解決」の一手とは

「疑問に思うこと」、物心がついた頃から、割と習慣化されている思考的特徴のひとつである。身の回りの小さな疑問から「人とは?」というような哲学的な疑問まで様々な疑問と戦ってきている。最終的には解決したものより未解決のものの方が多いが・・・私が数十年に渡り抱えている壮大な疑問のひとつは「宇宙の外側ってどうなっているの?」である。その昔友人にホーキングを読めば分かるよと言われて読んでみたが、数式ばかりが出てきて10ページと進まずにギブアップした記憶がある。今までにも自分の周りの理系出身者に何度となく聞いているのだが、私が理解できるように話してくれた方はいない。はたして何故理解出来ないのか、簡単に考えられる答えは2点にしぼられる。・単純に理解するという能力が著しく欠如している。・他責にするならば説明者の解説が適切でないからということになるであろうか。しかしながら、自分なりに精査した結果「イメージ力」の問題ではないかということに辿り着いた。要するに、見る情報においても聞く情報においても状況のイメージが出来ていないことが原因と思われる。またイメージさせる「伝え方」も非常に重要であることに気がつく。受...
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花と根

花の種は種の時に、どんな花が咲くのか、美しく咲く姿を予め知っているわけではない。今、自分が出来ることを行うこと、どんな逆境にあっても、生き続けることに精一杯なものである。根を張ること、水・養分を吸い取ることが種が種であることで出来ることなのである。いかにしっかり根を張ることが出来るか、水、養分を十二分に吸い取ることが出来るかそれに徹底的にこだわって、成長を待ち続ける。人の成長に必要なこともこういうことなのかと改めて考えるようになった。「こうなりたい」と思って、資格を取得したり、転職したりすることは悪いことではありませんが、「現在」の役割や求められていることが疎かになったり、なりたい自分像とは異なる現状を嘆いたり、先を見すぎて、足元を見れていない将来計画は本質と違う気がする。例えば、「将来は海外営業として世界で活躍したい」と言う場合に海外営業となるために、今出来ることは何か?英語を勉強し始める、上司や人事に掛け合う、ポテンシャルを買ってくれる会社に転職する・・どれも間違いではないと思いますが、今、自分が担当している日本のお客様とのより強化な関係を構築することであったり、売り上げが更に上が...
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グローバルな環境に求められるダイバーシティー

最近、海外展開をおこなっておられる企業の人事の方から、「グローバルな環境で働ける」方ではなく、「ダイバーシティーな環境で働ける」方を探してほしいと良く言われます。語学を活かしたいという思いよりも、多様性を理解できる方を探していらっしゃる傾向が見られます。「語学力を活かしたい」のは本人の願望が強く、「多様性の理解」は相手のニーズや想いを考えられるということが出来ることであり、語学力の長けた方より、即戦力になるそうです。ダイバーシティーとは、「多様性」という意味で、人種に限らず、性別、年齢、個性、価値観、健康状態、さらには働き方の違いなど、あらゆる多様性を積極的に受け入れることで、優秀な人材を幅広く確保し、ビジネスの成長につなげようという考え方です。日本企業においても女性や外国人の採用などを通して注目を集めるようになっています。考え方に柔軟で、自由度が高そうなイメージが強そうですが、実は多角的に物事を判断できる人達の集団形成を行いたいという意図が込められているものです。ダイバーシティー化されていく環境の中では、人も価値観もそれぞれであるため、多様性に対応し得る、一層のコミュニケーション能力...
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仕事で成功する人

これまでに何人も会社経営をする方、仕事の出来る方とお会いさせて頂きました。その中で、成功する人とはどういう人なのか分析してみました。結果、一番成功する方は『素頭の良さ』のあるタイプだと気付きました。素頭というのは、現在の知識量やスキルとは余り関係はありません。言うならば、①空気が読める②即時行動力がある③即答できる。の3つのような気がします。①の空気が読めるというのは、いくら理論をまくし立てても聞き手がついていけないのであれば、伝えることの能力は非常に低いと思われます。どちらかと言うと、どんな相手にも解るような話し方が出来ることが大事だと思います。また、どんな相手の話も聞く耳を持てることの出来る人の方が能力は高いと言えると思います。②の即時行動力があるというのは、良いと思ったことや正しいと感じたことは、すぐに行動できる人のことです。次から次へと来る仕事に対して、先延ばしは禁物で身動きが取れなくなります。素直に受け入れ行動出来る人は即戦力として十分なスキルがあると判断されます。③の即答できるとうのは、相手が心の中で何を持っているかを瞬時に判断し、それに沿った受け答えが出来るという能力です...
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集中力

よく、人間の集中力は○時間で限界だというようなのを聞いたりします。しかし、あれは違うのかなと思います。人間の集中力の長さというのは、『好きか、嫌いか』で決まるのではないでしょうか?会社での業務においても同じで『達成したい』『取り組みたい』というテーマに取り組んでその仕事に没頭していると、時間が過ぎるのは忘れてしまいます。結局、『やりたいこと』⇒意識レベルで感じること『やるべきこと』⇒必要性に迫られていること『やれること』⇒達成可能な能力を持っていること。の3つが重なった瞬間は非常に集中出来る瞬間ということになると気付きました。集中力を上げると言うのは非常に抽象的で、具体的に何をしたらいいのか解らないものだったような気がします。しかし、それは何なのかを自分なりに分析して考えることで答えが見えてくるようになりました。今日から上記3つの『やりたいこと』『やるべきこと』『やれること』を増やしていこうと思います。そのことの積み重ねが集中力を高めるのだと自分の分析を信じて取り組んで行こうと思います。と、今は集中力のない自分に新たな課題を見つけてみました。
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「大」ニッポン人

今回の震災で徐々に日本経済への影響が出始めてきている。日本企業が「グローバル化」を目指して、海外展開を重要視してから久しいですがとりわけ良く聞く国の名前として、「中国」・「インド」である。中国は、取り立てて説明する必要もないと思うので、少しインド経済についてお話します。インドに注目が集まったのはここ4年、5年のことです。アジアが世界人口の60%を占め、2010年のGDP成長率も他エリアを凌駕し、「21世紀アジアの時代」と言われるようになった。実のところ、何よりも人口が多い。インドの人口は11億3千万人。中国の13億2千万人に次ぐ世界二位の人口。中国は一人っ子政策で高齢化が進む中、インド人口の半数は25歳以下。学校を出て、職に就き、給与を得て消費を楽しみたい人たちが多いのである。また、インドの都市部人口は3億人弱であり、全体の3割。インドはまだ農村に点在している人たちが多い。中堅都市の都市化等により、近年の中国で都市部人口の増加傾向が伺える中、インドも点在している人口の都市移動といったものが起こると言われている。さらに、モンスーンが来れば農業生産が上がり、来なければ下がるという真の神頼み...
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無知無能な味方は、外敵より恐ろしい

震災の影響は全く衰えることなく、各地で被害が2次・3次と広がっている。この度インドは日本食の全面輸入を禁止したという、今後もこのようなことが増えていくのであろうか。食品系の海外輸出は軒並み打撃を受けており、経営状況に亀裂が入っている様子の会社もあるとのこと。(インド経済に関する内容は次回)こんな困窮している日本を救おうと、方々から支援やボランティアが集まっている。非常にありがたいことだが、一方で最も身近である「日本」の対応が実は良くない。東電の対応は非常にガサツでお粗末な対応。放射能汚染水の海への流出を防ぐべく、高分子ポリマーでせき止める・・・少し待ってほしい、高分子ポリマーといってもピンとこないが、おむつに使われている尿を吸い取って膨れ上がるアレである。物量比較にならない水をせき止めるために、いかほど投入するつもりなのか。終いには、おがくず・新聞紙を投入というからあきれる。もはや、幼児の砂遊びに等しい。政府に関しては、日本国首相が被災地を視察。被災者が抱えている赤のランドセルをみて、「新しいんですか?ナントカ直人がくれたのだと思いましたよ」と全く笑えない。震災で多数の児童が被害を受け...
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「オタク」と「プロフェッショナル」

「オタク」一般的にはある事に過度に熱中していること。また熱中している人。特定の分野にだけ詳しく、そのほかの知識や社会性に少し疎い人物が多いと定義される。世の中には様々な「オタク」が存在する。ゲームおたく、鉄道おたく、コスプレおたく、映画おたく、アニメおたく等は一例で世の中には聞いたこともないような「オタク」が存在している。その分野における深い知識に驚かされる尊敬に値する方々だと思う。一方で気になる単語が「プロフェッショナル」である。プロフェッショナル(職人):ある分野について、専門的知識・技術を有していること、あるいは専門家のこと。専門分野か、広範囲の人々によって行われる分野において、それを職業としている人のことである。要するに趣味なのか職業なのかの違いであって、「オタク」も「プロフェッショナル」も物事を突き詰めることができる超越した知識保有者であると言えよう。中途採用事情も一昔前と比べると、より専門的な知識や経験を持っている人を採用する傾向になってきていると思われる。ジェネラリストの採用⇒スペシャリストの採用と言ったところである。自分に置き換えて考えてみた。私のような「人材キャリアオ...
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再会という一期一会

私は、周囲の方から「物持ちが良い」と言われることが多い。なぜならば、今でも学生時代からのスニーカー、ジーンズ、雑貨等々を大事に持っている。断捨離とは無縁であり、モノを粗末に出来ない性格の持ち主である。先日の東日本大震災直後、改めて有事に備えるために避難用バックパックをまとめてみようと思い立った。いつ何時に再度大きな地震が来るかもしれない。着替えを持っておく必要性を感じクローゼットを掘り返していると、ツギハギだらけのジーンズが目に入った。20年以上前に購入し、ジーンズ屋の店員に嫌な顔をされながらも何度も修繕修復したものである。社会人になってからは疎遠になってしまったが、学生時代には毎日のように履いていた一本であり、苦楽を共にしてきた、ある種の「仲間」でもある。あらためて「彼」を眺めているうちに、最近疎遠になっている友人達との思い出がよみがえってきた。まさに「彼」と共生してきた仲間であり、良きライバルでもある、そんな仲間達を思い出した。最近は、忙しいことを理由に「彼」を含め、旧友に会えていなかったが自分にとっては「彼」と同様に大事な「仲間」である。そして、「彼」との再会をきっかけに、旧友を...
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自分らしさ

今や海外でも「世界のニナガワ」と言われるほど有名な演出家、蜷川幸雄氏。彼はもともと役者を目指していたが、優秀な方が数多くいる世界で俳優を目指すよりも、当時、若者が少なかった演出家として、優れた俳優にどのように演じさせるかという道を見出した。彼は与えられたシチュエーションの中で演じるよりも、自らが創り出す世界観を描き、優秀な俳優に演じさせる方が自分らしさを見出せた。つまり、想像力と創造力に長けていたのである。弊社代表曰く、『コンサルタントは優れた演出家になるべきだ。自らがその道(業界や職種)のスペシャリストになることではなく、その舞台に立つ優秀な人物をいかにプロデュースするということの想像と創造に長けた人物であるべきだ。』とのこと。弊社COREでは、これまでの経験やスキル・知識だけに固執するのではなく、その人自身が持つこだわりと、その人が放つ輝きを知ることに力を注いでいる。どのように導いたら、更に輝くのかをお会いする際に考えます。しかし、コンサルタント(演出家)だけが張り切っていても良い舞台は作れない。転職者自身(俳優)が変わろうとする想い、輝きたいという意欲と素直な思いが、内から輝きを...
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思いと思いやり

こころは誰にも見えないけれど、心遣いは見える思いは見えないけれど、思いやりは誰にでも見える記憶にインプットされるほど最近よく流れるACジャパンのCMだ。CMの中では、妊婦に席を譲り、お年寄りの手助けをすることで表現されている。未曾有の災害から1週間強が経ち、テレビも通常番組へと戻りつつある中、被災者の方々が親族を一生懸命に探されている姿や涙の奥にある強さ、放射能の危険と正面から国民のために果敢に挑むレスキュー隊や自衛隊、彼らの姿に心が震える。ボランティアとして何かしたい、と熱い思いと優しさを持って現地に向かう方も多いようだ。現地で求められているのは医師や重機を操縦できる専門家のボランティアであり、一般のボランティアは現在、活躍できる場がないようだが、その思いと行動に尊敬の念を覚える。きっと日本中の人たちが各々で「やさしさ」という同じ思いを抱き、東北の被災地を見守っている。しかし「思い」は思いやりを持って、「こころ」は心遣いとして表現しなければ伝わらないのである。思っているだけではダメで、心を痛めているだけでもダメなのだ。いつもの人間関係においても、仕事でも、恋愛でも、全部に言えること。...
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反射と思考

先日、大学のテニス部のOB会に参加しました。その中で、何期か上の先輩に「スポーツというのは、反射と思考だ」と教わることがありました。反射⇒わかりやすく言うと反射能力であるが、そこには思考の無い反応である。思考⇒考えるということ。しかし時間を要する。どちらか一方が強いだけでは成立せず、双方のバランスが重要で、反射と思考のバランスが良いと瞬間の勝負に勝機を見出せる、ということであった。聞いて納得したが、意識したことはなかった。人間は好きなことに対しては反射能力が高く、嫌いなことに対しては思考能力が高まる生物ということも何となく理論付けすることが出来るように思った。思い返してみるとスポーツに限定したことではない。あらゆる場面で無意識のうちに『反射と思考』するようになっている。無意識を意識化することで潜在能力というのは引き出せるもではないか!?反射能力が極めて高くても思考能力が低いと、表面的な薄い言動になりがちであり、思考能力が高く反射能力が低いと、深いが理解しがたい言動になる。やはり重要なのはバランスなのだと感じる。嫌いな事、いやな事⇒最速で片づける(反射能力を高めて行動する)好きな事、よい...
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還流

国内最大級地震の被害を被っている東北地方において、予断を許さぬ状況が続いています。いつか来ると言われ続けていた「大地震」が、よもや起ころうとは誰も予想していなかったと思います。当震災におきまして、被害者へ深い哀悼の意を表し、すべてのご親族および関係者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。このような状況下からか、官と民がより一層協力して、事態対応に尽力していく姿を目にします。菅政権への圧力も一時「休戦」ということとなっているようです。都心の生活も少なからず影響が出ています。スーパーマーケット、コンビニでは物の陳列状態が品薄状況。昔、教科書で見たオイルショックのような惨状でした。また、計画停電の無計画な停電に、少し苛立ちに近い戸惑いを感じる方も少なくないようです。災害特需なんて言葉も出回っていますが、この言葉も疑問です。これをビジネスチャンスと感じている企業は心意気として良く映りません。都知事の石原氏が、「我欲」を究めた罰だと言っていました。緊急時にこのセリフの是非はわかりませんが言い得て妙だと思います。我先に消費物を買い漁る購買力、企業体の営利を追求することを優先している企業。利発である...
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物事に対する取り組みにおける発想の気構え

現在のような景況感の中で『仕事』に求められる質が変わってきた。これからの仕事のスタイルは“誰もが意志決定者”である必要性を感じる。現在は「まじめだが真剣でない」人材が多いと良く耳にする。真面目とは、与えられた環境、境遇でしっかりやること真剣とは、それを自分で切り拓いて解決することと定義できると思う。「自らの意思と責任」において未来を切り拓く気構えが必要と思われる。真剣になるのはどうすればいいものなのか!?●下を向き、自分を過小評価する根底思想の発想からは何も生まれない。・もうからない→抑制投資→勝因の弱体化→縮小消滅・ネガティブシンキングは失意のスパイラルへとはまっていく。               ↓○失意のスパイラルから前向きプラス発想スパイラルへの転換・もうからない→要因の追求→当事者間の具体的な意思決定の結集→売り上げ拡大・顧客志向や収益性に対する前向きプラス発想は好転の一途を辿る。・一人には限界がある、全員力で立ち向かう今日のポイント大事なことは、要因分析だけでもなく、気持ちの切り替えだけでもない。『その物事に関わる人が、当事者意識を強く持ち、勝つために出来ることの徹底的な...
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モノの価格と価値

買い物をする時に、いつも考えることがあります。いくつもある類似商品の中でどれを買うべきなのかと・・・先日、傘が壊れたので買いに行くことにしました。【傘の役割=雨に濡れないようにする】ものが大前提です。しかし、紛失リスクとか盗難リスクとか・・・はたまた、デザインとか、機能性とか・・・普通の傘は骨が8本なのに、今は16本の骨の傘が売っていて、価格も少し高い、店の方に聞くと、『傘が8角形ではなく、16角形なのであまり濡れない』とのこと。なるほど、試しに開いてみると非常に重い。止めました。私は、自分にとっての傘の適正価格について考えることにしました。・500円で買えるビニール傘は大事にせず、失くして購入を繰り返す。・7000円~の傘はブランドものだが、大事で余り使わなくなりそう。・2000円位の傘は、500円のものと質が変わらないから、買う意味を感じない。・5000円位の傘は、いいけど、雨の時使うだけだよなぁ。とか・3000円位で撥水加工!?で何!?結果、3500円位の傘を買いました。普段使いには抵抗なく、傘の存在を忘れなさそうな感じがしました。安っぽくもなく、高級でもない。丁度いいのかなぁっ...
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”未知との遭遇”ということ

実際に何事もやってみないと分からないものである。人間なんて、自分自身がその答えに納得するには、自らが体験をしないと出来ないものだ。昨日の日経新聞に、今の学生は海外駐在を嫌がる傾向にあるという記事を見つけた。将来結婚して子供が生まれたときのことや、一人っ子なので親の介護や老後など将来・未来を懸念してのことだそうだ。先を見据えた計画を立てることが出来、家族や家庭環境に思いやりを持てるという点においては素晴らしいことだ。平穏な生活を送ることこそ幸せとも自分自身思える。その一方で、海外駐在や世界を飛び回る仕事に憧れていた昔から比べると、個人的な見解ではあるが、小ぢんまりとした安全圏を出ない民族になってしまったのかと危惧した。「もしも・・」「もしかしたら・・」そのときはそのとき。人生なんて計算通りにいかないものじゃないでしょうか。やりたいことや大切なことは、人との出会いや新しいチャレンジによって、いつだって変わるもの。リスク管理も、もちろん必要ではあるが、自分は何が好きなのか、自分は何に適しているのか、体験してみないことには見えないし、感じることができない。今を生きる ことが全て、と言っているの...
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成功する転職のルール Vol.1

転職希望者の方とお会いしていてよくアドバイスさせていただくことがある。「転職をしない方がいいですね」と。今の自分や会社に「ない」ものを求め、いくつかの会社を経験し、「こんなはずではなかった」と自分が追って来たはずのキャリアに追われる羽目になることがある。過去は消せないし、消してしまえるほど価値がないものではない。むしろ自分の全てを認めてしまうことからスタートをするべきなのだ。まずはキャリアのスタートである就職活動の時から思い出して欲しい。自分は何をしたかったのか、どうなりたかったのか。何にこだわっていたのか。それがたぶん、自分の根本なのではないだろうか。そして、お読みいただいている方には、いまさらのことと思うが、今の自分に本当に必要なものは何か俯瞰的に見てみることを提案したい。直近1-2年で考えるのではなく、ぜひ3-5年以上のスパンで考えて欲しい。大きくわけて3つの項目に分類できる。大分類から更に細かく分類し、必要とされる高さで点数をつけていくと更に良いと思う。> 自分が描く将来像に対するスキル> 自分らしさを発揮できる環境> 自分だけではなく家族やプライベートの状況そして最後に、今の...
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変化と思考

弊社のコーポレートメッセージ「Change OR Evolution」です。なぜかという説明はブログの第1回をご覧頂けると記載させて頂いております。今日はその中でも「変化」についてです。弊社が「変化」を追求する理由です。元来、人間という生き物は非常に「変化」を嫌います。好き好んで「変化」を追求することはしないのでしょう。慣れ親しむことで定着を覚え、安寧を覚え、帰属意識を生むのです。弊社にご相談へ来られる方のお話を拝聴していても、劇的な「変化」を望む方は少ないように見受けられます。確かに、「変化」は気持ちを「不安」にさせます。非常にパワーを消耗する、神経もすり減らす、正に心身ともに疲れることとなります。「変化」に度々遭遇すると本当に疲れてしまいますね。しかし、その「変化」の先にあるモノをイメージしながら、事を進めるとどうでしょうか?その先に見ているイメージが具体的であればあるだけ、今度はその「変化」に期待値を高められずにはいられないのではないでしょうか?一言でいうと、「変化」=「期待」となっていくことでしょう!目先の「変化」ということにとらわれることなく、最終的に何を目指すのか?これを見...
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民族性と自分の間に

最近、一種の流行のように反政府デモが拡大しています。エジプトで成功したことを皮切りに、各国で鬱積していたものを、ここぞとばかりに晴らそうとしているのは間違いないでしょうが、リビアでは大変なことになっています。反政府デモの鎮静化に政府が無差別武力行使を実行して、500人以上の犠牲者が出たとか。。。改めて日本は平和だなと思います。政府に対しての情勢は、日本も実は大差ないような気がしてなりません。現内閣への支持率が20%を切っているにも関わらず、現内閣を退くことを表明せず、まだ現政権にとどまろうとしています。リビアの情勢と変わらない気がします。細かなことを言えば、もう少し背景が違いますが。しかし、そのような中でも日本ではデモらしいデモを見たことがありません。最近日本で起きたデモは反政府デモではなく、反中デモでした。自国には甘く、他国には厳しい・・、そんな民族なのでしょうか?確かに、日本では両隣・向かいの人の顔色を伺う場面を良く見ます。言い換えれば、協調性がある、ということなのかもしれませんが、冷たく言うと一人では何もできないっていうことになるのでしょうか。最近の日本では自律&自立した人材が少...
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情報収集能力の鬼

とある後輩がいます。彼は情報収集の鬼です。社会人は情報が大事だということで、新聞、雑誌、ネット、本など様々な媒体からの情報をえようとしています。本当に政治・経済・文学・科学、果ては芸能にわたるまで非常に詳しいのです。私が『芸能ネタまで詳しいのには恐れ入るね』と話したところ、彼は言いました。『芸能ネタや時事ネタの基本は電車の中吊り広告です。各駅で車両を乗り換えながら情報収集に努めるとのこと。当然、ビルの屋上や駅のホームやポスター情報も逃さず見る。営業には大事なことです。』とのこと、すごい根性だと敬服しました。そんな彼と二日続けて営業で同行することになりました。さすがに、情報収集で車両移動はしなかったのですが、二日目の車中で、彼は『ご存知ですか?ミトコンドリア遺伝子・・・』と始まりました。何と昨日、私が彼に教えた話でした。彼は非常に熱く話していました。ある程度、キリの良いところで、『昨日、私が話した話だよ』って言うと彼は『そうでした。アウトプットしないと忘れてしまうので、情報はすぐに自分のモノとして使えるようにしなくてはいけないんです。』とのこと。正直、驚きました。私がそのネタを仕入れたの...
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Change or Evolution

Change or Evolution変化を求めますか?変革を求めますか?人財紹介会社コアを立ち上げる際に大変、多くの方のお世話になりました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。こうしてCOREのコンサルタントブログを立ち上げることとなりました。よろしくお願い致します。今日は株式会社コア⇒COREに関して少し話をします。COREでは人のキャリアを全人生と定義しています。それは、人が組織や周りの人から、どれくらい必要とされているかを意味します。ワーキングスタイルは人それぞれで、その人の人生の段階によっても違ってきます。だからこそ、自身が人生で何を求めているのか明確とすることをキャリアのCORE創出と定義づけています。COREは更に各頭文字を取って、Change or Evolutionと言うスローガンを掲げています。変化か?変革か?という意味です。正確には変化は、ある状態や性質などが他の状態や性質に変わること。例:「時代の―を感じる」「―に富む生活」「気温が急激に―する」変革は、変えて新しいものにすること。また、変わって新しいものになること。改革。例:「認識の―を迫る」「制度を―する...