こころは誰にも見えないけれど、心遣いは見える
思いは見えないけれど、思いやりは誰にでも見える
記憶にインプットされるほど最近よく流れるACジャパンのCMだ。
CMの中では、妊婦に席を譲り、お年寄りの手助けをすることで表現されている。
未曾有の災害から1週間強が経ち、テレビも通常番組へと戻りつつある中、
被災者の方々が親族を一生懸命に探されている姿や涙の奥にある強さ、
放射能の危険と正面から国民のために果敢に挑むレスキュー隊や自衛隊、
彼らの姿に心が震える。
ボランティアとして何かしたい、と熱い思いと優しさを持って現地に向かう方も多いようだ。
現地で求められているのは医師や重機を操縦できる専門家のボランティアであり、
一般のボランティアは現在、活躍できる場がないようだが、その思いと行動に尊敬の念を覚える。
きっと日本中の人たちが各々で「やさしさ」という同じ思いを抱き、東北の被災地を見守っている。
しかし「思い」は思いやりを持って、「こころ」は心遣いとして表現しなければ伝わらないのである。
思っているだけではダメで、心を痛めているだけでもダメなのだ。
いつもの人間関係においても、仕事でも、恋愛でも、全部に言えること。
いま、募金しよう。
いま、節電しよう。
いま、あの人に伝えよう。「ガンバレ!」
きちんと伝える、表現する、行動に移すことを自分のルール化にしたい。

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