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言葉の力

最近、『言葉で伝える難しさ』を痛感することが多々あります。言葉はコミュニケーションを図るツールとして有効な手段の一つですが、その反面、微妙に使い勝手が悪いものでもあります。そもそも伝え方が下手であったり、相手の方の受け取り方に癖があられたりと、様々な理由はありますが、こちらの思いが上手く伝わらないときがあります。この曖昧な部分が誤解を生むこともありますが、だからこそ想像力を働かす必要があるのだと思います。言葉には人を突き動かす言葉と、そうではない言葉の様に、強弱や影響力の大小があると感じることがあります。強い言葉は、相手にも強い印象や悪い印象(ダメージ)を与えるし、弱い言葉は、その逆になります。強弱だけじゃなく、「温かさや冷たさ」・「優しさと厳しさ」・「固さと柔らかさ」というような特徴もあるのだと思います。人は言葉によって動かされる事がありますし、自らも言葉によって動くことがあります。誰かから自分へ自分からまた違う誰かへと言葉は人から人へと伝わっていきます。例えば、夢や目標を叶えるためには、自分だけではなく人のサポートが必要なことも多々あると思います。自らの夢や目標は口にすることで、誰...
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芸人という人材

「闇営業」という言葉が話題になっている。元来は、反社会勢力との付き合い云々ではなく、事務所を通さず直接仕事を請け負う事をさす。ダイレクトに請け負えば、中間手数料を取られないので、ついつい手を出してしまうという事らしい。ネットなどでは、サラリーマンの副業規制の文脈でこの話が議論される事も多いようだが、個人的には、会社のお金を使い込む横領だったり、取引先からの利益供与などに近いと感じる。その意味で十分に悪質な行為で、相応のペナルティも仕方ないだろう。それも含め、芸人を職業として捉えると、中々割に合わない仕事だと思う。そもそも人を笑わせる事が難しいのに、それをお金に変える事がさらに難しいからだ。昔、大御所のお笑い芸人が「人を笑わせるのは泣かせる事の数倍難しい」と言っていた様に、本来、職業選択に相当な覚悟が必要な仕事のはずだ。少しばかり体力があればスポーツ選手になれるわけではない。ちょっと絵がうまければデザイナーになれれるわけではない。なんとなく説得力があれば弁護士になれるわけでもない。そして、クラスの人気者が必ずしも売れる芸人になれるわけではない。ほとんどの人は、どこかで悟って別の仕事を選択...
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目標と結果

バスケットボールの八村塁選手が、日本人として初めて、NBAドラフト一巡目で指名を受けた。指名を受け「夢みたい」と語った八村選手。記者会見で印象的だったことのひとつが、鮮やかな色のスーツの裏地。母の祖国日本と、父の祖国である西アフリカのベナンを表しているという。自身のルーツを大事に思う気持ちが伝わってきた。そんな八村選手が記者会見で真っ先に語っていたのが、中学時代の恩師に対する感謝。恩師は、八村選手に対して、「君はNBAに行くんだ」と励まし続けたという。過去に、NBA選手になった日本人はわずか2人。「NBA選手に必ずなる」と信じて努力し続けられる人が日本にどれだけいるだろうか?もちろん、八村選手は恵まれた才能を持っていたとは思うが、この話は、目標を持って自己研鑽することの大切さを教えてくれる。スポーツだけではなく、当然ビジネスでも、偉業を成し遂げた人は、高い目標を掲げ、長い間努力し続けた人が多い。目標があまりにも高く「とても無理だ」と周りから言われたりしても、揺るぎない信念を貫いた人が、結果として成功している。今、なんとなく不完全燃焼だという人は、もしすると自分の力量に対し、掲げる目標が...
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不易流行(ふえきりゅうこう)

不易流行とは、松尾芭蕉が提唱した俳諧の理念で、いつまでも変化しない本質的なものを忘れないなかにも、新しい変化を取り入れていくことを意味しています。様々な状況において、古くからあるものを大切にしつつ、変化することも恐れない姿勢が私たちの時代にも求められていると、最近、感じさせられることがよくあります。そもそも人は変化を恐れる生き物だと言われています。特に日本人は、何かを変えることによって、それまで維持されてきた状況が崩れてしまうことを恐れる傾向にあるそうです。旧態依然とした組織の中ではよくみられる光景だと思いますが、「前例がないから」「今まではそうやってきたから」「波風立てられたら困る」という理由で、提案した内容が通らなかったことがありませんか。また、自分自身も気づかないうちに、現状を良しとしている自分がいることに気が付くときがあります。例えば、やろうやろうと思っていても、始められないダイエット。仕事や気の置けない仲間達との時間を優先して、変えられない生活の一つかもしれません。一方で、今は、AIやIoTなどのテクノロジーをはじめ、常に変化し続けており、その変化のスピードも、昔と比べたら驚...
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いい努力

南海キャンディーズの山里さんが女優の蒼井優さんと結婚し、話題になった。このニュースが多くの人を驚かせた理由は、二ヶ月間という交際期間の短さもさることながら、「非モテ」キャラの男性と、恋多き女優と言われる美貌の女性とのマッチングだった。しかし、山里さんの非モテは戦略としてのキャラ作りであり、裏には業界で生き残るための徹底した努力がある。結婚発表会見で、蒼井優さんは「山里さんの仕事に対する姿勢を本当に尊敬しています」とコメント。山里さんの相方しずちゃんは、結婚の報告を受けたとき、「真面目に頑張っていたら、 いいことあんねんな」と言ったという。このことだけでも、山里さんが真摯に仕事に向き合ってきたことがうかがえる。山里さんは、幼少期から、自分は大した人間ではないという強いコンプレックスを抱えていたという(実際は優秀なようだが)。普通にがんばるだけでは、他の人に勝てない。だから、念入りに作戦を立てて、それに沿って努力を重ねてきたそうだ。マッキンゼーのコンサルタントが書いた「いい努力」という本がある。この本の題名が表すように、努力には、いい努力とそうでない努力がある。山里さんは、他の人と自分の差...
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相手の心を理解した言葉選びのセンスを磨くには

どれだけ正直に気持ちを相手に伝えようとしていたとしても、伝わる言葉で伝えられていなかったとしたら、、、意図したこととは違うことが伝わってしまうかもしれません。心の底から相手のことを傷つけてやろうと思ってコミュニケーションをとる人は相当な悪人でない限りいないと思います。もし相手と同じ考え・思いがあったとしても、それぞれに伝わらない言葉で言葉をぶつけ合っていては、伝わる思いも伝わりません。それは非常に残念なことです。どうしたら相手に伝わる言葉を選びながらコミュニケーションをとっていくことが出来るようになるのでしょうか。それにはインプットしかないようです。そしてアウトプット。このインプットとアウトプットをセットにして、繰り返し継続して自己表現(発信)をしていくことが重要となります。自分の考えていること、感じていること、イメージしていること等自分自身の内側で起こっている様子を”なんとなく”という曖昧な表現ではなく相手も一緒にイメージができるぐらいまで具体的に言葉を使って表現できるようになることが第一ステップです。自分のことを言葉に落とし込めるレベルで明確に理解している範囲のものでなければ、相手...
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keep in touchならお断り

ヨーロッパの北、バルト三国の一つエストニア。IT技術で注目されている国で、近年は日本人もよく行くらしいが、彼らからの日本人評は芳しくない。「Keep in touch(連絡を取り合いましょう)だけなら、いらない!」と敬遠されているそうだ。目的なく来訪して本気で取り組む気もなく、視察のための視察、という日本人ビジネスマンが非常に多い事が原因らしい。「Keep in touch」は相手に興味がある事を何となく匂わせながらも、判断は先送りにできる非常に便利な言葉だ。何かある様で実は何も起こらない。やられた方は最終的に裏切られた気持ちになる。思うにこれは、かなり自己本位に「損か得か」の軸で判断してしまう場合に起こる現象だと思う。目の前の第三者が自分にとって有用か不確定だから、とりあえず関係を維持しておく。基本的に、ギブよりもテイクを中心にした考え方であり、裏を返せば自分もそう扱われるかもしれない事を意味する。「人脈作りとは何か?」という議論にも近いが、キープ状態の第三者がいくら多くても、いざという時にテイクにつながらない。もしくは裏切られるのが関の山という極めて薄い関係性である。そんな関係ばか...
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通勤時間

趣味は何ですか、と時々聞かれるが、地味ではあるが通勤時間の活用が趣味のひとつだと言えるかもしれない。電車に入ると、まず、つり革広告など周囲をざっと見て、新しいものがないかチェック。目を引くもの、自分の仕事につながりそうなものは、ネット検索をしたりする。そしてざっと周り人の様子を観察。その後、仕事の段取りを考える。帰宅時は仕事の振り返りをしながら、寝落ちというパターンが多い。日々の通勤時のルーティンワークはこんな感じだ。最近、つり革広告やデジタルサイネージの見方が変わった。見る軸を変えることにより、「これはどういうビジネスなのだろう?」といろいろな物の見方を意識するようにしている。例えば、下記のような点を意識して、見るだけで捉え方が変わる。・真新しいものか、既存ビジネスの組み合わせで新しいものを作っているものか・固定費に見合った稼働で利益を出せそうか(最初に投資をして、時間と共に回収)・業界のスタンダードとどう異なるのか上記3点は弊社で毎週行っている勉強会で学んだ「発想のしかた」の一例だ。そこで触れた発想術を実践してみると、今まで何気なく見ている広告でも、非常に興味をそそる情報の宝庫だっ...
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漫画「キングダム」に学ぶ

今年の長いゴールディンウィーク、皆さんはどう過ごされたでしょうか。私は、連休中に漫画でも人気のある「キングダム」を観に行きました。ご存じの方も多いと思いますが、「キングダム」は中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す下僕だった少年(信)と後の始皇帝となる秦国の若き王(政)たちの中国統一を描いた物語です。映画では、原作の4巻くらいまでのストーリーが描かれています。実は原作を読まずに映画を観た為、新鮮に個性的なキャラクター一人ひとりに物語がある点も魅力に感じましたし、また何よりも、王の政や大将軍の王騎の違った形のリーダーシップ像に興味を覚えました。映画を観終わった後、漫画も読みたくなり、読み進めているとのころです。原作はすでに54巻まで出ており、まだ読破出来ていませんが、上記の2人以外にも、考え方やリーダーシップの形が異なるリーダーが登場してきて勉強になりました。実際にリーダーシップのビジネス本としても販売されているらしく、納得です。物語の中では、大きく「知略」に優れた武将と「本能」に優れた武将、または双方を併せ持つ武将が出てきます。知略も本能も併せ持つ魅力的なリーダーとしては、秦の六大...
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自ら思考して行動する

高度経済成長期やバブル経済など、右肩上がりの経済が終わった今、以前よりも更に、自ら考え行動することが求められている。少子高齢化で、国内市場が基本的に伸びないので、会社から言われたことを我武者羅にやれば、成果が出るというわけでもない。最近、AIの台頭が目立っているが、例えば将棋や囲碁のトッププロも、コンピューターソフトはあくまで参考で、自分なりの考えや感性が大事だと言う。他人が指し示す正しそうな答えに飛びつくことなく、自分が何を考え、何を感じ、何を基準にして、どう行動するのか。例えば、皆さんの周りにも、「何となく得だと思って選んだ」とか、「周りがやっているから何となく自分もやってみた」とか、大きな納得感のないまま行動に移して失敗した、という人を見かけることは、珍しくないのではないだろうか。転職市場においても、評価される人ほど、自分なりに考えて行動するという過程を大事にしており、その考えを解り易く表現し、結果として、実績を出していることが多い。こういったプロセスの実行の仕方や、解り易い表現には、ポイントがある。弊社のキャリアコンサルティングでは、そういった部分もお伝えしている。
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令和という時代に求められる力

令和の時代に求められる力とは、それはやはり「考える力」ではないでしょうか。いつの時代も必要な力ではありますが、より一層求められる力となりそうです。考える力はすべての知的行為の源です。考える力が強靭であればあるほど、勉強でも仕事でも、創作や芸術活動においても、大きな成果を残せます。今まではないものを作り出そうと懸命に知恵を絞ってきた人たちがいました。しかし、今は考えることもせず、調べれば好きな時に好きな情報が手に入る便利な時代になりました。小中学校、あるいは高校に在学中は、記憶力が活躍します。記憶力、暗記力、反復力などが高いと、成績を上げるうえで有利です。実社会で役立つ力となると別物です。記憶力、暗記力などの学習力だけで成果をあげられるのは学生時代までで社会に出てからはより根本的な考える力です。考える力は教科書を読んで丸覚えしても身には付きません。生まれつき考える力が強い人でない限り、積極的に頭を使わないと考える力は伸ばせないのです。考える力を育むために有効なのが、言語化習慣です。言語は思考を具体化するための栄養素になります。思考がまだ何になるか分からない料理の材料だとすれば、言語は調理...
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書評:「戦略読書」

読書の仕方について書かれた本が引き続き流行っています。少し前のものですがこちらもお勧めです。コンサルタントとして様々な顧客に向き合うために、必要な知識をどうやってインプットしていくかわかりやすく説明してくれています。普通に選んだら、まず手にする事がないジャンルというのが誰でもあると思いますが、著者はそういう本も戦略的に読んでいく事を強く推奨しています。三谷 宏治 「戦略読書」 ダイヤモンド社
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「答えらしきもの」は「答え」ではない

長男が4月から小学生になり、文字通り保育されていた時代から、少しずつ自分で考え、行動する事が求められるようになった。親としてもろもろ心配は尽きないが、本人の成長を一番に考えた結果、あまり干渉しない事に決めた。本人なりに、危険を感じたり嫌な思いをしたりするのが大事だと思うし、そもそも親だって何が正解かもわからないから、積極的に「何もしない事」を選択しているというわけだ。我々は日常において科学技術の恩恵をこれでもかと受けている。無意識に何かの答えや「流れ」の様なものを受け取って暮らしている。ネット通販等ではリコメンドで自分が好きそうな商品が自動で出てくるし、ハンドルから手を放しても車が運転できてしまう世の中。これだけ技術が発展すれば、過去の事象や結果を積み重ねていき、その分析から相当な精度(価値)を担保できるのだろう。今世界を動かしているのは、まさしくそういうビジネスを展開する企業であり、常に、そしてオートマチックに答えらしきものが提示される時代である。初めから答えがわかっている状態というのは、便利だけれど刺激も少ないので、結果として人の成長の機会を奪う。そのうちきっと、寄り道やチャレンジ...
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ブラックホール

日本を含む国際研究チームが、謎に包まれた天体「ブラックホール」の撮影に人類史上初めて成功した。ブラックホールの存在は、約100年前にアインシュタインの一般相対性理論によって予測されていたが、観測が難しく、これまで誰も目にすることがなかった。今回の撮影は、その一般相対性理論を裏付けた形で、専門家は「まさかここまで予言とピッタリのものが出てくるとは」と驚き、「ノーベル賞級の成果だ」と評価している。ブラックホールは光を出さないだけでなく、遠い場所にあるため、地球からの見た目が極めて小さく観測が困難だ。今回撮影に成功した「M87」銀河の中心にある「ブラックホールの影」は、地球からの見た目の大きさが、月面に置いたテニスボールと同じくらいしかない。これを見分けるには口径が地球の直径ほどの巨大な望遠鏡が必要になる。それはさすがに無理なので、世界6か所の電波望遠鏡をつなぐことで地球サイズの望遠鏡を構築し、人間の目のおよそ300万倍に相当する視力を実現し、撮影を成功させた。撮影が成功する前に、研究チームの一員がコメントしていた内容も印象に残った。「解らないことがあれば挑む。チャレンジをやめたら研究者では...
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令和元年の入社式

令和元年の入社式。新元号「令和」の発表があった4月1日、多くの企業で入社式が行われ、平成最後の新入社員たちが社会人への第一歩を踏み出した。産労総合研究所が毎年発表している「新入社員のタイプ」によると、2019年度は「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」。AIスピーカーには便利そうだけれど、使いこなすのがなかなか難しいという面があるそうだ。彼らが生まれたのは、山一證券、北海道拓殖銀行といった大手金融機関が続々と破綻するなど、バブル崩壊の後始末が始まった頃。物心ついた時からリストラが起きており、終身雇用などは神話であり、日本の企業組織にそもそも期待などあまりしていないらしい。しかし、自身が就活するときには、売り手市場に流れが変わったこともあり、「どうせ」組織からの恩恵を得られないのだから、適当に就職すればいい「どうせ、何とかなる」と思っている人すらいるというから驚く。「AIスピーカータイプ」のように一括りにしてとらえるのはいかがなものかと違和感を覚えるが、実際、とある企業の調査では現在就活中の大学の新4年生のうち「将来的には転職もあり」と考える人が71%を占め「転職はなし」の6%を大きく上...
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リセット(平成→令和」)

四月一日に、新元号が発表された。「令和」。この言葉には、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味がこめられているという。先日、改元の歴史に関する特集番組がテレビで放映されており、興味深く見た。元号は元々、中国で始まったものだが、下記のように、日本で独自の発達を遂げたという。・中国では元号の重複がある(同じ元号が複数回使われたことがある)が、日本には重複が存在しない。 一部の例外を除き、他国の元号との重複もないようにしている。・中国の元号の数は189とされている。一方で、日本は247。意外にも日本の方が元号の数が多い。 一方で、元号に使用された文字の種類は、中国が148字、日本が72字。 日本は中国の約半分の漢字で、中国よりも多くの元号を作り上げている。 (上記はいずれも平成までの数字。)いまや、元号は本家である中国でも使われておらず、制度として残っている国は日本のみだという。歴史をさかのぼると、改元には何種類かあり、新天皇の即位以外に、凶事をリセットするための改元も多かったし、「珍しい亀が見つかった」「病を治す泉を発見した」といった、吉兆に由来する改元もあった。改元は...
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努力に勝る天才なし

平成という一時代を多くの記録と記憶で彩ってきた天才打者が、バットを置いた。2019年3月21日、イチロー選手は試合後の記者会見で28年間のプロ生活を終え、現役を退くことを表明した。日米通算4367安打はギネス世界記録。改めてイチロー選手という人物を振り返りました。イチロー選手が徹底している5つのこと。「いま、小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道なんだなというふうに感じています」これはイチロー選手が、メジャーリーグの年間安打数の記録を破ったときのコメントです。さまざまな記録を叩き出している非凡な選手に見えるイチロー選手も生まれついての天才ではなく、小さなことを積み重ねた末に高みまで辿り着いたのです。この言葉は、ひとつひとつは小さなことでも、継続することが結果を生み出すという普遍的なことを教えてくれます。1.努力とは、意欲ではなく習慣の問題であるとんでもない結果を出す人は、人とは違う努力をしていたり、生まれつき特殊な才能を持っているものだと考えがちです。イチロー選手が過去に残してきた成績は特別なものですが、彼が行なってきた努力の内容は少しも特別なものでは...
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面接官の心を動かすもの

3月に入り、今年も新卒の採用説明会が開催される時期になった。当時の自分の事を思い出すにつけ「若かったなあ」としみじみ思う。面接は志望動機や自己PRがメインパートになるわけだが、面接官からすれば、マニュアル通りの見え透いた回答や「え?なんでそう思うの?」と思わず言いいたくなる根拠のない自信など、かなり痛々しい発言をしていたに違いない。今なら少しはマシな受け答えが出来そうな気もするが、初対面の相手に、自分の事をわかりやすく、かつ関心を持ってもらう様に伝えるというのは中々に難しいもの。これは中途採用の面接でも一緒だ。よく、中途採用はスキルの即戦力性が高いかどうかが重要だと言われるが、それは基本的に大前提の条件。むしろ、ベースの経験が合致していないのに面接に呼ばれているならば、逆にその採用背景を精査しないと転職失敗のリスクがある。だから、書類をパスしている時点でスキルスクリーニングは7割終了していると見ていい。では何が面接において重きを置かれる要素かというと、身も蓋もない表現だが「人としてどんな感じだろう?」という部分なのだと思う。人間力と言っても良いが、結論「一緒に働きたいと思うかどうか」と...
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整体

最近、整体に通い始めた。肩こりがひどかったことと、体の歪みを感じたことが事の発端である。スポーツ仲間の紹介で行ったのだが、予想以上に大きな効果があった。そこのお店は『整体とは本来、正常な状態へ体を整えることです。』という考えで、押したり、揉んだりというのがあるわけではない。あくまでも本来の位置に戻すということを前提としている。体の歪みが若干とれたように感じ、間違いなく重心が矯正され、「立っていること自体が気持ち良い」という状態になった。体の芯から活力がわいてくるような感じがした。年齢に伴って、メンテナンスの重要さを強く感じた。たまたま体の重心を治すという話であったが、仕事でも、忙しい日常の中で原点やバランス感覚を見失いそうになったことがないという人は、少ないのではないだろうか。ビジネスで超一流と言われる人の中には、休日に、仕事の原点となった場所を訪れ、振り返ることを習慣にしている人がいるという。最初に勤めた会社のビルだったり、創業の地であったり。いわゆる成功者の中には、特定の場所に行かなくても、仕事の原点となった物や、初心を振り返るための言葉をいつも傍らに置いている人も多い。頑張っても...
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「働き方改革と意識改革」

先日、いつも通っているスポーツジムのトレーナーと、「働く意識」についての話になった。ひたすら腹筋しながらする話題ではないように思うが、そういう流れになってしまった。そのトレーナー曰く、スポーツトレーナーと老舗料亭の修業期間は似ていると言っていた。師匠の考え方にもよると思うが、見習い期間中は「見て覚えろ」という考え方らしく、それが出来ない人は自ら去っていく。ここである程度のふるいにかけられるそうだ。言い換えれば、懇切丁寧にやり方を教えてくれるわけではなく、見てそれでどのように自分のものにするか、その人の意欲・意識、努力を含めて素養を試されているのかもしれない。4月から労働基準法の改正いわゆる働き方改革関連法が施行される。改正項目の1つに残業時間の上限があり、残業が削減されることになる。働く私たちは、限られた時間の中で現状以上の成果を生むことを期待されている。それを実現させるために、働く時間や場所、または人事制度や評価制度を変えることが先行しがちだが、システムや制度の導入はハード面にすぎず、一番重要なことはソフト面である、従業員の意識改革のように思う。勤務場所を含め働き方が自由になるという...
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挫折

将棋のフィクションを手掛けた作家が、「将棋のフィクションは二種類に分かれる。羽生善治氏をモデルとする人物が登場する作品とそうでない作品だ。」という趣旨のことを語ったことがある。平成時代における将棋の特徴の一つを言い当てていると思う。フィクションならではの特徴として、現実離れした登場人物の強さを描けるという点があるが、7冠達成などの実績を持つ羽生氏の影響力には圧倒的なものがあり、主人公が目標にするような「棋界の頂点」にいる人物を描こうとすると、どうしても羽生氏を意識せざるを得ない。一方で、そもそも羽生氏が現実離れした強さを誇っているので、中途半端な強さの人物を描くと、インパクトに欠けるという状況になっている。藤井聡太氏の出現により、この傾向には拍車がかかっていると言ってよいだろう。そんな状況の中、羽生的な人物が登場する従来型のプロの世界を描く作品ではなく、「年齢制限のあるプロ養成機関を退会した人物が、アマチュアからプロ入りを再度目指す」という作品が増えている。ドラマなら、玉木宏主演で最近まで放映されていたNHK「盤上のアルファ」、漫画なら「リボーンの棋士」。アマチュアからのプロ入りは極め...
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予祝思考

最近、弊社では予祝という言葉がプチブームとなっております。ちなみに皆様はこの言葉をご存知でしょうか。予祝とは豊作や多産を祈って、一年間の農作業や秋の豊作を模擬実演する呪術行事。農耕儀礼の一つとして行われることが多いそうです。あらかじめ期待する結果を模擬的に表現すると、そのとおりの結果が得られるという俗信にもとづいて行われてきました。『お花見』は秋の豊作を願った予祝だと言われてます。日本人は大昔から前祝いをしていたのです。ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』なども同様の類ですが、予祝をすると自分の願っている夢や願望がかなりの確率で叶うという話です。怪しい話に思われがちですが、最近、科学的に実証されているようです。なぜ、あらかじめ祝うと夢が叶うかというと、人の思考は必ず「未来が先に来る」と言われており、過去、現在、未来という時間があった場合、脳は「未来」を先に考えるそうです。「未来が先に来る」というのは、人は頭で考えた創造を基に行動する生き物だからだと言われています。つまり、全ての行動は「脳が先に未来を考えている」からできることなのです。だから自分の脳が考えたことはほぼ間違いなく達成でき...
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必勝パターンは存在しない

昨年夏に注文しておいた、長男のランドセルが家に届いた。子供と一緒に箱から出しながら無意識に、「職人さんはどういう経緯でこの仕事を選んだのか?」「何歳くらいの人?」「年収は?」などと考えてしまう自分がいた。仕事の癖といえばそれまでだが、これは少々行き過ぎかもしれないと思った。頻繁に耳にする言葉に「目的意識」というものがある。同じ様な内容で「思考は現実化」するという言葉もある。仕事をする上で発生する出来事や、入ってくる情報に漫然と触れていても、何も生み出せないし成長もない、だから目的を明確にして常にゴールを見据えろという考え方だ。この考え方自体は正しい。また、大多数の人は今より良い仕事がしたいと思っている。そのために色々な努力もしているし、もっとお客様を喜ばせたいという信念もある。しかし、目的意識を「意識」すぎて仕事に集中した結果、気が付かないうちに視野が狭くなってしまっていて、手段が目的になっていたり、思考停止状態に陥ってしまう事もあるかもしれない。とても難しい事だが、やはり必勝パターンは存在しないので、常に自分を律し、アップデートしていく厳しさを持ち続ける事が重要だ。まず、子供のランド...
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やるべき時にやるべき事を成す力

大坂なおみがテニス全豪で優勝し、世界ランキング1位になった。テニスの強さは言うまでもないが、彼女の人柄に魅力を感じる人も多いだろう。大坂はシャイなことで有名であり、スピーチも決して饒舌ではない。その中で、心から感謝や気持ちを表していることが伝わってくるのはその人柄によるものだろう。今大会の制覇という実績は、精神的成長によるものも大きいと考えられる。かつて自分の欠点を聞かれた大坂は、「自分のミスを許せないことだと思う」と答えているが、ミスした後のつらそうな表情が、最近では随分変わった。「ミスをした後に気持ちを切り替えるというよりも、目の前のことに『フォーカス』出来るようになったのだと思う」「フォーカスしようとか、自分に言い聞かせるのではなく、自然と目の前のことに集中できたのが良かったのだと思う」と本人は振り返る。いわゆるゾーンといわれる領域だ。一流同士の戦いは、紙一重の勝負だ。今回の全豪でも、苦しい状況になり、試合の流れが相手に大きく傾いた場面があった。その場面は泣きそうになる自分がいたという。『後悔してもしきれない。』その後のゲームで驚くべきことが起こった。21歳の彼女が感情をコントロ...
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通販サイトと採用ブランディング

最近何かと話題になっているファッション通販サイトで出品を停止する企業が相次いでいるという。この記事を読みながら、採用のブランディングにも同じことが言えるのではないかと感じた。その記事によると、有名アパレルメーカーが出品を停止する理由は大きく2つのようだ。1. 恒常的に行われている割引セールをはじめ、値引きによるブランド価値低下のリスク2. 自社ECサイトの成長や、百貨店ブランドも参画するハイターゲットのネット通販モール等の登場高価格帯のアパレルブランドであれば、ブランド価値の低下は死活問題である。常に値引きセールが実施されていることで、「いつも安売りしているブランド」というイメージとなり、高級感があるから、ハイブランドだから、着たい・欲しいという意識が薄れ、価値がなくなり、そしてブランドのファンは離れていく。ケースとしてよく例えられるのが、GAPの事例だ。店舗でも頻繁に値引きセールをしているのをよく見かけるが、いつ行ってもセールをしているため、「安っぽいブランド」としての印象が今や定着してしまっているように思う。ブランド価値の低下だけが問題ではないと思うが、客離れの結果、本国のアメリカ...