未分類 知人と孤独
内閣府が行っている国際比較調査で、日本の高齢者の約3割が「親しい友人がいない」と回答しており、調査国4カ国(日本・米国・ドイツ・スウェーデン)の中では最も多かったという記事を目にした。※調査は、昨年12月〜今年1月に60歳以上を対象として、約5千人が回答している(うち日本人1367人)新型コロナウイルスによる自粛生活が続く中での調査期間だったこともあって、人間関係についてより敏感な時期だったことも結果に現れていそうだ。「なんだか寂しい状況だなぁ」と思いながら記事を読みすすめると、調査の設問では、「家族以外で相談や世話をしたり・されたりする親しい友人がいるか」という問いかけであった様子。・・・えっと、相談したり・されたりはあるとして、世話をしたり・されたりするような友人は自分もいないかもデス・・。真面目に考えはじめると結構悩ましい。そもそも「友人」という言葉の定義も人によってばらつきがある。今回の調査では、「世話したり・されたり」の関係とされているので、かなり限定的なシチュエーションをイメージしてしまうが個人的な見解として、他国よりも日本人の方が友人を細かくカテゴライズして捉えているよう...