ルール化

求人票

求人票は、多くの方が、ご覧になったことがあると思います。人材紹介会社では、求職者様に、求人をご案内するとき、求人票を、提示します。弊社でも、もちろん作成しておりますが、これが、実に、奥の深い代物です。まず、字数制限があります。求人票の表面には、事業内容の欄と、会社特徴の欄がありますが、それぞれ、制限字数が2,000字となっています。企業様から伺った、こんな点も、あんな魅力も、盛り込みたい……と思っているうちに、制限字数を超えてしまうことは、珍しくありません。そのため、内容を削らずに、字数を削るため、頭を悩ませることになります。また、それぞれの欄に関して、横80字×縦38行という制約もあります。いたずらに情報を詰め込んで、良い求人票になるかというと、決してそんなことはありません。上記のスペースに収めながら、読みやすくするため、適度に、空白や改行も入れ、箇条書き等も使う必要があります。ある音楽評論家は、モーツァルトを例に挙げて、「真の芸術家は、制約を逆手に取って、名作を生み出す」と言ったそうですが、もちろん、私のような凡人には、遠い世界の話です。なんとか、企業様から伺った話や、調べたことを...
ルール化

材を持って財を成す

つい先日、塾講師をしていた時代に勉強を教えていた当時の生徒だった方から、Facebookを通じて連絡がありました。頭のキレも良く、もともと勤勉な姿勢と意欲を持ち合わせていたことから、あっさりと有名大学に決まり、労せず学生生活に突入した生徒でした。その生徒からの質問で思い出したことといえば、授業中に「こんな事を知って何になるのか?」という純粋な質問でした。生徒に対しては大学に合格するため、という答えで良いのですが本質的な回答になっていないと感じていたことを思い出しました。知性や教養といったものは知ったからといってどうなるものでもない。ましてや、大学合格を果たした後であれば、得たものは水に流すというこの国において、一過性の知識などは何の役にも立たない。そう思えてしまうのかもしれません。ただ、自分の中では「知識(学術的なこと以外においても)は生きるために必要なことではない」という定義があります。「知識というのは豊かになるために必要なことである」と考えています。最低限度の生活を営む程度であれば、そんなに知識は必要ないでしょうし、むしろ知らない方が純粋に楽しめることが多いような気もします。教養は...
キャリアについて

思わなければ何も始まらない

今週末から、いよいよブラジルワールドカップが始まる。オリンピックをしのぐ世界最大のスポーツイベントであるサッカーの祭典を前に、日本でもお祭り気分が高まっている。一説では経済効果として2兆円などとも言われているが、それはさておき、1998年以降日本は連続でワールドカップに出場しているので、4年ごとの恒例行事と言っていいくらい、一般的に定着したイベントになったと思う。私個人的には、ホスト国でもあり過去の自国開催時の敗北の呪縛から解き放たれたいとするブラジルに優勝してほしいと思っているし、それが大多数の思う順当なシナリオだと思う。もちろん、日本も応援してはいるが、そのレベルとしては「できる限り頑張ってほしい」というのが実際のところだ。ちなみに、とある調査によればブラジルの優勝オッズは4倍で出場国中1位、対して日本は126倍とのこと。スポーツの中では比較的番狂わせが起きやすいと言われるサッカーにおいても、さすがに現時点で日本の優勝を本気で応援している人はほとんどいないのではないだろうか。時にサッカーは、戦術・戦略という文脈で語られるときに、ビジネスの世界と重ね合わせられることがある。サッカーは...
キャリアについて

バナナときな粉

この4月から娘が保育園に行き始めた。最初は泣いていたらしいが、もう慣れたようで楽しく通っている。行き始めてすぐに保育園から言われたのが、食べられる食材が少ないこと。食べてもまずそうな顔をして「ぺーっ」としている。食べたことがあるけれど食べられなかった食材を克服しようと、妻がいろいろと試行錯誤していた。バナナも食べなかったし、きな粉も食べなかった。でもどうやって思いついたのか知らないが、その2つを組み合わせて食べさせてみたところ。なんとぱくぱく食べているではないか。単品ではダメだったのに…。恐らく、バナナは青臭いし、きな粉はまったりしすぎていたのだろう。でも、2つを組み合わせることで、娘にとっては美味しい一品となったらしい。青臭さとまったり感、その両者のとんがった部分、個性のある部分がお互いに消し合うでもなく、調和したのだ。陰陽の☯図のようである。このハーモニーは人間関係にも当てはまると思う。結婚はまさにその典型である。一生を共に過ごすわけだから、調和がないと続かない、かといって同調ばかりでは学びもない。「バナナ」と「きな粉」の関係でないと続かないのではないか。私は妻の戦略的思考に支えら...
キャリアについて

開花の先を見据えて

厳しい寒さに耐え、やっとのことで膨らんだ蕾から咲いた途端に、春の嵐が薄紅色の花びらを散らしていった感のある今年の桜だが、同時に新年度が始まって、世の中にも蕾から花を咲かせようと、意気込む若者の姿が目立つようになった。経団連の自主ルールに基づき、4月1日から個別の採用面接が解禁になり、2015年春に卒業する学生達が志望企業での内定を夢見て、時に地方からか、重そうなスーツケースを必死に引いて、スマホの地図を確認しながら、きょろきょろ辺りを見回している姿を見ると、心のなかでエールを送ると共に、本当に自分にあった企業に入社出来る人はどのくらいいるのかなと、感傷深くもなってしまう。メディアでも報じられているが、直接話を聞いてみても、どうやら今年は「当たり年」とのことで、膨らみ始めた景気回復への期待とともに企業側の採用意欲はかなり高いらしい。某大手就活サイトは前年度に比べて、掲載企業数が1.5倍になったとのことで、ある程度の規模の企業は、団塊世代の退職に伴う実需と、景況感からの先行きへの投資の側面で採用数を増やしているのだろう。また別の大手就活サイトでは、膨大なエントリー数を煽り、就活生をむやみに...
出来事

増税と中途採用動向

消費税が8%に上がるということで、増税前に細々とした買いだめと今考えると不必要だったのではと思う衝動買いもしてしまいました。直前にミネラルウォーターをネットで購入したのですが、届いたのが今週末という増税後の買い物となってしまったものも・・。増税後の週末に銀座へ買い物に行くと、増税後の反動なのでしょう、高級ブランド店でショッピングを楽しむ人は疎らでした。また、イトーヨーカ堂などの大型量販店もお客さんはいるものの、カゴの中身が少量の人が目立ったように思います。このまま国民が支出を控え続けたら景気はどうなるのだろう・・と少々不安になりますが、実際、今後の消費の行方を左右する肝心の現金給与総額はほとんど伸びておらず、大手自動車メーカーなどではベースアップをしていますが、多くの経営陣はこの景気の行き先を慎重にみているようです。中途採用市場では、2020年オリンピック需要や復興需要などによる建築・不動産などの業界では人材不足が課題となっていますが、弊社が特化している食品・化粧品を含めた消費財業界においては、増員傾向にあると見ているものの、設備投資や研究開発への投資、増税後の価格転嫁を抑えるためのコ...
感動したこと

女性の皆様(妻含む)から学ぶこと

もうすぐ1歳半になる我が家の息子について、先日私と妻との間でちょっとした意見の食い違いが生じました。簡単に言えば、「教育について親が何かアクションを起こすタイミングはいつぐらいからが妥当なのか?」というテーマでした。わりとのんびり構えている私はしばらく先でいいのではないかと話したのですが、妻は今からでも何かできることがないか、そう考えていた様です。この4月から保育園に預けることがようやく決定して妻も職場復帰することもあり、今のうちに話し合えること、考えられることについて整理しておきたいという気持ちがそうさせているように思えました。妊娠してから実際の出産、そしてこれまで1年半の子育てに集中してきた子供中心の生活から仕事に復帰することの不安と期待感、さらに子育てとの両立などを現実的に考えると、少し焦りにも似た感覚があるのだと思います。特に私は生活が不規則であり、平日はほとんど子育てらしい子育てに参加していないのが現状としてあるため、事実上戦力外としての扱いを受けております。そんな状況で自分が仕事に復帰したら子供のことはどうなってしまうのか、妻としては当然の不安感だと思います。やはり、仕事と...
出来事

神田川

「あなたはもう忘れたかしら……」の歌詞で有名な、神田川。東京在住の方にはおなじみだと思うが、その神田川沿いの土手の上に、御茶ノ水という駅がある。ふと、幼い日のことを思い出した。朝早く、父と二人で郊外の自宅から出てきて、東京西部の奥多摩までハイキングに行ったことがあった。そのときに、乗り換えたのがこの駅だった。その日も、あたりに霧が立ち込めていた。今回、同じようなシチュエーションを経験したことで、ふと昔を思い出したのだろう。最近他界した父は、物静かな人だった。寡黙な昭和のお父さんというイメージの人だった。今だから言えるが、私の幼いときは、非常に近よりがたく、昔は、父に怒られるのが恐くて仕方がなかった。しかし、振り返ってみると、仕事で疲れていて、休みたいはずの土日に、何度も私を遠くに連れていってくれたこと自体、家族に対する父の思いの現れだと思うようになった。自分自身、一歳半の息子を持つ身になり、休みの日はどこに連れていこうかと、最近あれこれ考えるようになった。そんな中、より一層父のことに思いをめぐらすようになった。昔を振り返ると、父が厳格な人だったということもあり、父と共に過ごした時間が、...
ルール化

ガラパゴス携帯!?いやガラパゴス経済です!

リストラと聞くとネガティブなイメージがつくかもしれません。実際、人員整理・解雇ということが真っ先に頭に浮かびますし、そのようにすることを「リストラ」という代名詞にしてきた国です。そもそも、リストラというのは「リストラクチャリング」の略語であり、人員削減・解雇だけを指すのではないということは一般的な解釈でしょう。ただ、今までは終身雇用という名目上、余程のことがない限りリストラクチャリングは行いませんでしたし、時代の成長力も相まって何とか切り抜けてきた為、事業整理なども必要なかったのかもしれません。外資系企業や国内系大手企業が事業整理の名のもとに、人員整理を始めることが必然になってきたため、企業側も終身雇用の義務から解き放たれ、まともな成長曲線を描くようになってきたように感じます。さらにこの頃は経済も良い循環になってきたと吹聴されれば、そこまで業績向上していない企業は更に焦りを感じ、足早に構造改革を半ば強制的に行おうとする擬似的な自浄作用が働くのではないかと思います。このあたりが昨今の景気が良いと言われているのに企業がリストラする理由の一つとしてあるのだと感じます。日本企業は少し経済の良い...
ルール化

四季と幹

関東でも2週にわたって大雪が降り、珍しい積雪が2週の週末で見ることができました。普段、雪かきなど行う必要がないエリアなので雪に対する対応が不慣れであり、珍しい物を見たという感動と実際に生活する上での面倒さが一緒になった週末でした。2013年は夏が盛況をきわめ、10月に入っても猛暑日が続き、すぐに冬へ入りました。秋を感じる間もなく、冬に入りました。2014年は2月の終盤で大雪の連続、さすがに春を通り越して夏が来ることはないと思いますがが、それでも大幅な気候変化が続いているように感じます。特にここ数年は気候変化が激しく、子供の時に感じた四季が乱れていると感じるようになりました。これだけ温暖化などの環境変化が叫ばれているのですから、四季が狂うのも必然な気がします。元来、四季は季節の移ろいをあらわし、それに伴い生活環境の変化が来ることを予測して生活基盤の指針となるようなものとして日本は活用していました。春が来れば、入学式や新入社員の時期、お花見などの宴も日本ならでは。夏が来れば、学校の夏季休暇に始まり、夏イベントの目白押し。秋が来れば、気温の低下を徐々に感じ、草木や花の変わりに目や鼻が敏感に反...
ルール化

目的意識を持つ大切さ

ここ数日、オリンピック中継を見ていて、寝不足が続いています・・。先週末には羽生選手が金メダルを獲得し、素晴らしい快挙でした。個人的には、高橋選手が充実した表情で滑っている姿がとても印象深く、「お疲れさまでした」という温かな想いがこみ上げて来ました。オリンピックやスポーツ番組で選手が試合前にインタビューに答え、「いつも通りやるだけです」というような内容の方が多いのに気づきます。自信があるとも取れる発言ですが、今日この日のために積み重ねてきた厳しい練習を、あとは発揮するしかない局面で言えることなのでしょう。努力した者にしか言えない一言。その時に想うのです、「自分はそれが言える程、努力をしているだろうか」と。選手のインタビューを見ていて、「私は、ただ頑張っているだけなのでは?」と自問自答するときがあります。彼らとの違いは何なんだろう・・。それは、使命感を持った目標があり、殺気が立つ程本気なことなのではないでしょうか。誰でも日々の生活で、仕事で、踏ん張って頑張っているのだと思います。ガムシャラが必要な時もありますが、「こうなりたい」という強い想い・目標を持って、思考した努力がきっと必要なんだと...
出来事

雪は豊年の瑞

東京都心は45年ぶりというまさに記録的な大雪に見まわれた先週末。日曜日は東京都知事選挙の投票日であったが、足元の悪さも相まってか、投票率は前回を18%も下回りながらも新たな都知事が誕生した。政治テーマに関わることなので結果に関して言及は控えるが、我々のようなエージェントが都知事を探すとしたら、相応しい人物像とはなんなのかを考えてみた。政治家なので、企業経営者などとは求められるテクニカルスキルもヒューマンスキルも異質のものだが、簡単な求人票を書き起こしてみる。【職務内容】課題が山積みの地方公共団体、人口1300万人の東京都のマネジメント業務全般をご担当頂きます。特に2020年開催予定の東京オリンピックの成功の為の施策や、超高齢化社会による福祉負担増、少子化という日本全体が抱える課題に対して、首都東京からの発信で現状を打破するような施策を打ち出して頂きます。・予算策定と執行・東京都政に関わる施政業務全般・国、中央官庁との折衝業務全般・各種許認可の許諾など【必須】・日本国民で満30歳以上であること【歓迎される要件】・過去に国もしくは地方公共団体にて政治活動の経験がある方・組織マネジメントに優...
出来事

プロの見立て

我が家、10年ぶりに引っ越すこととなった。結婚しても何も変えないまま、家具もパッチワーク状態、昨年長女が生まれてからはますます手狭になってきたのだ。自分の好きな家具に囲まれての生活がやっとできる!もうずっと通っている家具屋に今回お世話になることとなった。行ってはソファに座り、の繰り返し、大好きな椅子がある。それをリビングに置きたいとなり、それにダイニングにと計画を練っていた。しかし、狭くもないリビングだが、全てを希望通りにできるほどのゆとりもない。はてさて困った。あの椅子には座りたい、でも横にもなりたい、ダイニングに大きな机も欲しいけど大きなL字ソファも欲しい・・すべて叶えることは到底無理である。そこでプロにご相談である。このどうしようもない願いをどうか叶えてください!彼は、あまりに多いオプションから選択肢を狭めるよう、誘導してくれた。現場まで足を運び実際に部屋の大きさを測ってもらう。それを基に、気に入っていたソファをリビングに置くとどういう距離感・空気感になるか売り場で再現して見せてくれる。ラグとソファと机の色の組み合わせ、ソファの生地・・。私たちに意見を押し付けるでもなく、かといっ...
ルール化

生き様がにじみ出る「趣味」

突然ですが、皆さんは履歴書の趣味欄はどのように記入されていますか?エージェント経由の場合、空欄のまま提出される方も多いかと思いますが、「読書」とか「音楽鑑賞」あたりを無難に記載される方も多いのではないでしょうか。私自身もこれといったものがないため、「趣味はなんですか?」と聞かれ回答に窮することがこれまでも多々あり、何か体裁の良い趣味の一つでも持ちたいなと思う事もありました。しかしながら、趣味のある自分になりたいために趣味を探すというのもなんだか本末転倒ですし、子育てとか健康管理とか一般的な趣味としては定義しづらいものに集中されている方も多いはずですので、趣味と括ってしまうと非常に限られた方だけの話になってしまうかもしれません。ただ、最近趣味と仕事の仕方には少なからず相関関係があると思う事があります。当然、趣味を持つことで単純にプライベートの時間が充実するというのもメリットかもしれませんし、そこから広がる人脈や新しい出会いそのものに価値があるとも思いますが、そもそも趣味の世界で何かに強い関心を持ち続けてそれと関わっていく行為というのは、結局、やるも辞めるもクオリティも自分次第という世界で...
キャリアについて

先読み力

弊社では、キャリアコンサルティングの際、思考して行動することを求職者様にご提案している。現在、ビジネスパーソンは、言われたことをするだけでは不十分で、自ら自律的に組織のために何が必要か考え、実行に移す人が求められている。また、自分の業界・業種についても、経済・政治の動向や他社の動きをふまえ、次を先読みし、必要な行動を自ら取ることが必要となってくる。自分自身、上記のようなことをどこまでできているかわからないが、弊社にお越しくださる方のキャリアアップに少しでもつながればと思い、働き方のご提案をさせていただいている。ところで、以前、異業種交流会で、日経TEST千点満点という人に会った。ご存じの方もおられると思うが、ビジネスパーソンや就職を控えた学生のビジネス能力を判定するテストだ。満点の方と話すと、さすがに経済や政治の情勢について詳しく、またそれぞれの話題について、独自の意見をお持ちだった。上記のようなことを、久々にお会いした元求職者様(転職が決まって卒業された方)に話すと、ご自身も日経TESTを最近受けたとのこと。私は受験したことがないのだが、このテストには、知識(「基本知識」「実践知識」...
ルール化

おもてなし

年末年始に帰省した際、サービス業とは何かを考える機会が何度かありました。「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、良い勉強になりました。年末に親戚の結婚式があり、会場は最近できたばかりというゲストハウス風の式場でした。県内で有名なホテルチェーンが経営していることもあり、演出は素敵でしたし、お料理も、大変、美味しくいただきました。しかし、残念だったのは、実際のサービスの質でした。スタッフの方々の服装や髪形がピシッとしていなかったり、お茶がぬるかったり、写真撮影の為に、氷点下の寒空の下で何十分も待たせられたのですが、寒いことへの配慮がなかったり等、些細なことの積み重ねです。マニュアル、もしくは予め決められたことは出来ていても、もう少し、従業員の意識が高ければと残念に思いました。結局のところ、「今日というお客様にとって大切な晴れの日を最高な想いで過ごして欲しい」という決意とその想いから自ずと顧客目線での言動や行動となり、最高のサービスが成り立つのだと改めて感じさせられました。サービス業とは難しいもので、一人ひとりの意識が全てです。また、その意識を持って行動するように指導することは非常に難し...
出来事

サクラサク

大学の通知に使われている(使われていた?!)、いわゆる「合格」の代わり言葉です。その反対が「サクラチル」のようであり、「不合格」よりも少しくだけた表現になっているようです。今回は暦の並びが珍しく9日間の連休となったので、過ごし方の選択肢は例年よりも多かったのではないでしょうか。Uターン、海外旅行含めて行動的になったご家庭は多かったようです。少し元気のない日本でしたので、アベノミクス後の大型連休で経済が回るような契機が来て、法人・個人・自治体も賑やかな連休だったようです。経済的にもサクラサク現象が起きたことは非常に喜ばしいことです。年の瀬にアベノミクスという追い風が出てきたことで年末年始は大盤振る舞いをされた方も多かったようです。皆さん大いにリラックスした分、今度は仕事に精進できそうです。と言いたいところですが、良く耳にするのは仕事始めが億劫であるという内容です。仕事は楽しいことばかりではありませんが、総じて楽しまなければ億劫になるだけです。仕事が億劫というのは、ひとえに仕事がサクラチル状態になっているからではないかと感じ得ます。個々人の苦手分野を徹底的に見つめて、自らを立て直し・奮い立...
出来事

不確実性の時代に働く

師も走る12月。あっという間に1年が過ぎ去ったことを感じながら、時折、今年がどんな1年だったかを振り返る機会も多くある。スラングに近い用語であった「ブラック企業」という言葉は、今年1年で広く一般に認知をされ、企業のイメージを表現する際にブラックかブラックではないかは、1つの基準とまでなっている。また、「ブラック企業」というネガティブな認定をしようという動きもある中で、働きやすい「ホワイト企業」という言葉を広げるような動きも、厚生労働省や一部の有識者の中から声も上がっている。非常にセンシティブな問題だがブラック企業の定義というのはなんなのだろうか。様々な評論家や、有識者、経営者が意見を述べていることなので、ここでは細かい定義は控えておくが、やはりその企業で働く人が労働力を搾取されていると、感じるならばそれはブラック企業なのかも知れない。「ブラック企業」という言葉がこれほどまでに世間に広まっていったのは、終身雇用モデルの崩壊と相まって、自分の今のまたは将来の就労環境に、どことない不安を感じる人が増えているからであろう。また、会社を俯瞰的に見て、他社と比較できるような環境が整ってきたというこ...
キャリアについて

雨が降ってきちんと固まる関係か?

先日、私の住んでいるマンション階で不審者が侵入したため、警察の方が来て住民から事情を聴いて回っているのを見かけました。割と治安は良いエリアであり、めったにこういう騒ぎは起こらないため、周辺の住人の方も皆不安な面持ちで状況を見守っていました。最終的には大きな事件に発展しなかったのでよかったのですが、最近は今までの常識を超えた犯罪も起こっているので、防犯意識を高めるきっかけになりました。実は、それにも増して印象的だったのは、普段はほとんど顔を合わせることもなく、深い付き合いをしていないご近所さん同士ですが、こういう事件が起こると一気に連帯感が高まるという点でした。私のマンションは築年数が40年くらいのマンションなので昔から住んでいる方も多いのですが、それゆえに住民全体が高齢化している状況もあり、あまり接点を持つことがないのが現状です。そのため、一度もお会いしたことがないご近所さんというのも実際には多くて、この出来事で初めてどんな人が住んでいるのかを知ったという家がいくつかあったくらいです。そのような状況なのですが、一人暮らしのご老人には「何か困ったことがあったらすぐにうちのベルを鳴らしてく...
出来事

人を気遣う心の余裕

知人のお子さんが入院しているため、時々、お見舞いに行くことがある。その病棟は、長期入院している患者さんが多く、人生模様が垣間見え、考えさせられることが多い。入院が長引くと、心の余裕を保つのは容易なことではないようで、また、入院したばかりの患者さんは、現実をなかなか受け入れられず、動転していることもある。私もそうでした、と知人は笑って話すが、私がもし同じ境遇だったら、この人のように、笑って話せるだろうか、と考えさせられた。そんな中、印象的だったのは、隣の病室にいた、ある夫婦の会話だ。奥様は、生んだばかりのお子様が、手術の必要な状態になり、すこし精神的に動転していた。旦那様は、西洋の方で、辛抱強く奥様をなだめ、奥様や医者の話を深く聴き、次第に奥様の様子も穏やかになっていった。外国の方だが、日本語で話し、まるで禅僧のような面持ちで、日本文化に適応しようとしておられる様子が感じられた。そんな様子を見て思った。人を気遣うのは、心の余裕なのだと。一生懸命やっているがうまくいかない、という悩みを転職者の方から聞くことは多い。私もそうだったし、今もそういうことがある。そんなとき、私は、一生懸命やってい...
出来事

継続・・・・好きであること、楽しむこと

最近、学生時代に熱中していたバドミントンを改めて趣味で始めることとなった。社内で同様に学生時代、真剣に打ち込んでいた同僚と何となく始めてみようかという程度であったのだが、久しぶりにやってみると「部活」とは違ってかなり楽しめるものであった。「道具」から入る私はラケット、シューズ等も揃え、今では平日の夜1日、土曜日のお昼に1日、週に二日、汗を流すようになった。コートが会社の近くなので、土曜日面談希望のお客様などにも対応が出来るようになり、ON/OFF充実した日々を送っている。そもそも大した技術を持ってなかったのですが、下手なりに楽しんでいますし、勘を取り戻しつつあることと、上達することに手応えを感じています。自分なりに何故、楽しめるのかを分析してみたところ理由は下記3点にあると思われる。①そもそもゲーム自体が楽しい⇒ゲームを繰り返すことで技術面、メンタル面、戦略思考が高まること。自らの能力が高まることが実感出来て嬉しい。②ダイエット?⇒スポーツジムでの単純な動きよりも、ゲーム性があることにより長時間楽しみながら行える。③共通の趣味を持った新しい出会いがある⇒昔私と同じように部活、サークルで...
ルール化

一流 その3

一流になるというのは早々簡単なものではありません。「言うは易く行うは難し」の通りです。一昔前では、一流と称されていたホテルが偽装食品という事例が連発しています。見せかけの応対だけ「一流」とあっても、本質が二流以下では話になりません。画竜点睛を欠くというよりも、見かけ倒しという印象です。一流になるというのは前述の通り、非常に難しいと思いますが、実は毎日の小さな積み重ねが一流の第一歩なのであると感じています。イチロー選手も一流野球選手ですが、何が一流であるかというと「毎日欠かさないトレーニング」です。ビジネスマンの一流とは、どの様な像なのかを一生懸命考えてみると、計算が早い、金儲けが上手、絵空事を公明正大に言う、などなどの要件ではないのです。毎日していること、人が喜ぶこと、当たり前のこと、が行動原則として幹にあることではないかと感じます。人間は怠惰な生き物です、上記の行動原則を行うには必ず必要な意識があります。それは「気をはって、周囲を見渡し、自分が出来ること」を常に行うという意識です。そして何よりも「誠実であり続けること」だと思います。これが難しい!キレイ事ばかりが通用する世の中ではあり...
ルール化

日常の中の非日常的なできごと

今やインターネット広告市場は約8700億円の市場となり、スマートフォンの普及も手伝って拡大基調にあるそうです。消費者一人ひとりの購買行動を分析し、届けたいターゲットにピンポイントに情報を届けるOnetoOneマーケティングという言葉も当たり前のようになりましたよね。そんな中、今日弊社のビル前を「チン・ドン・チン・ドン・チン・ドンドン♪」とチンドン屋らしき音が聞こえて来ました。思わず同僚と一緒に窓を開け、音がする方を見降ろすと、カラフルな衣装をまとった3人のチンドン屋さんが「おいしいよ~、おいしいよ♪」と言いながら、周囲の通行人にビラを配りながら最近新しく恵比寿に出来たもんじゃ屋さんの宣伝をしていました。何となく懐かしさを漂わせるアナログな広告活動にも魅力を感じましたが、宣伝カーと似た「注目」が集まる広告手法に「ほぅ」と興味を覚えました。「何故、人々が注目するのだろうか」とふと考えてみると、「非日常的」であるからだとシンプルな答えに行きつきました。チンドン屋の話しから私の連想は続くのですが、、非日常とは日常を意識しなければ、見えてこないものでもあると思います。例えば、昨日の朝は咲いていな...
キャリアについて

自信とたてがみ

先日、NHKの番組でアフリカのライオン特集をやっていた。サバンナで生き抜く「百獣の王」と讃えられているライオンの厳しい成長の過程を描いていた。番組の中で興味深かったのが、どのような雄ライオンがモテるのかという実験があった。実は成長した雄ライオンは、1歳半程で群れを追い出され、その後、サバンナを放浪し2-3年後に何処かの群れを奪いそこを自分の群れとするという。その際に魅力的な雄は、群れの雌ライオンから受け入れられることが出来るのだが、雌ライオンに取って果たして、魅力的な雄ライオンの要素とはなんなのかというのを明らかにするという。その秘密はたてがみにあるという。ライオンのたてがみは、王者の象徴として古くから人間の儀式などにも取り入れられてきた、強さの象徴だ。あのたてがみが黒ければ黒い程、雌に取って魅力的な雄ライオンに映るという。では、どうすればたてがみが黒くなるのだろうか。これはアンドロゲンという男性ホルモンの働きによるものと考えられていて、この分泌が活発になればなるほど、黒っぽくたてがみが変質していくらしい。そして、アンドロゲンという男性ホルモンは、戦いや障害に打ち勝ち、自分に自信が湧い...
ルール化

ペーパードライバー

東京に住んでいる限り自動車を所有する必要はないと考えていた私だが、最近考え方に変化が生じている。その理由は単純に子供ができたためだ。1歳になった子供を外に連れ出す際、電車での移動がメインとなるがどうしても長距離は難しい。バスもしかり。タクシーはやはり非現実的だ。とすると、自家用車ということになるのだが、私はいわゆるペーパードライバーであり、できれば乗らなくて済むようにこの十数年過ごしてきた。そんな私がレンタカーを借りて何とか運転に慣れようと努力をしている。子供が生まれなければ考えもしなかっただろう(運転は今でも怖いが…)。運転免許があっても自動車を持たない人の理由は様々だと思うが、私の場合は事故を起こす危険性と維持費を支払った上で得られるメリットが少ないと感じていたことによる。しかし、子供が生まれ、メリット・デメリットの判断軸そのものに変化が生じ、それまでは存在しなかった選択肢が加わった。実際、動機はともあれ、慣れれば慣れるほど運転は楽しくなるものであり、もっと前から乗っておけば良かったという後悔の念すらある。何かのきっかけで思考や選択肢に広がりが生まれ、行動が変化する事はよくあるかも...