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現場感覚

今、農業が熱い。政府の政策やTPPの影響もあって、新聞を読むと、農業関連の記事を目にしない日がないほどだ。弊社は設立以来、「一般消費財業界とマーケティングリサーチ業界に専門性を持った人材紹介会社」として事業を運営してきたが、皆様のご支援のおかげで、生活に身近な一般消費財(食品・日用品等)の「素材・原料」や、食品を生み出す「農業」の分野も、太い柱に育ってきている。この分野で難しい点の一つは、情報が取りにくいことだ。街中のお店で求人企業様の製品を手に取れるわけではないため、イメージが付きづらい。情報量が多いわけでもない。そんな中で、私が指針にしている先人の教えが二つある。一つは、情報のプロである諜報機関でさえ、必要な情報の大半を、公開情報の中に見出しているということだ。「出来る限りの努力をして調べれば、思ったよりもずっと多くのことが分かる」ということだと私は考えている。それでも分からないことが出てきた場合は、人に教えを乞うことにしている。私が指針にしているもう一つの言葉は、「その業界に身を置いていないと、分からないことが多くある」。当該分野に従事している人に話を聞くと、新鮮に感じることばか...
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有効求人倍率について考える。

先日、有効求人倍率が1.21倍となり23年ぶりに高水準をマークしたとの発表があった。有効求人倍率は、ぜひ産業別の数値も見て参考にして欲しい。有効求人倍率が高い業種は、建設・医療や福祉、外食などの業界で、人が集まりにくく、人手不足が続く業界での求人が多いのが実態。その他の業界では微増にとどまっている。尚、飲料や化成品の業界は前年対比でマイナスを示している。転職希望者数も増えているという一部の発表もあるが、実際に転職市場で働く私の見解では、転職を希望している人は増えているが、転職活動を本格的にしている人はそれほど多くないと思う。転職を考えることで自らのキャリアや働き方を見直すことはいいことだが、何となくではなく熟考するなど、転職は慎重であって良いと思う。一方、人があまり動かないということは、人を採りたい企業側は採用に苦戦することになる。リーマンショック後は、中途採用自体が少なかったため、採用企業は非常に厳しく人材を見極め、厳選した採用を行ってきた。しかし、一般的に景気が良くなると、これまで厳選採用していた企業も売り手市場による焦りから採用基準を緩和する動きとなる。恐れる事態はその後にある。...
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コア☆レア

原材料、価格以上の価値を生みだすことに、各社必死になっている。「コト消費」や「価値消費」など付加価値を売りものにする商品が市場を席巻している。しかし、取ってつけたような商品やサービスも多く、こぞって取り組むため「差別化」のための戦略が「同一化」しつつある。そんな2015年、「レアもの」に焦点を当てることでヒントを見つけ出す。レアものとは「珍しい、めったに手に入らないもの」などの意味の表現や「稀少性が高くめったに発見できないもの」を指す語と定義されている。高度経済成長を経て、バブルが弾け、すべてが出揃った飽和状態を超えて、この「レア」という言葉が注目されたのは必然ではないだろうか。社会の発展と共に必要なものは全て揃った時、「安かろう悪かろう」のように、高ければ正義のような価値観は崩れ始め、「量から質」へ転換した社会状況の中で当然のように現れたのである。ビンテージデニムのブームを皮切りに様々な価値が生まれてから30年近く経過するが、「レア」という言葉は確実に市民権を得ているように見える。数千円のジーンズが何十万円の価格に高騰したが我々は素直に「価値」として受け入れていたのである。ではなぜ「...
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コアはまず、マズろわない

「マズローの欲求階級」とは人の欲求は5段階のピラミッド状に構成されていて、下階級の欲求が充たされると、次の階級の欲求に移行するというものです。第一階級「生理的欲求」は、生きていくための本能的な欲求(食欲、睡眠欲など)で、この欲求を充たせれば、次の第二階級「安全欲求」を求めます。「安全欲求」とは、危機(狙われている、病魔におかされている)を回避したい、安全・安心な暮らしがしたいという欲求です。「安全欲求」を充たすと第三階級「社会的欲求」(集団に属したい)を求めます。この欲求が満たされない時、人は孤独や社会的不安を感じます。そして次に第四階級「承認欲求」(認めて欲しい)という欲求が出てきます。そして、最後に第五階級「自己実現欲求」(夢をかなえたい、成りたい自分になりたい)の欲求が発生します。しかし人間は理性を持った生き物であり、そこが他の種との違いであると考えます。認められたい、甲子園に行きたいがために、毎日夜素振りをする高校球児がいます。スタイルを維持しようと食べたいモノを我慢し、トレーニングマシーンを購入する者もいます。ボクサーを始め様々なアスリートは節制によりコンディションを整え、夢...
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案ずるより

卒業して十数年になる学校の同級生から、電話があった。家庭を持ち、働きながら一児の母をしているその同級生は、忙しいはず。彼女から連絡をもらうのは久しぶりだった。話を聞くと、以下のような相談だった。彼女には、在学中、同じクラスで近くの席だったが、親しくなれなかった男の子がいたとのこと。その男の子は、私と彼女の共通の知人なのだが、仲良くなりたいので、会う場を作ってくれないかとのことだった。それで、彼と接点の比較的ある私に電話してきたらしい。彼女は、以前から個性豊かな人だったが、相変わらず面白い人だなあと私は思った。彼女が仲良くなりたいという男性の性格を考えると、場合によっては難しいかもしれないと思ったが、彼に連絡を取ると、意外にも、快く引き受けてくれた。今度、三人で久々に会うことになっている。以上のようなことが最近あったが、公私共に学ぶべきことが多いと思った。仕事でも、私生活でも、人との距離を縮めないといけないことはある。それがなかなか出来ずに悩んでいる人は、私に限らず、少なからずいるのではないだろうか。案ずるより産むが易しというが、相手の懐に思い切って飛び込んでみると、今回のように、道が拓...