オーバーワーク

近年、日本の職場は「ホワイト化!?」が進んでいる。
「働き方改革関連法案」「パワハラ防止法」などの法律が施行された。
さらには、コロナ禍でテレワークが拡大したことによって、数十年前にくらべると
ビジネスマンにとっての就業環境はずいぶんと改善されたと言われている。

しかし、多くの方のホワイト化の半面、その反動で負荷が多くなっている人がいるとも聞く。
というのは、経営サイドは働きやすさという環境を与える代わりに、見合った成果を求めるからだ。
その結果、会社が知り得ない「隠れオーバーワーク」に悩む人も多い。
オーバーワークに悩んでいる人の多くは、能力の差はあったとしても
会社からの期待に応えたいという想いは強いように思われる。
そして、がむしゃらに成果を追い求めた結果、勤務時間内に終える自身のキャパシティを越えて、
深夜や休日に仕事をし続けるというループから抜け出すことができなくなっている。
会社の期待に応えるのは当然のことだが、自身への過度な負担は自滅の一途をたどる。

一方で、マイペースで仕事に取り組む人もいる。
一定のペースで仕事をこなすので、突発的な対応等が増えるとその分の時間が
どんどん加算されていく。自身の作業ペースが基準になっており、
予定していた仕事以外のものが増えれば増える程、時間が経過し、
仕事をした気になっている。悲劇のヒーロー、ヒロインパターンという見方もできる。
更には、見えないところで誰かがフォローをすることになり、周りのメンバーへの業務負荷にも
影響を及ぼしている可能性が高い。

自身の能力や理想の状態を考えることなく、相手の期待に応えることに集中し過ぎることや、
マイペースで働く人の存在は自分にのみならず、他の人の体力消耗を招く事につながる。
オーバーワークから抜け出すためには、自分の力量を把握し、そのベンチマークと
日々戦っていくことが大事だ。
同じような仕事を1分、1秒でもリードタイムを縮めることで自分自身がアップデートされていく。

翻って、自分自身をジャッジすると悲劇のマイペース人材の傾向があるかもしれない。
まだまだ処理能力、判断するスピードが遅く、周囲のメンバーに助けてもらって成立しているからだ。
自分の理想の状態をより具体的に思い描き、取り組むべきタスクやマネジメント方法を見直すことで、
独りよがりのオーバーワークから脱したいと思う。

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