休日の過ごし方

先日、大学時代の友人達とプロ野球のデーゲームを観戦する機会がありました。
梅雨入りが遅れていたこともあり、雲のない青空の中、
日射しが突き刺さす痛みを感じながらも、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

観戦した試合は「交流戦」といって、セ・リーグとパ・リーグが対戦する、
この時期にしか見ることができない貴重な試合です。
対戦カードは、北海道の食品メーカー様球団vs在京の乳酸菌飲料メーカー様球団でした。
(職務上、そう呼ばせてください)

試合開始の1時間半前、開門と同時に球場に入り試合前の練習風景に視線は釘付け、
木製バットがボールを弾く乾いた音が心地よく、思わず聞きいってしまいました
客席は満員御礼で、ファンの人達が各々のチームユニフォームを着ながら、
動かすタオルのウエーブと、上下に揺れるビニール傘の花畑、
そして灼熱の中、色とりどりの制服で一生懸命走り回るビールの売り子さん達。
何と言っても、そこで飲むビールがうまい。何とも言えない幸せな気分になりました。

私は、小学生から大学生まで野球を続けていたこともあり、
就職してからも、時には草野球でプレーをしたり、野球観戦に行くなど、
さまざまな形で野球に関わることが当たり前の人生でした。
しかし、少し前までは仕事が忙しい事や身体の疲れを言い訳にして、
野球をすることも見に行くことも遠ざかっていたように思います。

その頃の休日の過ごし方は、仕事の為の体力温存や、疲労回復の為の睡眠、
事務作業を片付ける為の休日出勤など、休みでも仕事の事が頭から離れず、
心も身体もリフレッシュできない悪循環を生んでいたように思います。

二年前に転職し、現職に入りました。
転職した時は「転職者の人生をよりハッピーなものにしたい!」という気持ちでしたが、
この仕事をする様になって一番変化したのは、自分自身かもしれません。

企業様と求職者様の間に立ち、中には緊張感の漂う交渉事も多い仕事ゆえに、
以前よりも相当にハードな内容だと思うのですが、
「誰かのために」を一番に考えた優先順位のつけ方、時間の使い方ができる分、
自分自身でコントロールできているという実感、何よりもお客様に喜んでいただける
満足感と達成感の高揚も相まって、仕事からもエネルギーをもらえています。

「ただ環境を変えるだけじゃなくて、自分も変わる」
これは、転職希望者の方にも強くお伝えしている弊社のメッセージなのですが、
私自身がそれを体現できている事に気づき、それを非常に誇らしく感じる事が出来た、
とても幸せな野球観戦イベントでした。

肝心の試合の結果はといいますと、乳酸菌メーカー様球団が6対3で勝利しました!
どちらの球団も素晴らしい試合をありがとうございました。

コメント